トップ
甲斐市立図書館
ログアウト
ログイン
レビュー一覧 (204件)
あめんぼうさんの投稿レビュー/東温市立図書館
投稿順
評価順
図書
(7人)
121. 聖者が街にやって来た
宇佐美 まこと‖著
幻冬舎 2018.12
あめんぼう さんの評価:
個人的に、今まで読んだこの作者の本の中で一番つまらなかった。
何か全てがこじつけのような気がする。
花を使った殺人事件にしたい。
自分の好きなミュージカル、音楽を織り込みたい。
そして、オシャレで少し心温まる感じにしたい。
それがあってストーリーを作った感じで、何か違和感があったし、私には響くものがなかった。
連続殺人事件が起きる。
その殺人の共通点は死体には全て花が添えられていたという事。
この物語の主人公はその殺人事件の起きた界隈に住む、親が花屋を営む女子高生。
彼女の母親の幼馴染で事件を追う刑事、周辺の、夜の仕事をしている人々によって構成されていて、市民ミュージカルに参加し、一生懸命に生きている女子高生の様子が描かれている。
話の途中で主人公が恋する、頭がいいけど性悪な男子高校生の事が描かれているけど、彼の存在って必要だったのか?と思ったし、他の登場人物にしても存在感が薄いな・・・と思った。
それは、こう、という形ありきで書いているからだと思う。
この人の本にしては珍しく、読み味が軽くて明るいな・・・と思ったら結末に、らしいな・・・と思う真相が描かれていた。
だけど、それも何か上滑りな感じがしたし、読んでいる間も退屈だった。
個人的に、今まで読んだこの作者の本の中で一番つまらなかった。何か全てがこじつけの...
図書
貸出可能
(10人)
122. 肖像彫刻家
篠田 節子‖著
新潮社 2019.3
あめんぼう さんの評価:
中々面白かった。
今までに読んだ事のない発想の話で新鮮だった。
私が今まで読んだ篠田節子さんの本のイメージとはちょっと違っていて、軽くコミカルな雰囲気で書かれた本で読みやすかった。
主人公は売れない彫刻家の男性。
彼は何年もイタリアで彫刻の修行をして日本に帰国、工房を立ち上げるも、仕事の依頼は来ない。
暇をもてあまし作成した彫刻は近所の人にもらわれてー。
その後、寺から開祖の像を造ってほしいと依頼が入る。
その像を造る依頼の影にはある事情があってー。
そして、その開祖の像が動くという噂が立つようになる。
さらに、姉の依頼で造った両親の像も同じく、ケンカをするようになる。
それが噂になり、依頼が入るようになるが、それらの像もしゃべったり、動いたりするようになってー。
この本の1話目を読んで、短編小説だと思った。
それくらい1話はそれだけで独立して成立している。
それが読み進めるにつれて、カラーが変ってきたので、もしかしたらこの本はこういう内容にするはずじゃなかったのかも・・・と思った。
読んでいて思ったのは、この国で芸術家として、それだけで食べていくのは容易じゃないという事。
この主人公のように、自称彫刻家じゃない、ちゃんと基礎も下地も実力もある人ですら、有名でない内は厳しい。
彫刻が動いたりするという奇怪な現象により、注目されるようになったけど、それがなかったらどうなってたかー。
最後に、オチとして最初の話に登場した彫刻が出てくるかな?と思ったらそうじゃなくてちょっと肩すかしだった。
中々面白かった。今までに読んだ事のない発想の話で新鮮だった。私が今まで読んだ篠田...
図書
貸出可能
(8人)
123. 山怪 3
山人が語る不思議な話 田中 康弘‖著
山と溪谷社 2018.9
あめんぼう さんの評価:
今回印象的だったのは、山で最も恐いものは?という話。
それは本の最初、「はじめに」で語られている。
山人に山で一番恐いものは何かと尋ねると多くの人が一番怖いのは人間だと言う。
しかも、生きている人間。
それは山人じゃない、たまに里山を歩く私と全く同意見だったので「へぇ~」と思った。
さらに、その後に続く言葉にひきつけられた。
山に女性が一人でいるのを見ると怖いのだと言う・・・。
それは正に私じゃないか・・・と思った。
だけど、こちらからすれば、山に一人で歩いている時に男性に会うというのは現実的な身の危険を感じる訳で、山人が怖いと思う女性の100倍は男性の方が怖いと私は思っている。
だけど、確かに「いないはずの所に人がいるのは怖い」だろうと想像するので、そういう所で人に会った時は危険な人でないと分かれば、お互いバツが悪い思いをしないようにさりげなく気を使ってはいる。
この本にはそういう話が載っている。(「奥山の女性」という話)
そして、例の如く狐やタヌキに化かされた話、火の玉の話なんかが載っている。
ここで紹介された話は、あとがきで作者が書いてあるように、有名な山で起きる怪異とか、肝試しに行った人間が遭遇する恐怖とかそういったものではない。
そういうのもあるかもな~というさりげないもので、実際に山に行っている者とすれば説明のつかないちょっとした不思議はあるのが当たり前のような気がする。
今回印象的だったのは、山で最も恐いものは?という話。それは本の最初、「はじめに」...
図書
貸出可能
(7人)
124. W県警の悲劇
葉真中 顕‖著
徳間書店 2019.1
あめんぼう さんの評価:
w県警を舞台にした連作短編集。
最初の話は面白く、後半にいくにつれて失速感を感じた。
どの話も女性刑事(中には刑事どころか、女性?というのもあるけど)が主人公となっている。
「洞の奥」
刑事の先輩としても、父親としても尊敬していた父を亡くした女性。
父親は山で転落死していた。
はたして事故死か、事件性があるのかー。
「交換日記」
小学生の少女の無残な死体が見つかる。
少女は交換日記をしていた事が分かるが、それは事件と関係があるのか、w県警の女性刑事が探っていく。
「ガサ入れの朝」
先輩刑事に憧れを抱く千春。
彼と千春はある事がきっかけで疎遠になっていたが、とある事件のガサ入れでまた一緒に仕事をする事となる。
「私の戦い」
痴漢事件が起きる。
被害者の女子高生は痴漢にあったと言うが、犯人と名指しされた男はやってないと黙秘を貫く。
「破戒」
神父が寝たきりの自分の父親を殺すという事件が起きる。
その事件を担当するのは神父と以前交流のあった女性刑事。
「消えた少女」
遠足時に小学生の少女が行方不明になるという事件が起きる。
後に彼女は親から虐待されていた事が判明するが、それが事件と関係するのかー。
事件を担当するのは最初の話に登場した女性幹部、そして女性刑事。
疑問に思ったのは何でタイトルもそうだし、中で使われている言葉にもw県警としているのかという事。
別に県名を出してもいいんじゃないかと思うけど、wの悲劇とかけてーという事なのかな?
別にそういうの、いらないと思うんだけど・・・。
それは私の考えが浅薄という事で、話の内容が「wの悲劇」とリンクしているのかもしれない。
その話の内容というのは、大体の話において、読者の思いこみを利用しているという事。
巧みに「こう思う」というのを利用して結末は「そうだったのか」となっている。
それと本の内容というか、イメージとこの本の表紙が合ってないと思った。
表紙だけ見ると若い人向けというイメージだけど、私のような年齢の人間が読んでも面白く読める本だった。
w県警を舞台にした連作短編集。最初の話は面白く、後半にいくにつれて失速感を感じた...
図書
貸出可能
(2人)
125. あなただけじゃないんです
瀬戸内 寂聴‖著
自由国民社 2017.7
あめんぼう さんの評価:
瀬戸内寂聴さんの人生相談本。
私は実は瀬戸内寂聴さんの本を読んだのは初めて。
どうにも女の業の深い人、ドロドロした情念の持ち主、という先入観があり、本を手に取る気になれなかった。
でもテレビに出られている瀬戸内寂聴さんを見ると、無邪気で可愛らしい女性という印象。
そして、皆に愛されている。
その理由はこの本を読んで分かったような気になった。
とにかく読んでいて心が救われる本だった。
それは、最初の質問
「近所の奥さんたちのおしゃべりは考えるだけで憂鬱です」
というお悩みに対して、
まず最初に、
「自分に自信を持ってください。私は、あなたのような人が好きです」
と最初に書かれていた。
そこから心をつかまれた。
まず、自分の悩みを認めてくれる。
そして、だけど、こうした方がいいよ、という風に答えてくれる。
こういう風に返してくれると素直にその人の言葉が入ってくるよな・・・と思った。
また、僧侶だからと言って正しい事、清らかな事ばかり書いてある訳でもなく、例えば、離婚した際、慰謝料はもらった方がいいとか、浮気したダンナと今離婚するのは損だとか、本当に俗っぽい事も書いてあって、だから入ってくるというのがあった。
この本で一番印象的だったのは、
「あえて苦しいほうを選ぶ必要はありません」という言葉。
普通、こういう本では迷った時は苦しい方を選べ、とあるけれど、この本では普通の生活を送る人はいかにもこっちへ行ったら苦しいと思うほうは選ばない方がいいと思う。そういう道を選ぶ方がいい人は限られていて、それは小説家、仏教家、芸術家というものだ、という考えはとても新鮮だった。
仏教に基づいた教えというのも書かれているけれど、それも瀬戸内寂聴さんの豊富な人生経験が書かれているからこそ私には「なるほど」と素直に読める所があった。
これがもし、10代、20代の人が書いた本だとしたら同じ事が書いてあっても全く心に響かなかったと思う。
人生の先輩の言葉として読める本だった。
瀬戸内寂聴さんの人生相談本。私は実は瀬戸内寂聴さんの本を読んだのは初めて。どうに...
貸出不可(未所蔵)
(1人)
126. 人生を整える「瞑想」の習慣
日本実業出版社 2018.10
加藤史子
あめんぼう さんの評価:
図書館で借りた本だけど、思わず本屋で買ってしまった。
この本は瞑想の仕方を丁寧に教えてくれるというよりも、瞑想を通して他の、人生を好転させるような習慣を紹介する本となっている。
そこが読んでいてワクワクして、本屋で見かけた時に思わず買ってしまった。
まず、最初に瞑想をするとこんないい事があるというのが書かれており、それを読んでいるとワクワクする。
そして、簡単な瞑想として1分間瞑想、ソーハム瞑想というのが紹介されている。
その後、瞑想とは関係ないようにも思われる瞑想が紹介されており、それは読んでいると「これはNLPの手法を用いているな」とか、ホオポノポノなんかが紹介されていたりする。
つまり、瞑想という題目で、他のスピリチュアル的なこと、心理学的な事も作者流にアレンジして紹介した本といえると思う。
それもかみ砕いた感じで、難しい事を学ぶよりもやってみようかなと思えるのがいいと思った。
私自身は10分間瞑想する、というのは気持ちいいというより苦痛で、ここに書かれているようにほんの3回深呼吸、というくらいの気持ちでやる方が続けられると思う。
図書館で借りた本だけど、思わず本屋で買ってしまった。この本は瞑想の仕方を丁寧に教...
図書
貸出可能
(3人)
127. 輝跡
柴田 よしき‖著
講談社 2010.9
あめんぼう さんの評価:
初めて読んだ作者の本。
短編小説かと思いきや、全ての話があるキーワードでつながっていた。
それは「野球」。
そして、その野球をしている、ある一人の男性がどの話にも出てくる。
この本は野球を通しての人間ドラマ、そして恋愛小説でもあると思う。
最初の話の主人公は件の男性の恋人。
彼女はプロ野球選手になる彼との別れを胸に抱いている。
次の話の主人公はプロ野球選手の追っかけをしている女性。
彼女はお目当ての選手を追っかけする内に、まだ初々しい野球選手になったばかりの男性と出会う。
そして、次の話の主人公は雑誌編集者の女性。
彼女は自分の希望とは違う野球雑誌の担当となり、その縁で「彼」と出会う。
・・・という風に、話の主人公は女性で、彼女たちから見たひとりの野球選手の男性が描かれている。
そして、話が進むにつれ、最初野球選手となったばかりの彼が憶を稼ぐプレイヤーとなり、その彼を影で支えていた女性の姿が見えてくるという形になっている。
野球というものをこういう形で描くのは面白いと思った。
ただ、いかんせん恋愛小説というのは私にとって退屈で、読み終わるまでだいぶ時間を要した。
実際は読みやすいし、野球好きの人、恋愛小説を読みたい人には向いてる本だと思う。
初めて読んだ作者の本。短編小説かと思いきや、全ての話があるキーワードでつながって...
図書
貸出可能
(23人)
128. 火のないところに煙は
芦沢 央‖著
新潮社 2018.6
あめんぼう さんの評価:
読んでいる時はそれなりに面白かったけど、読み終えてみるとどうも狐につままれたような気分になる本だった。
主人公は小説家の女性。
彼女は「小説新潮」から短編小説の依頼を受ける。
それは怪談をテーマにした特集で、依頼を受けた主人公のもとにはその後怪談話が寄せられる。
その怪談話ごとに5話と最終話に分けて描かれた本で、それぞれが同じようなパターンの形式をもっている。
まず、持ち込まれた怪談話がどういうものか描かれる。
怪異現象に悩む相談者はお祓いをしてくれる人を探す。
そして、「榊」というオカルトライターが登場。
彼はその話を検証し、怪異現象の中に人為的なものを見出す。
・・・が、時遅く依頼者は亡くなったりトラブルにみまわれる。
それに、全てが人為的なものとするとおかしな点もあって、さらに最終話では全ての話がある一つの線でつながっているという事が明らかになる。
私がこの本で面白いと思ったのは、結末どうのよりも怪異現象の発想。
最初の話は元恋人の存在に悩んでいた女性が持ち込んだ話で、その怪異現象というのが、彼女の携わった仕事のポスターに染みがある、その染みはよくよく見るとーというもので、発想が面白いと思った。
未来の出来事を今の事象だと信じる女性の話も、「なるほど」となった。
ただ、全ての物語のキーマンとなる人物がもうちょっと描かれていたら面白かったし恐くなれたのに・・・と思う。
何かちょっと物足りないし、バカされたような読後感なのはわざと狙ったものなのか、そうなってしまったのかー。
読んでいる時はそれなりに面白かったけど、読み終えてみるとどうも狐につままれたよう...
図書
貸出可能
(15人)
129. 代償
伊岡 瞬‖著
KADOKAWA 2014.3
あめんぼう さんの評価:
初めて読んだ作家の本。
冒頭、中々面白そうな話だな・・・と思ったのもつかの間、だんだん読んでいる内に違和感を感じた。
登場人物どうしのやりとりが現実味がない。
生身の人間がしているものでなく、いかにも小説の中の登場人物どうしのやりとりという感じ。
例えば、主人公の少年と親との関係ややりとりがあまりに希薄すぎる。
危機が迫っているというのに、何でそれを親に言わないの?
それはストーリーがきっちり決まっていて、先に先にストーリーを進めたいがためにその辺りは適当に流している、という印象だった。
主人公は小学校6年生の少年。
親と3人暮らしの彼には苦手な同級生の少年がいた。
裕福な暮らしをしているとは言えないその少年、達也は人の見えない所で悪い事をする、しかも早熟だという認識があったから。
やがて、彼が自分の遠縁にあたると知り、家の事情でしばらく主人公の少年宅に同居する事となる。
その間に、家が火事で焼失。
両親はその火事で亡くなってしまう。
その後、後見人となった達也の母親宅にひきとられた主人公は両親の遺した遺産を彼らに勝手に使われ、文句も言えず悲惨な生活を送る事となる。
そんな日々を送る中、彼はある一人の同級生の少年と知り合い、それがきっかけで人生を好転させる。
しかし、ある事件がきっかけとなり、仲の良かった少年、同級生の少女と疎遠になる。
その事件には達也がからんでいた。
やがて成長し、弁護士となった彼は強盗殺人をおかした達也の弁護をする事になるがー。
最初は人間のサイコ的な描写でじわじわと気持ち悪い気持ちにさせたかと思うと、後半は謎解き的な話になり、読んでいる内に印象が変わった。
サイコな人間とそれに被害を受ける人間の様子を描いていくのか、復讐劇にするのか、ミステリー小説にするのか。
どれも定まらず、中途半端な印象だった。
そして、ラストは思った通りで、あっけないな・・・のひと言。
こういうストーリーにするためには主人公を弁護士か何か権威のある職業にしなきゃいけない。
だから・・・としたようなご都合主義の展開。
どれひとつとっても物足りなかった。
だけど文章は読みやすく、ななめ読みまでにはならなかったのは良かった。
初めて読んだ作家の本。冒頭、中々面白そうな話だな・・・と思ったのもつかの間、だん...
図書
貸出可能
(7人)
130. 贖い
五十嵐 貴久‖著
双葉社 2015.6
あめんぼう さんの評価:
初めて読んだ作者の本。
中々に読み応えがあり、考えさせられる内容だった。
東京、埼玉、愛知といった別々の場所で子供が殺されるという事件が起きる。
小学生の男の子。
中学生の少女。
1歳の赤ん坊。
それぞれの殺人が起きた管轄の刑事が事件を追う中で何人かの容疑者が浮上する。
規則正しい生活を送るサラリーマン。
殺された子供の母親。
連続レイプ犯・・・。
そして、さらに捜査を進める中で容疑者は1人に絞られていくー。
こういう事を問いかける本は今までにも何冊か読んだ事があるけど、その度に答えは出ない。
正しい答えというのはある。
それは、過去にこだわらず、罪を犯した人間を許して生きていく。
というもの。
だけど、こういう話を読む度に自分にそれができるだろうか?と思う。
まず、20年以上も同じ思いを抱き続けて、着々と準備をするという事。
人間は憎しみの対象物が目の前にないと忘れてしまいがちだし、日常に目を向けていくものなのに、その逆をいくというのは相当な精神力と忍耐力があるという事だと思う。
そして、それはそれほど思いが強いという事・・・なのに、それをなくしてしまったら、むしろその人は生きる希望を失うかもしれない。
当たり前の事だけど、だから人を殺していいだの、そういう話じゃなくー。
それにしても、殺人というものもその人の人柄や生き方が表れるものだとこれを読んで思った。
誠実で人に慕われるような人柄の人が、ある意味真面目に積み上げてきた計画ー。
そして、罪の意識もなく人を貶めて間接的に殺す人間ー。
こんな風にいろいろと考えさせられる話だった。
登場人物たち、それぞれの人物像をちゃんと描いていて、まるでドラマを見ているような気持ちになる本だった。
それだけ中に入って読んでたのだと思う。
初めて読んだ作者の本。中々に読み応えがあり、考えさせられる内容だった。東京、埼玉...
<
1..
12
13
14
..21
>
(c) 甲斐市立図書館
戻る
カレンダー
お知らせ
マイページ
(7人)
幻冬舎 2018.12
貸出可能
(10人)
新潮社 2019.3
貸出可能
(8人)
山と溪谷社 2018.9
貸出可能
(7人)
徳間書店 2019.1
貸出可能
(2人)
自由国民社 2017.7
貸出不可(未所蔵)
(1人)
加藤史子
貸出可能
(3人)
講談社 2010.9
貸出可能
(23人)
新潮社 2018.6
貸出可能
(15人)
KADOKAWA 2014.3
貸出可能
(7人)
双葉社 2015.6