図書館(文学・作家評論・古典)のおすすめ一覧

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1. から揚げの秘密
ひぐまのキッチン 中公文庫 い129-2 石井 睦美‖著
中央公論新社 2019.6
図書館(文学・作家評論・古典) の評価:
主人公の”ひぐま”こと「樋口まりあ」が勤務する食品商社には立派なキッチンがあり、秘書のまりあは、このキッチンで社長の来客におもてなし料理を出します。料理を通じて、人と関わりながら成長するまりあを応援するとともに、「食」を中心とした心温まるお話に、お腹を”ぐぅ~”っと鳴らしながら一気に読みました。
主人公の”ひぐま”こと「樋口まりあ」が勤務する食品商社には立派なキッチンがあり、...

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2. 羽田圭介、クルマを買う。
羽田 圭介‖著
集英社 2019.7
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著者が車を選び、購入するまでを書いたエッセイ。ディーラーを渡り歩き、試乗し、妥協を許さず、しかしディーラーへの気配りは忘れない姿勢はテレビのドキュメント番組で目にした羽田氏そのままです。担当したディーラーさんはかなりめんどくさかったのでは?と思うほどこだわりが強いのですが、そこがこの人の良さなのではないでしょうか。購入した後に駐車場を決めるまでも書かれていますが、そのくだりもかなり面白いです。自分が車を買うときの参考にしてみてはいかがでしょうか?
著者が車を選び、購入するまでを書いたエッセイ。ディーラーを渡り歩き、試乗し、妥協...

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3. 神楽坂0丁目あやかし学校の先生になりました [1]
双葉文庫 く-22-06 桑野 和明‖著
双葉社 2019.4
図書館(文学・作家評論・古典) の評価:
小さい頃保健室の先生に憧れて、養護教諭の免許を取得した如月由那は、現実の厳しさに直面していました。養護教諭として就職できず、看護師のバイトをして生計を立てる日々を過ごします。ある日、怪我をした猫を手当てをします。その三日後に養護教諭にならないかと誘われ、学校を見に行ってみると、そこはあやかしたちが通う学校でした。不安に思いながらもあやかしたちの学校の教師になってみることを決めた由那は、あやかしたちが引き起こすちょっとした事件に、慌てながらも先生らしく対応していきます。新米先生とあやかしの生徒たちがお互いのことを知ろうと学んでいき、一緒に成長していくところが面白いです。先生の仕事とは何か、あやかしという全く未知の生徒たちを教えていく由那と一緒に、楽しみながら考えることができる本だと思います。
小さい頃保健室の先生に憧れて、養護教諭の免許を取得した如月由那は、現実の厳しさに...

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4. ショートショートドロップス
新井 素子‖編
キノブックス 2019.1
図書館(文学・作家評論・古典) の評価:
ショートショートとは、短編小説よりももっと短い、アイデアがステキでそれを活かした印象的な結末のある物語。SFやユーモア小説、ミステリなどジャンルもさまざまで、最後の一行でアッと驚くような結末を迎えたり、なるほどね、とにやにや唸ったりする作品に出合えると、とっても楽しいです。この本は、自身も数多くのショートショートを手掛けている作家の新井素子さんが編集をつとめた、女性作家の作品だけを集めたショートショート集です。人気作家の宮部みゆきさんをはじめ、三浦しをんさん、恩田陸さん、辻村深月さんなどが書いた15編が収録されています。何味が出てくるのか振って出さないとわからない、ドロップ缶のように色とりどりの素敵な本が楽しめます。
ショートショートとは、短編小説よりももっと短い、アイデアがステキでそれを活かした...

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5. ばぁばの巻き寿司
佐藤 剛史‖作 curognac‖絵
書肆侃侃房 2018.8
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食べ物をテーマにした短編集。

お子さんのいる家庭では「家読」(うちどく…家庭読書の略語で家族ふれあい読書を意味し、家族みんなで読書をすることで家族のコミュニケーションを深めることを目的にした読書運動)におすすめの1冊です。

作中で描かれるのは、家族との思い出や絆です。登場する「巻き寿司」や「ハンバーグ」、「チャーハン」といったごくありふれた料理が存在感を発揮しています。子どもの頃に食べた思い出の味、お正月や節分、お月見、冬至など、年中行事の際に決まって食べたあの味、家族団らんの懐かしい食事風景など、誰の胸にも食べ物に関する記憶がありますよね。みなさん自身の特別な食べ物を思い出すかもしれません。
食べ物をテーマにした短編集。お子さんのいる家庭では「家読」(うちどく…家庭読書の...

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6. 死ぬまでに一度は訪ねたい東京の文学館
増山 かおり‖著
エクスナレッジ 2018.11
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本が好きな方の中には、図書館や書店、文学館という場所も好きだという方が多いのではないでしょうか。
こちらは東京にある”文学館”にスポットを当てたガイドブックですが、フルカラーの写真や分かりやすい地図、物販情報なども詳細にわかりやすく書かれており、実際に文学館へと足を運ぶのにうってつけのお供です。
タイトル通り、死ぬまでに一度は行ってみたいと思わせる館内の写真が盛りだくさんでした。
本が好きな方の中には、図書館や書店、文学館という場所も好きだという方が多いのでは...

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7. 洗濯(クリーニング)屋三十次郎
野中 ともそ‖著
光文社 2018.8
図書館(文学・作家評論・古典) の評価:
染み抜きと共に人生を歩んできたベテラン長門と、ぼんやりした少し頼りない店長の三十次郎が繰り広げるクリーニング屋さんが舞台のお仕事小説です。
染み抜きが関わるちょっとした謎解きがあったり、染み抜きやアイロンについての専門知識が出てきたりするので、飽きることなくサクサク読むことができます。真面目な長門と能天気な三十次郎のコンビをお楽しみください。
染み抜きと共に人生を歩んできたベテラン長門と、ぼんやりした少し頼りない店長の三十...

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8. じわじわ気になるほぼ100字の小説 [1]
その先には何が!? その先には何が!? 北野 勇作‖著
キノブックス 2018.8
図書館(文学・作家評論・古典) の評価:
100字前後で表現された130話の短編ですが、この小説に答えはありません。読み手の私たちが抽象的な表現から想像を広げていく必要があります。
とても詩的で不可思議で、1話読むごとに結果を知りたい欲求が押し寄せてきます。
あっという間に読めますが、長く余韻が残ります。この不思議な感覚をぜひ体験してください。
100字前後で表現された130話の短編ですが、この小説に答えはありません。読み手...

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9. 童話作家のおかしな毎日
富安 陽子‖作
偕成社 2018.10
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絵本『まゆとおに』などで有名な童話作家、富安陽子さんの自選エッセイ集。
映画のように出来すぎな両親の出会い、運動会の前日に雨乞いをした少女時代、自分で物語を書こうと思うきっかけとなった本のことなど……この本を読めば、富安陽子さんのことがすべてわかると言っても過言ではありません。事実は小説より奇なり、という言葉がピッタリな内容に、驚いたり笑ったりしながら楽しく読めるエッセイ集です。
絵本『まゆとおに』などで有名な童話作家、富安陽子さんの自選エッセイ集。映画のよう...
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