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贖い
双葉社 2015.6
五十嵐 貴久
∥著
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竜王図書館 <1012078802>
貸出可 / 1F棚14/913.6ア-オウ / / /913.6/イ/ / 帯出可
双葉図書館 <2811126677>
貸出可 / 一般小説913.6ア-ト / / /913.6/イ/ / 帯出可
詳細情報
ISBN
4-575-23903-4
13桁ISBN
978-4-575-23903-4
書名ヨミ
アガナイ
著者ヨミ
イガラシ タカヒサ
分類記号
913.6
価格
¥1800
出版者ヨミ
フタバシャ
大きさ
20cm
ページ数
469p
抄録
3つの「点」が繫がったとき、真実の「形」が浮かび上がる! 東京、埼玉、愛知。日を違えて起きた殺人事件。巧みに姿を隠す犯人に捜査は膠着する。だが、ひとりの捜査員は気がついた…。『小説推理』掲載を単行本化。
著者紹介
1961年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒。「リカ」でホラーサスペンス大賞を受賞してデビュー。「シャーロック・ホームズと賢者の石」で日本シャーロック・ホームズ大賞を受賞。
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(2019/02/17)
あめんぼう/東温市立図書館
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初めて読んだ作者の本。
中々に読み応えがあり、考えさせられる内容だった。
東京、埼玉、愛知といった別々の場所で子供が殺されるという事件が起きる。
小学生の男の子。
中学生の少女。
1歳の赤ん坊。
それぞれの殺人が起きた管轄の刑事が事件を追う中で何人かの容疑者が浮上する。
規則正しい生活を送るサラリーマン。
殺された子供の母親。
連続レイプ犯・・・。
そして、さらに捜査を進める中で容疑者は1人に絞られていくー。
こういう事を問いかける本は今までにも何冊か読んだ事があるけど、その度に答えは出ない。
正しい答えというのはある。
それは、過去にこだわらず、罪を犯した人間を許して生きていく。
というもの。
だけど、こういう話を読む度に自分にそれができるだろうか?と思う。
まず、20年以上も同じ思いを抱き続けて、着々と準備をするという事。
人間は憎しみの対象物が目の前にないと忘れてしまいがちだし、日常に目を向けていくものなのに、その逆をいくというのは相当な精神力と忍耐力があるという事だと思う。
そして、それはそれほど思いが強いという事・・・なのに、それをなくしてしまったら、むしろその人は生きる希望を失うかもしれない。
当たり前の事だけど、だから人を殺していいだの、そういう話じゃなくー。
それにしても、殺人というものもその人の人柄や生き方が表れるものだとこれを読んで思った。
誠実で人に慕われるような人柄の人が、ある意味真面目に積み上げてきた計画ー。
そして、罪の意識もなく人を貶めて間接的に殺す人間ー。
こんな風にいろいろと考えさせられる話だった。
登場人物たち、それぞれの人物像をちゃんと描いていて、まるでドラマを見ているような気持ちになる本だった。
それだけ中に入って読んでたのだと思う。
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貸出可 / 1F棚14/913.6ア-オウ / / /913.6/イ/ / 帯出可
双葉図書館 <2811126677>
貸出可 / 一般小説913.6ア-ト / / /913.6/イ/ / 帯出可
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あめんぼう/東温市立図書館
中々に読み応えがあり、考えさせられる内容だった。
東京、埼玉、愛知といった別々の場所で子供が殺されるという事件が起きる。
小学生の男の子。
中学生の少女。
1歳の赤ん坊。
それぞれの殺人が起きた管轄の刑事が事件を追う中で何人かの容疑者が浮上する。
規則正しい生活を送るサラリーマン。
殺された子供の母親。
連続レイプ犯・・・。
そして、さらに捜査を進める中で容疑者は1人に絞られていくー。
こういう事を問いかける本は今までにも何冊か読んだ事があるけど、その度に答えは出ない。
正しい答えというのはある。
それは、過去にこだわらず、罪を犯した人間を許して生きていく。
というもの。
だけど、こういう話を読む度に自分にそれができるだろうか?と思う。
まず、20年以上も同じ思いを抱き続けて、着々と準備をするという事。
人間は憎しみの対象物が目の前にないと忘れてしまいがちだし、日常に目を向けていくものなのに、その逆をいくというのは相当な精神力と忍耐力があるという事だと思う。
そして、それはそれほど思いが強いという事・・・なのに、それをなくしてしまったら、むしろその人は生きる希望を失うかもしれない。
当たり前の事だけど、だから人を殺していいだの、そういう話じゃなくー。
それにしても、殺人というものもその人の人柄や生き方が表れるものだとこれを読んで思った。
誠実で人に慕われるような人柄の人が、ある意味真面目に積み上げてきた計画ー。
そして、罪の意識もなく人を貶めて間接的に殺す人間ー。
こんな風にいろいろと考えさせられる話だった。
登場人物たち、それぞれの人物像をちゃんと描いていて、まるでドラマを見ているような気持ちになる本だった。
それだけ中に入って読んでたのだと思う。