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火のないところに煙は
新潮社 2018.6
芦沢 央
∥著
(23人)
蔵書数: 3冊
貸出数: 2冊
貸出可能数: 1冊
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竜王図書館 <1012322606>
貸出中 / 1F棚14/913.6ア-オウ / / /913.6/ア/ / 帯出可
敷島図書館 <411017429>
貸出可 / 一般913.6ア-コ / / /913.6/ア/ / 帯出可
双葉図書館 <2811018239>
貸出中 / 一般小説913.6ア-ト / / /913.6/ア/ / 帯出可
詳細情報
ISBN
4-10-350082-7
13桁ISBN
978-4-10-350082-7
書名ヨミ
ヒ ノ ナイ トコロ ニ ケムリ ワ
著者ヨミ
アシザワ ヨウ
分類記号
913.6
価格
¥1600
出版者ヨミ
シンチョウシャ
大きさ
20cm
ページ数
221p
内容
内容:染み お祓いを頼む女 妄言 助けてって言ったのに 誰かの怪異 禁忌
抄録
「神楽坂を舞台にした怪談」を依頼された作家の「私」は、かつての凄惨な体験を振り返り、事件を小説として発表することで情報を集めようとするが…。『小説新潮』連載に書き下ろしを加えて単行本化。
著者紹介
1984年東京都生まれ。「罪の余白」で野性時代フロンティア文学賞を受賞しデビュー。ほかの著書に「悪いものが、来ませんように」「今だけのあの子」など。
内容細目・詳細
1
内容書名
染み
内容書名ヨミ
シミ
2
内容書名
お祓いを頼む女
内容書名ヨミ
オハライ オ タノム オンナ
3
内容書名
妄言
内容書名ヨミ
モウゲン
4
内容書名
助けてって言ったのに
内容書名ヨミ
タスケテ ッテ イッタ ノニ
5
内容書名
誰かの怪異
内容書名ヨミ
ダレカ ノ カイイ
6
内容書名
禁忌
内容書名ヨミ
キンキ
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さらっとした怖さ
(2018/11/20)
るなくん/網走市立図書館
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作家に自身が経験した怪異な体験記述から発して、次々と情報が連鎖し集まってくる。おどろおどろしい表現はなくさらっとした書き方なのに、ちょっと怖い。
「霊との絆が出来てしまう。」そのくだりが特に記憶に残り怖かった。
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2019本屋大賞 9位のホラー小説
(2019/05/17)
はるちゃん/小郡市立図書館
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・染み ◎
・お祓いを頼む女 ○
・妄言 ○
・助けてって言ったのに ○
・誰かの怪異 ○
・禁忌 ○
短編連作のホラー小説。
作者の実体験を書いた『染み』が1番怖かった。
キーマンである 『どこにでもいそうな
中年女性といった風貌の占い師“神楽坂の母”』の
行方がわからないままの終わり方から
次回作が期待される。
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面白い発想
(2019/02/21)
あめんぼう/東温市立図書館
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読んでいる時はそれなりに面白かったけど、読み終えてみるとどうも狐につままれたような気分になる本だった。
主人公は小説家の女性。
彼女は「小説新潮」から短編小説の依頼を受ける。
それは怪談をテーマにした特集で、依頼を受けた主人公のもとにはその後怪談話が寄せられる。
その怪談話ごとに5話と最終話に分けて描かれた本で、それぞれが同じようなパターンの形式をもっている。
まず、持ち込まれた怪談話がどういうものか描かれる。
怪異現象に悩む相談者はお祓いをしてくれる人を探す。
そして、「榊」というオカルトライターが登場。
彼はその話を検証し、怪異現象の中に人為的なものを見出す。
・・・が、時遅く依頼者は亡くなったりトラブルにみまわれる。
それに、全てが人為的なものとするとおかしな点もあって、さらに最終話では全ての話がある一つの線でつながっているという事が明らかになる。
私がこの本で面白いと思ったのは、結末どうのよりも怪異現象の発想。
最初の話は元恋人の存在に悩んでいた女性が持ち込んだ話で、その怪異現象というのが、彼女の携わった仕事のポスターに染みがある、その染みはよくよく見るとーというもので、発想が面白いと思った。
未来の出来事を今の事象だと信じる女性の話も、「なるほど」となった。
ただ、全ての物語のキーマンとなる人物がもうちょっと描かれていたら面白かったし恐くなれたのに・・・と思う。
何かちょっと物足りないし、バカされたような読後感なのはわざと狙ったものなのか、そうなってしまったのかー。
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敷島図書館 <411017429>
貸出可 / 一般913.6ア-コ / / /913.6/ア/ / 帯出可
双葉図書館 <2811018239>
貸出中 / 一般小説913.6ア-ト / / /913.6/ア/ / 帯出可
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るなくん/網走市立図書館
「霊との絆が出来てしまう。」そのくだりが特に記憶に残り怖かった。
はるちゃん/小郡市立図書館
・お祓いを頼む女 ○
・妄言 ○
・助けてって言ったのに ○
・誰かの怪異 ○
・禁忌 ○
短編連作のホラー小説。
作者の実体験を書いた『染み』が1番怖かった。
キーマンである 『どこにでもいそうな
中年女性といった風貌の占い師“神楽坂の母”』の
行方がわからないままの終わり方から
次回作が期待される。
あめんぼう/東温市立図書館
主人公は小説家の女性。
彼女は「小説新潮」から短編小説の依頼を受ける。
それは怪談をテーマにした特集で、依頼を受けた主人公のもとにはその後怪談話が寄せられる。
その怪談話ごとに5話と最終話に分けて描かれた本で、それぞれが同じようなパターンの形式をもっている。
まず、持ち込まれた怪談話がどういうものか描かれる。
怪異現象に悩む相談者はお祓いをしてくれる人を探す。
そして、「榊」というオカルトライターが登場。
彼はその話を検証し、怪異現象の中に人為的なものを見出す。
・・・が、時遅く依頼者は亡くなったりトラブルにみまわれる。
それに、全てが人為的なものとするとおかしな点もあって、さらに最終話では全ての話がある一つの線でつながっているという事が明らかになる。
私がこの本で面白いと思ったのは、結末どうのよりも怪異現象の発想。
最初の話は元恋人の存在に悩んでいた女性が持ち込んだ話で、その怪異現象というのが、彼女の携わった仕事のポスターに染みがある、その染みはよくよく見るとーというもので、発想が面白いと思った。
未来の出来事を今の事象だと信じる女性の話も、「なるほど」となった。
ただ、全ての物語のキーマンとなる人物がもうちょっと描かれていたら面白かったし恐くなれたのに・・・と思う。
何かちょっと物足りないし、バカされたような読後感なのはわざと狙ったものなのか、そうなってしまったのかー。