図書館(言語)'s recommendations

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1.平成の新語・流行語辞典
米川 明彦‖著
東京堂出版 2019.7
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平成の31年間に生まれた新語、流行語、約1,400語が収録されている辞典です。言葉が生まれた年もしくは、流行した年ごとにまとまっていて、平成の歴史を感じながら見ることができます。例えば平成元年に出てくる「24時間戦えますか」CMから流行した言葉ですが、今では懐かしさを感じる言葉となっています。また、「爆睡」「チェックを入れる」といった言葉も平成元年頃に出てきた若者ことばとして紹介されています。今では、よく耳にする言葉が、30年前に出てきたばかりの言葉だったことにも驚きました。時代の移り変わりとともに、言葉は変化していくということを感じる辞典でした。
平成の31年間に生まれた新語、流行語、約1,400語が収録されている辞典です。言...

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2.ことばのトリセツ
インターナショナル新書 040 黒川 伊保子‖著
集英社インターナショナル 集英社(発売) 2019.6
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著者は、人工知能学者、人工知能の研究開発に携わっている。「妻のトリセツ」の著者であると聞くと、トリセツは上手なんだと期待できる。この本は、言葉と感性と物理と文学と日常が入り混じって、難しいのに読み進み日常のへーっと思わせる興味深い事実が語られている。読者を逃がさない文章である。例えば、赤ちゃんが母乳を飲むときの口腔形で発するのが、Mという子音。赤ちゃんが最も発音しやすい言葉だ。世界の母親がM音で呼ばれていることも偶然ではないだろう。返事でも「はい」、「はい、はい」、3回の「はい、はい、はい」。同じ「はい」だが私たちは感性でそれを使い分ける。言葉とイメージを感性というならAIにその感性ができるだろうか?それができなければAI社会はストレスがある社会になる。そんなAIが作れるのか・・。第1章で五感の正体 第2章でことばのトリセツ、第3章で感性ネーミングの法則の構成。第2章のことばのトリセツでは、日常会話に使う言葉の面白い法則性など興味深い。「いい男は女にヤ行を与える」「D音を多用すると人生が止まる・ソダネーのコントラスト効果」「オでほめる?アでほめる?」などなど。最新先端の研究者が歴史をさかのぼり、さまざまな方面にアンテナをめぐらし日常生活における言葉に注目し考察をしている。新書版185ページという気軽さと内容の面白さに、喫茶店で珈琲とともに読書したい本である。
著者は、人工知能学者、人工知能の研究開発に携わっている。「妻のトリセツ」の著者で...

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3.1日3分脳とのどを鍛える音読落語
山口 謠司‖著 柳家 三三‖監修
幻冬舎 2019.3
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私は、若い頃から落語が大好きでした。本格的に習ったわけでもないし、テレビで聞くことがなにより楽しみでした。この音読落語という本は落語の楽しさを知るだけでなく、声にだして読むことによって老化を防ぐ効果もあるそうです。ひとつの落語の噺が3分程度で読めるようになっています。
名文を声に出し音読しながら、落語を楽しめる。
楽しみながら、脳と、のどを鍛えることができそうです。        
私は、若い頃から落語が大好きでした。本格的に習ったわけでもないし、テレビで聞くこ...

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4.手紙とはがきの書き出しと結び
例文を書き写すだけ! すぐ使える!心に残る!手紙とマナー 主婦の友社‖編
主婦の友社 2012.9
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お礼やお見舞い、更に、伝えづらい断りや督促などを手紙にしたためようと思っても書き慣れていないと億劫ではありませんか。こちらの本はそんな時に助けてくれる1冊です。伝えたい内容に応じて、書き出し文例を選び、伝えたいことを書き、結びの文例を選んだら書き上がります。手紙とはがきの書き方をおさらいしながら、季節のあいさつとともに相手の心に寄り添うお便りを書くのにぴったりな本です。
お礼やお見舞い、更に、伝えづらい断りや督促などを手紙にしたためようと思っても書き...

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5.ことばハンター
国語辞典はこうつくる 生きかた 33 飯間 浩明‖著
ポプラ社 2019.1
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国語辞典は、どうやって作るんだろう。
国語辞典を作る人は一日中、本やテレビ、インターネット、家から外に出て行うワードハンティングをして、新しいことばはないか、自分の知らないことばはないか、注意深く多くのことばを集めています。
三省堂で国語辞典を作る仕事をしている著者の飯間さんは、小さいころから本好きで中・高・大学の時には、辞書オタクと言われるほどいろいろな辞書をに親しみ、同年代の人より多くのことばを知っていたそうです。
学校で勉強するものばかりでなく、「がち」「めっちゃ」「はんぱない」など、みんなが使うようになった新しいことばも国語辞典にのっています。最初出版されたころより、現在のものは、新たに加えられたことばが多く、見比べるのも楽しい発見があると思います。
国語辞典は、どうやって作るんだろう。国語辞典を作る人は一日中、本やテレビ、インタ...

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6.かなり気になる日本語
SB新書 461 厚切りジェイソン‖著
SBクリエイティブ 2019.1
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「Why Japanese people!?」
このフレーズをテレビで耳にした方も多いのではないでしょうか。
普段当たり前のように使っている日本語の、改めて考えてみるとおかしいところを突っ込むネタでブレークした、著者である厚切りジェイソンさんが多用するフレーズです。この本はそんな著者が日頃感じている、日本人や日本語の「Why?」について書かれたものとなっています。
言葉の語源などをたどりますが堅苦しい書き方はされておらず、ひとつひとつの内容が簡潔にまとめられているので、隙間時間に読むのもおすすめ出来る一冊です。当たり前のように使っている言葉を見直してみる機会になるかも。
「Why Japanese people!?」このフレーズをテレビで耳にした方も...

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7.古文単語キャラ図鑑
かなり役立つ! 岡本 梨奈‖著
新星出版社 2019.1
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もののあはれにいとおかし…古文の授業でそういえばやったなぁなんて遠い記憶が蘇ってきたこちらの本。古文の単語がキャラクターになっていて、意味がイメージがしやすくなっています。ただ、キャラクターだけでなく、単語の解説や現代語で書かれた例文などが載っているので、単語も覚えやすいのではないだろうかと思います。私も「まめまめし」くもう一度古文を勉強してみようかなと少し思いました。すぐ「うつろふ」かもしれませんが…
もののあはれにいとおかし…古文の授業でそういえばやったなぁなんて遠い記憶が蘇って...

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8.県別方言感覚表現辞典
真田 信治‖編 友定 賢治‖編
東京堂出版 2018.8
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全国で使われている感覚を表す方言辞典で、地域の特徴や県民性を垣間見ることができます。
味覚では、おいしい、にがい。嗅覚では、こうばしい、こげくさい。触覚では、あたたかい、じめじめするなど、72の項目ごとに、共通の文を各都道府県の表現にして列記しています。
また、感覚を表すオノマトペをまとめ、語釈、補足説明も記載されています。
山梨の方言で、くすぐったいことを「ももっちー」と表現しますが、他県では、どのような言い方をしているのかなあなど・・・見比べることもできますよ。
「うじゃめく」「きゃっきゃがくる」「わたみーちゃん」など豊富な方言があり、きいたことのない言葉もなんとなくわかるような。
当館にも甲州弁の達人は何人かいますが、同じ県でも違う表現もあったりと勉強になりました。言葉っておもしろいですね。
全国で使われている感覚を表す方言辞典で、地域の特徴や県民性を垣間見ることができま...

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9.わかる!できる!新・おやこ手話じてん
全国早期支援研究協議会‖編
東邦出版 2018.8
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これから手話の基本を学ぼうとしている人たちには、かわいいイラストも付いていて、子どもから大人まで楽しく手話を覚えることができる事典です。
例えば、「校長先生」を手話で表現すると「学校」という手話と「長い」という手話を組み合わせて「校長先生」になるなど、こちらのじてんには手話表現のイラストばかりではなく、ちゃんと意味も載っているのでイメージがつかみ易い内容になっています。
きこえない、きこえにくい子どもの90%は、きこえる人の家庭に生まれるのだそうです。本書の所々に載っている、とある家庭の手話を通したおやこの心暖まるエピソードなども見どころの一つです。
これから手話の基本を学ぼうとしている人たちには、かわいいイラストも付いていて、子...

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10.旧字源
旧漢字でわかる漢字のなりたち 青木 逸平‖著
瀬谷出版 2018.9
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この本は旧字体から漢字の成り立ち、字の持つ意味が紹介されています。例えば「医」の旧字体「醫」にはまじないの声の擬声語の意味を持つ字と、医療で使われていた薬草酒などから酒の字が加えられて「醫」の字になったそうです。言葉それぞれの持つ意味を知ることができます。
言葉って面白い。
いまでは使わない旧漢字ですが、今いちど見直してみると教養のひとつになります。
この本は旧字体から漢字の成り立ち、字の持つ意味が紹介されています。例えば「医」の...
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