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甲斐市立図書館
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レビュー一覧 (204件)
あめんぼうさんの投稿レビュー/東温市立図書館
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図書
(81人)
61. クスノキの番人
東野 圭吾‖著
実業之日本社 2020.3
あめんぼう さんの評価:
主人公はリストラにあい、その会社に窃盗を働いて刑務所に入る事になった若い男性。
そこを母親の姉だという人物が現れて、保釈金を払い刑務所行は免れる。
叔母さんはお金持ちで、グループ会社の代表を務めている。
叔母は彼に仕事を与えてくれる。
それは「クスノキの番人」という仕事。
古くて大きなクスノキに祈念をしに来る人々の対応をするーそんな仕事を任される事になる。
クスノキに祈願・・・でなく、祈念をするというのはどういう事なのか。
何も分からないまま仕事をしていく内に何となく祈念に来る人々の法則のようなものが見えてくる。
さらに、祈念に来る人々との交流を通してそれがはっきりしていく。
いい話だとは思うけど、私には特に響かなかった。
主人公はリストラにあい、その会社に窃盗を働いて刑務所に入る事になった若い男性。そ...
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貸出不可(未所蔵)
(1人)
62. 虹色の童話
KADOKAWA 2017.8
宇佐美まこと
あめんぼう さんの評価:
主人公はボランティアで民生委員をしている女性。
彼女が民生委員として定期的に訪問しているのはレインボーハイツという寂れたマンション。
3階建のそのマンションには5世帯しか入っておらず、それぞれが問題を抱えている。
1階には保育園に通ってない祖父と二人暮らしの5歳の男の子がおり、他にも赤ん坊が別れた夫とその家族に取られると怯えている女性、夫のDVに悩む主婦、妻の不倫を疑う失業中の男性、義理の娘との関係に悩む主婦が入居している。
やがて、それらの問題が表層化した時に事件が起きるー。
ページ数が少なく薄い本なのですぐに読める。
内容も中々面白かった。
主人公はボランティアで民生委員をしている女性。彼女が民生委員として定期的に訪問し...
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貸出不可(未所蔵)
(1人)
63. ストレスを操るメンタル強化術
KADOKAWA 2018.4
メンタリストDaiGo
あめんぼう さんの評価:
途中から内容が入ってこなくなったので、ざっと一通り読んでポイントを押さえるという読書をした。
私にとってはそれで問題ない本だった。
一言で言うと、心に響くというより、頭に響かせる本だと思う。
内容は大きく分けて3つ。
まず、
表題のストレスの取り扱いについて。
内向的な人が生きやすくするには。
瞑想について。
ストレスについては、
・ストレスを感じている事に気づく。
・そのストレス要因に脅かされている自分の大切なものは何かを突きとめる。
・その大切なものを守るためにストレスの利用方法を考える。
という内容だけが記憶に残った。
多分、それを無意識に自分でやってるな・・・と思ったからだと思う。
私個人の場合に置き換えると、
・毎朝、隣人のサッシの開け閉めの音でストレスを感じる。
・そのために、穏やかな朝の目覚めという普通の事が難しい。
・ならば、その音で目覚めて仕事をするという方向に行く。自宅が快適すぎる場所でない事で、仕事に行くモチベーションを持つ。
という考え方をしていて、それは脳科学的に理にかなってたんだな・・・と思った。
内向的な事に関しては、チェック項目があり、私はほとんどに当てはまり、完璧な内向型。
それに対して内向型の人はこういう時ストレスを感じやすい、対処法が書いてあった。
私にとってはそれらは不思議なくらい頭に入ってこなかった。
そして、瞑想。
やはり、瞑想はいいんだなぁ・・・という感想。
・・・という事で、この本は私にとって興味ある部分は再認識になったという本だった。
多分、私の乏しい脳力では入らないくらい、たくさんの情報量がここには入っていて、入らないからいいやとなったんだと思う。
ご自身の経験を書かれてもいるけれど、大体の内容は本に書いてあったこと、有名な大学での実験でどうの・・・で、ただの情報としてしか受け取れなかったのかもしれない。
途中から内容が入ってこなくなったので、ざっと一通り読んでポイントを押さえるという...
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図書
(37人)
64. 一橋桐子<76>の犯罪日記
原田 ひ香‖著
徳間書店 2020.11
あめんぼう さんの評価:
主人公は掃除婦として働く70代の女性。
同居していた友達が亡くなった事でそれまで二人で折半していた家賃の負担が増えてお金に困るようになる。
そんな彼女が思いついたのは何か犯罪を犯して刑務所に入ること。
刑務所に入れば三食には困らないし病気になったら誰かが看てくれる。
そんな思いで彼女はまず万引きをするがあっさりつかまる。
そして、それから偽札作り、闇金、詐欺、誘拐、殺人・・・と様々な犯罪に手をそめようとするがー。
切実な話なのにどこかおかしみを感じる話だった。
真剣に悩んで切実なのでおかしみがあるんだと思う。
まるで佐藤愛子さんの本を読んでるような気分になった。
タイトルとざっとあらすじを読んで想像したのとは全く違う内容だった。
ドタバタ劇的でありながらその根底はリアルで避けられない苦しみがあるだけに哀しい。
読後感がすごくいい。
最後はあまりにとんとん拍子にうまくいった気もするけど、正直ホッとできた。
ただ運がいいってだけでなく、主人公の女性の性格が引き寄せた良い運だと思う。
人は自分の蒔いた種をいい形でも回収できるのだなぁ・・・と思えたのが救いだった。
身につまされるリアルなストーリーの中にかすかな希望を感じられる良い本だった。
主人公は掃除婦として働く70代の女性。同居していた友達が亡くなった事でそれまで二...
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図書
貸出可能
(11人)
65. 僕の神さま
芦沢 央‖著
KADOKAWA 2020.8
あめんぼう さんの評価:
この本の主人公は11歳の小学生の男の子。
彼には「神様」と呼ぶ、クラスメートの少年がいて彼と身の回りの問題を紐解いていくという話。
「春の作り方」
主人公の少年は、亡くなった祖母が作った桜の塩漬けを落としてしまう。
それは最後のひとつで祖父が大事にしていたもの。
困った少年はクラスメートの頼りになる少年にどうしたらいいか相談する。
彼らは桜の塩漬けを再現し、うまくいったかに思えたがー。
「夏の「自由」研究」
主人公のクラスメートで絵のうまい少女がいる。
彼女はパチンコ依存症の父親がパチンコ屋に行かないようにする方法はないかと相談してきた。
「作戦会議は秋の秘密」
運動会の騎馬戦でやる気のない態度をとってクラスメートから責められる少年。
主人公の友人である「神様」はその理由をすぐに察知する。
「冬に真実は伝えない」
主人公の学校で都市伝説的な話が流行る。
それは亡くなった少女の怨念が本にとりついていて、すべて読むとあちらの世界に連れて行かれるというもの。
バカバカしい話かと思いきや、図書館の本に次々と恐ろしい書き込みが見つかってー。
「春休みの答え合わせ」
自分の事を神様と呼ぶ主人公に「神様」が語り始める。
あの時はこうだった、ああだった、という種明かし的な話。
最初の話を読み終えて、全てこんな風に小学生を主人公にして、その周囲に起きた小さな出来事を読み解いていく話、割とほのぼのした話が続くのかと思った。
すると2話目も同じ主人公、彼が神様と呼ぶ少年が登場し、今度は「殺」なんて物騒な漢字が出てくる。
個人的には最初の雰囲気で進んでいった方が良かったと思う。
途中、これは成立するのか?どうもイメージできない、というのもあった。
いくら絵がうまいと言っても布に描いたものをそれと見せかけるというのがどうも想像できなかったし、本の事もイマイチ分からなかった。
それは単に私のイメージ不足だと思う。
主な登場人物として主人公含め三人の子供が出てくるけど、一人ひとりの性格がもっと分かる場面があれば誰かを好きになれたかもな・・・と思う。
ラストのしめくくりの文、「誰かの人生を背負う事がなんてできない」
それは当たり前だろって。
まだ小学生なんだから。
と大きく突っ込んで終わった読書だった。
この本の主人公は11歳の小学生の男の子。彼には「神様」と呼ぶ、クラスメートの少年...
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図書
貸出可能
(34人)
66. 三千円の使いかた
原田 ひ香‖著
中央公論新社 2018.4
あめんぼう さんの評価:
タイトルと本の表紙から軽く読む感じの小説かと思いきや、意外(?)にも深かった。
お金について改めて考えさせられた。
物語の主人公は、ある一家の3世代の女性と、そのおばあちゃんの知り合いの男性。
彼らの話がそれぞれ描かれていて、それぞれのお金に対する考え方、意識、それを通してお金というものを考えるという話になっている。
1話目の主人公は一家で一番若い女性。
彼女はどちらかと言うと普通の金銭感覚の持ち主。
2話の主人公は1話の主人公のおばあちゃん。
夫は亡くなっており貯金が一千万あるが、将来に不安があって仕事をしようと就職活動をする。
3話目の主人公は1話の主人公の姉。
お金に対してしっかりした考えを持っており、節約、貯蓄、投資をしている堅実な女性。
4話目の主人公は、おばあちゃんの知り合いの男性。
彼はあまりお金に対しても自分の将来についても深く考えてない。
5話目の主人公は姉妹の母親。
熟年離婚が頭をかすめるが、周囲の話やお金の事を考えると・・・。
6話はこれまでの人物が全て登場する話。
1話目の主人公が普通の金銭感覚の持ち主と書いたけど、その普通というのは読む人それぞれによって違うと思う。
ちゃんとお金や将来について考え備えている人は、3話の主人公である姉が普通の感覚だと思うだろう。
私は自分がちゃんとしてないので、これを読んで身がつまされたり縮こまるような思いになった。
結末がすごく良くて読後感が良かった。
節約、節約・・・だけでなく、共感と納得のできる考えだった。
タイトルと本の表紙から軽く読む感じの小説かと思いきや、意外(?)にも深かった。お...
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図書
貸出可能
(6人)
67. フシギ
真梨 幸子‖著
KADOKAWA 2021.1
あめんぼう さんの評価:
主人公は小説家。
ヨドバシ書店という出版社からある企画の小説依頼を受ける。
それは以前主人公が住んでいた、訳あり物件のマンションMを元に小説を書いて欲しいというもの。
その後、その企画を持ち上げた編集者の女性がそのマンションで自殺をする。
そして、亡くなったはずの彼女から主人公あてにメールが届く。
1通だけでなく何通もー。
何でだろう?
読み返してみても確かに・・・と思った。
てっきり・・・と、思いこんでいた事があってしっかり騙された。
事故物件とか、生霊とか、毒親、そしていつものタワーマンション、何となく興味がそそられるキーワードが散りばめられていて、そしていつものように誤解を招くような設定をしていて、何だか分からない内に騙されていた。
そして、いつものように想像すると気持ち悪い描写。
髪の毛というのは本当に気味悪い。
想像しながら読んでいると気分が悪くなった。
それだけ巧みに描写しているんだと思う。
主人公は小説家。ヨドバシ書店という出版社からある企画の小説依頼を受ける。それは以...
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図書
(1人)
68. その果てを知らず
眉村 卓‖著
講談社 2020.10
あめんぼう さんの評価:
主人公はSF作家。
彼は癌の手術で入院中に不思議な出来事に遭遇する。
天井から不思議な物体が下りて来たり、他の人には見えない人が見えたり・・・。
やがて退院した彼は東京行きの列車の中で今までの自分の半生を回顧する。
SF作家になったいきさつ、それまでの人生、関わった人々・・・。
ずい分ととりとめない話で、読んでいるのが苦痛だった。
最初オカルトチックな話と思って面白そう・・・と思いきや、途中から現実的な話になり、また後半はとりとめない話へ・・・。
正直、ついていけなかった。
途中からは斜め読みした。
この本は新巻の所で目にして、眉村卓って懐かしいと手に取った。
と言っても、昔ブームになっていた時にこの人の本を読んだ事はなく、実際読むのはこの本が初めて。
ただ、あまりに有名なのでSF作家というのは知っていた。
だから内容が途中から宇宙がどうの、転生がどうのというのを見て、ああ、SF小説なんだな・・・と思ったし、主人公がSF作家だし、出てくる名前もあの人の事なのかな・・・という実際の人物もあった。
歳をとって死を身近に感じるようになるともっと理解できる内容なのかもしれない。
主人公はSF作家。彼は癌の手術で入院中に不思議な出来事に遭遇する。天井から不思議...
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図書
貸出可能
(7人)
69. 恋愛未満
篠田 節子‖著
光文社 2020.4
あめんぼう さんの評価:
恋愛にまつわる5話からなる短編集。
「アリス」
50代という歳以外は全て好条件の男性が恋をした。
相手は子供の頃から知っている10代の少女。
その様子を周りで見ている市民バンドのメンバー女性の視点から描いた話。
これを読んで、ちゃんとしたタイトルを忘れたけど、「男はみんな女が嫌い」のようなタイトルの本を思い出した。その本に書かれていた歳の差があるカップルはうまくいかない、何故なら一方は変わらず、一方は変化するから、という文だけずっと覚えていてそれを思い出した。恋愛をした事のない初老男性は純朴で恋愛下手で相手の気持ちが分からない。一方、女性の方はどんどん少女から大人の女性へと変化していくー。
「説教師」
1話目の登場人物たちが登場。
市民バンドの中に、若くて可愛いが説教くさい女性がいる。その女性が救助のために山に入り遭難してしまう。
その時に1話目で話の中心になった初老男性のとった行動はー。
「マドンナのテーブル」
中年の夫には学生の頃からの仲の良いグループがある。
定期的にそのグループで会食をするが、その中に一人女性がいて、主人公である妻はやきもきする。
見た目ただのオバさんで女性的魅力のないマドンナと夫との関係にイライラする主人公の気持ちが理解できた。ラスト、さりげない。
「六時間四十八分」
海外に住む娘のもとを訪れた主人公の女性。
しかし、娘はいなくて列車の待合室で何時間も待つことに。
そこで一人の男性と出会ってー。
「夜の霧の騎士」
認知症の母親と二人暮らしの女性。
彼女は自分の半生を思い起こしながら気難しい母親と暮らしている。
そんな中母親が手術をする事となり、病院のスタッフの男性と出会う。
最初、タイトルに「恋愛」とついてるだけでちょっと尻込みした。
恋愛小説は私には退屈で面白くない。
だけど、この本は恋愛小説というよりは人間ドラマを見せてくれる本だった。
主人公がどの話もある程度の歳だから共感もできた。
とても繊細でしっかりした文章で書かれていて安心して読めたし、その中にちょっとだけ恋愛感を感じられた。
最初の話、2話目と同じ登場人物だったので、他のもそうかと思ってたらそうでなく、肩すかしにあった気になった。
最初の2話と後半3話では少し話の雰囲気が変わったように思う。
恋愛にまつわる5話からなる短編集。「アリス」50代という歳以外は全て好条件の男性...
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図書
貸出可能
(2人)
70. るんびにの子供
幽BOOKS 宇佐美 まこと‖著
メディアファクトリー 2007.6
あめんぼう さんの評価:
5話からなる短編集。
「るんびにの子供」
主人公の女性は幼稚園の頃から人ならざる女の子が見える。その女の子は時々彼女の前に現れて、大人になって結婚してからも時々見られる。それは彼女の前だけでなく同居する嫌な姑の前にも現れてー。
話の内容どうこうよりも、この話の序盤の言葉に何となく惹かれた。人は子供から大人に成長する、というのが普通の考えだけど、子供はそれ自体で完結していて、大きくなるにつれて生来の能力を手放していくという考え。以前、時の流れを未来から過去に進んでいるというイメージでいる人の事を思い出した。
「柘榴の家」
強盗をして警察に追われる青年は見知らぬ家に上がり込む。そこには認知症らしき老女がいて彼の事を孫だと思いこんでいる。それを利用して彼はそこに居着くがー。
この話を読んで、「え?この本もしかして前に読んでた?」と思った。似たような設定の本を昔読んだ記憶がある。それの結末はどうなったのか覚えてない。
「手袋」
犬の散歩中に片っぽの手袋を拾った女性。
彼女には無神経な妹がいて彼女は妹の存在にいつも神経を逆なでされて怒りがたまっている。
やがて手袋の持ち主が判明してー。
これは主人公の女性の気持ちが少なからず理解できた。私も同じような妹がいるから。私の中にも相当根深い怒りがたまっているのは自覚している。
「キリコ」
キリコという義姉について語る二人の女性。
キリコは占い師の家系の出で、人を呪い殺す術を知っていたのでは・・・と語り合う。
キリコがどうこうよりも、二人の女性の存在にちょっと驚いて少し読み返してしまった。
「とびだす絵本」
親戚の家で子供の頃の事を追憶する男性。
彼には仲の良い幼馴染の女の子がいて、その子との忘れがたい思い出がある。
薄い本で、すぐに読めてしまう。
その分、読み終えてすぐに忘れてしまうような印象の話ばかりだった。
やはり、前に読んだ事あったような・・・と、読み終えてすら思ってしまった。
5話からなる短編集。「るんびにの子供」主人公の女性は幼稚園の頃から人ならざる女の...
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実業之日本社 2020.3
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貸出不可(未所蔵)
メンタリストDaiGo
徳間書店 2020.11
貸出可能
KADOKAWA 2020.8
貸出可能
中央公論新社 2018.4
貸出可能
KADOKAWA 2021.1
講談社 2020.10
貸出可能
光文社 2020.4
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メディアファクトリー 2007.6