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僕の神さま
蔵書数: 1冊 貸出数: 0冊
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竜王図書館 <1012404289>
貸出可 / 1F棚14/913.6ア-オウ / / /913.6/ア/  / 帯出可
詳細情報
ISBN 4-04-109778-6
13桁ISBN 978-4-04-109778-6
書名ヨミ ボク ノ カミサマ
著者ヨミ アシザワ ヨウ
分類記号 913.6
価格 ¥1600
出版者ヨミ カドカワ
大きさ 19cm
ページ数 245p
内容 内容:春の作り方 夏の「自由」研究 作戦会議は秋の秘密 冬に真実は伝えない 春休みの答え合わせ
抄録 僕たちは何か問題が起きると、同級生の水谷くんに相談する。彼が出す答えに決して間違いはない。だって水谷くんは「神さま」だから…。小学生の日常で起きた「悲劇」が胸をえぐる、残酷で切ない連作ミステリー。
著者紹介 1984年東京都生まれ。出版社勤務を経て、「罪の余白」で野性時代フロンティア文学賞を受賞しデビュー。ほかの著書に「許されようとは思いません」「火のないところに煙は」など。
内容細目・詳細
1 内容書名 春の作り方
内容書名ヨミ ハル ノ ツクリカタ
2 内容書名 夏の「自由」研究
内容書名ヨミ ナツ ノ ジユウ ケンキュウ
3 内容書名 作戦会議は秋の秘密
内容書名ヨミ サクセン カイギ ワ アキ ノ ヒミツ
4 内容書名 冬に真実は伝えない
内容書名ヨミ フユ ニ シンジツ ワ ツタエナイ
5 内容書名 春休みの答え合わせ
内容書名ヨミ ハルヤスミ ノ コタエアワセ
1人中 1人が好評価
コナンみたいな水谷君
(2020/09/10)
るなくん/網走市立図書館
子供の頃は、なにかしら誰かに頼るところがあった。
そんな子供の僕には、水谷くんという、何でも解決してくれる
同級生の神様がいる。

帯だしにあるような、暴力的残酷さはないけれどけど
こどもが判断するには、つらすぎる家庭の事情もある。
水谷君は友達を救うことはできるのか。
そして、ぼくはどう感じたか。
ともに考えながら読み終えた。
0人中 0人が好評価
2話からイメージが変わる
(2021/03/23)
あめんぼう/東温市立図書館
この本の主人公は11歳の小学生の男の子。
彼には「神様」と呼ぶ、クラスメートの少年がいて彼と身の回りの問題を紐解いていくという話。

「春の作り方」
主人公の少年は、亡くなった祖母が作った桜の塩漬けを落としてしまう。
それは最後のひとつで祖父が大事にしていたもの。
困った少年はクラスメートの頼りになる少年にどうしたらいいか相談する。
彼らは桜の塩漬けを再現し、うまくいったかに思えたがー。

「夏の「自由」研究」
主人公のクラスメートで絵のうまい少女がいる。
彼女はパチンコ依存症の父親がパチンコ屋に行かないようにする方法はないかと相談してきた。

「作戦会議は秋の秘密」
運動会の騎馬戦でやる気のない態度をとってクラスメートから責められる少年。
主人公の友人である「神様」はその理由をすぐに察知する。

「冬に真実は伝えない」
主人公の学校で都市伝説的な話が流行る。
それは亡くなった少女の怨念が本にとりついていて、すべて読むとあちらの世界に連れて行かれるというもの。
バカバカしい話かと思いきや、図書館の本に次々と恐ろしい書き込みが見つかってー。

「春休みの答え合わせ」
自分の事を神様と呼ぶ主人公に「神様」が語り始める。
あの時はこうだった、ああだった、という種明かし的な話。

最初の話を読み終えて、全てこんな風に小学生を主人公にして、その周囲に起きた小さな出来事を読み解いていく話、割とほのぼのした話が続くのかと思った。
すると2話目も同じ主人公、彼が神様と呼ぶ少年が登場し、今度は「殺」なんて物騒な漢字が出てくる。
個人的には最初の雰囲気で進んでいった方が良かったと思う。

途中、これは成立するのか?どうもイメージできない、というのもあった。
いくら絵がうまいと言っても布に描いたものをそれと見せかけるというのがどうも想像できなかったし、本の事もイマイチ分からなかった。
それは単に私のイメージ不足だと思う。

主な登場人物として主人公含め三人の子供が出てくるけど、一人ひとりの性格がもっと分かる場面があれば誰かを好きになれたかもな・・・と思う。

ラストのしめくくりの文、「誰かの人生を背負う事がなんてできない」
それは当たり前だろって。
まだ小学生なんだから。
と大きく突っ込んで終わった読書だった。

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