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図書館(歴史・地理)'s recommendations
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1.親子で学ぶお金と経済の図鑑
まなびのずかん 子どものための「お金と経済」プロジェクト‖著
技術評論社 2019.5
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2024年度には新貨幣がでることで話題ですね。最近は電子マネーや仮想通貨の流通など、様々な形態の通貨が出てきました。この本では、お金の誕生から始まり、どうしてお金が使えるのか、保険、金融機関とは?など、お金と経済にまつわる話が親子で学べるように、イラストを豊富に使いながら、わかりやすく説明しています。経済なんて、難しくて……と敬遠している方も、改めて学ぶきっかけになると思います。
2024年度には新貨幣がでることで話題ですね。最近は電子マネーや仮想通貨の流通な...
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2.日本文学気まま旅
その先の小さな名所へ 浅見 和彦‖著
三省堂 2018.12
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例えば、日本近代詩の父と称される萩原朔太郎。様々な人生経験を経て帰郷した詩人の目に映る前橋の大渡橋は「無限に悲しき橋」と映ったようです。さて、現在の大渡橋は 自分の目にはどのように映るのか?ぜひ確かめてみたくなりました。地域文化論についても提唱している中世日本文学の研究者、浅見和彦氏の書いた日本47都道府県の隠れた「小さな名所」めぐり。それぞれの名所とともに古典の原文や訳文をおりまぜた、新しい世界が広がりそうな感性豊かな一冊です。
例えば、日本近代詩の父と称される萩原朔太郎。様々な人生経験を経て帰郷した詩人の目...
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3.承久の乱
「武士の世」到来の契機となった大乱の謎 洋泉社MOOK
洋泉社 2019.6
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承久の乱という名前を知っていても、どのような内容でどのような争いがあったのかまで詳細に話せる方は少ないかと思います。この本では承久の乱についてのみを徹底的に掘り下げ、人物相関図による人間関係の複雑さから、その時代における悩みや争いの原因になる事柄などを簡潔にまとめ上げています。同時に、専門用語を多用しながらも注釈や簡単な言葉での言い換えを行っているので、初めて学ぼうと手にする方にこそ良い一冊だと感じます。史実資料と実際の現場や物の写真もフルカラーで掲載しており、視覚的にも分かりやすく、また承久の乱について本を書かれている作家へのインタビューも掲載しているので、大ボリュームで学べます。
承久の乱という名前を知っていても、どのような内容でどのような争いがあったのかまで...
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4.不思議MAPS
世界びっくりミステリー 竹花 秀春‖訳 尾崎 憲和‖編集 葛西 陽子‖編集
日経ナショナルジオグラフィック社 日経BPマーケティング(発売) 2019.1
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世界には謎めいた噂や目撃談が数多く存在します。この本には古代人が作り上げた謎の石像、不気味な言い伝えや現象、都市伝説…だけでなく、自然界が作り上げた不思議な地形や生き物、世界のユニークな仕事や建物、人気の観光スポット、童話や小説など物語の舞台になった場所、世界のジェスイチャーの違いこなど幅広い「不思議」が紹介されています。空想や伝説だけでなく、実在する謎に満ちた世界を見やすくまとめた一冊です。さて、あなたはこの本に載っている不思議をいくつ知っているでしょうか?
世界には謎めいた噂や目撃談が数多く存在します。この本には古代人が作り上げた謎の石...
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5.中国歴史読本
古えより、絶えることなく発展し、受け継がれ、今日に至る中華五千年の文明史 中国社会科学院歴史研究所「簡明中国歴史読本」編纂グループ‖編 谷口 建速‖訳
科学出版社東京 2018.5
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中国の五千年以上の歴史が一冊の本で簡単にわかります。全十一章で構成されていますが各時代ごとに章がわかれていて読みやすいです。中でも面白いと思ったのが堯舜時代にはすでに天象を観察して暦を作る専門家がいて、夏王時代(前2070年~前1600年頃)には日食が起きたという記録が残っているというところです。私たちにとって遥か遠い時代、更には国も違う人々が、今と同じように星に関心があったとなると少しだけ身近に感じられるような気がします。これこそ歴史のロマンです!
中国の五千年以上の歴史が一冊の本で簡単にわかります。全十一章で構成されていますが...
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6.ときを紡ぐ 上
昔話をもとめて 小澤 俊夫‖著
小澤昔ばなし研究所 2017.5
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昔話研究家の小澤俊夫さんの自伝。
満州で生まれ育った小澤さんが見てきた当時の満州の様子がありありと伝わってきます。
その中に、少年であった著者がみた日本兵の姿や、中国の人々とのふれあいが描かれていき、率直にそのときに見て感じたことが描かれます。
今までの歴史の教科書からはうかがいしれない満州の様子は、戦争をしらない私にはとても衝撃的であらたな事実を知った気がします。
また著者の父である山梨出身の小澤開作さんがどのように満州を生き抜いたか、ひとりの日本人男性の信念の強さも感じ取ることができます。
激動の時代を生き抜いた小澤家の家族が、いかに文化を愛し、人々を愛してきたかがわかる1冊です。早く下巻もよまなくては。
小澤俊夫さんの弟さんは、指揮者で有名な小澤征爾さんですが、俊夫さん自身も音楽に秀でられ、家族で音楽を愛し接してきたという環境がよくわかります。
歴史という観点だけではなく、戦争の中の生活を描きだし、その後の昭和人の意思を持った生き方に感動しました。
昔話研究家の小澤俊夫さんの自伝。満州で生まれ育った小澤さんが見てきた当時の満州の...
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7.国旗と国章図鑑
最新版 苅安 望‖著
世界文化社 2018.12
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日本には国章がないということをご存知ですか?
国章がない国は意外と珍しく、なんと日本とフランスだけです。日本のパスポートには菊の紋章がついていますが、菊花紋章は皇室紋章であり、国章ではないのだそうです(しかも、パスポートと、皇室の菊花紋章は異なるのだとか!詳しくはぜひ本をご覧になってください)。
こちらの本の特徴は、国旗と国章の変遷を、過去に使用された期間と一緒に掲載して、解説しているところです。また、ほとんどの国を1ページ以上使って紹介しているため、大きな図柄で確認することもできます。国章は複雑な図柄が多く、その分意味も多く含まれます。解説は簡潔で分かりやすく、年代問わず楽しめる本だと思いました。
日本には国章がないということをご存知ですか?国章がない国は意外と珍しく、なんと日...
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8.明治維新の「噓」を見破るブックガイド
田中 聡‖著
河出書房新社 2018.11
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明治維新の嘘を見破る…衝撃的なタイトルの本ですが、ただ単に明治維新の歴史観を否定する本のブックガイドではありません。現在、出版されている「明治維新」の新しい考えを論じた本を紹介していきます。吉田松陰は、見方を変えれば、長州人の中でも、過激な若者だった…?「幕府」という言葉が使われるようになったのは安政年間から?など、明治維新の新しい考えが書かれている一冊に出会えるかもしれません。私の中の明治維新のイメージとは全然異なったところもあり、視点を変えてみると日本の歴史に対して視野が広がります。
本の楽しみとはこういうことかもしれませんね。
明治維新の嘘を見破る…衝撃的なタイトルの本ですが、ただ単に明治維新の歴史観を否定...
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9.古墳のひみつ
見かた・楽しみかたがわかる本 古代遺跡めぐり超入門 古代浪漫探究会‖著
メイツ出版 2018.10
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全国の古墳を紹介しつつ、埋葬された装飾品、埴輪なども載っておりとても興味深い一冊。
私たちが教科書で学んだ前方後円墳。
このことについても詳細にふれている。埋葬者は、後円部の墳頂と呼ばれる部分にいて、前方で祭祀を行うこの古墳は、世界に類例のない、日本オリジナルのものとされる。また、古墳にまつわるミステリーも掲載。
奥深い「古墳」を学ぶことで、古代の魅力のとりこになるかも。
全国の古墳を紹介しつつ、埋葬された装飾品、埴輪なども載っておりとても興味深い一冊...
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10.400字で読むあらすじ日本史
宝島社新書 511 小和田 哲男‖監修
宝島社 2018.9
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なんと!
この本は、400字、原稿用紙1枚分で時代ごとに日本史を学ぶことができます。
「旧石器~古墳時代」から始まり、「昭和~平成時代」「天皇陛下譲位」といった現代に至るまで、歴史の重要ポイントが400字のあらすじとしてまとめられています。もう少し詳しく知るためのキーワードやコラムもあります。
少ない時間を使って、自分の知識を高めることが可能です。
このあらすじから興味を持った部分から、図書館の歴史の棚から深く調べていくのはいかがでしょうか?
なんと!この本は、400字、原稿用紙1枚分で時代ごとに日本史を学ぶことができます...
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