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一橋桐子<76>の犯罪日記
徳間書店 2020.11
原田 ひ香
∥著
(35人)
蔵書数: 1冊
貸出数: 1冊
貸出可能数: 0冊
予約件数: 0件
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所蔵
詳細
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資料の状況
敷島図書館 <1012412886>
貸出中 / / / /913.6/ハ/ / 帯出可
詳細情報
ISBN
4-19-865188-6
13桁ISBN
978-4-19-865188-6
書名ヨミ
ヒトツバシ キリコ ナナジュウロク ノ ハンザイ ニッキ
著者ヨミ
ハラダ ヒカ
分類記号
913.6
価格
¥1650
出版者ヨミ
トクマ ショテン
大きさ
19cm
ページ数
309p
抄録
わずかな年金と清掃のパートで細々と暮らす一橋桐子76歳には貯金がない。ある日テレビで、収容された高齢受刑者が介護されている映像を見た桐子は、「刑務所に入りたい」と願うように…。『読楽』連載を加筆修正し単行本化。
メディア化タイトル
一橋桐子の犯罪日記
著者紹介
1970年神奈川県生まれ。「はじまらないティータイム」ですばる文学賞を受賞。ほかの著書に「東京ロンダリング」「三人屋」など。
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お天道様は見ている
(2020/12/27)
kansokotan/島本町立図書館
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善行は身を助く!ってか。
原田ひ香らしいハートウォームにして諧謔の効いた一冊だ。
仕事を失い、住むところも追い出され、生活に行き詰まった
76歳桐子はテレビで、刑務所は食住が保証されてしかも年取ったら
介護まで・・という放送を見て刑務所行きを思いつく。
そこで警察に捕まる為色々な犯行を試みるが、どれもうまくゆかない。
最後は真面目にコツコツ働いてきた彼女の人柄が多くの人に認められて仕事も住まいも確保される。
チャン!チャン!
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1人中 1人が好評価
自分の蒔いた種
(2021/04/02)
あめんぼう/東温市立図書館
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主人公は掃除婦として働く70代の女性。
同居していた友達が亡くなった事でそれまで二人で折半していた家賃の負担が増えてお金に困るようになる。
そんな彼女が思いついたのは何か犯罪を犯して刑務所に入ること。
刑務所に入れば三食には困らないし病気になったら誰かが看てくれる。
そんな思いで彼女はまず万引きをするがあっさりつかまる。
そして、それから偽札作り、闇金、詐欺、誘拐、殺人・・・と様々な犯罪に手をそめようとするがー。
切実な話なのにどこかおかしみを感じる話だった。
真剣に悩んで切実なのでおかしみがあるんだと思う。
まるで佐藤愛子さんの本を読んでるような気分になった。
タイトルとざっとあらすじを読んで想像したのとは全く違う内容だった。
ドタバタ劇的でありながらその根底はリアルで避けられない苦しみがあるだけに哀しい。
読後感がすごくいい。
最後はあまりにとんとん拍子にうまくいった気もするけど、正直ホッとできた。
ただ運がいいってだけでなく、主人公の女性の性格が引き寄せた良い運だと思う。
人は自分の蒔いた種をいい形でも回収できるのだなぁ・・・と思えたのが救いだった。
身につまされるリアルなストーリーの中にかすかな希望を感じられる良い本だった。
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1人中 1人が好評価
利用者の方からのレビューです。
(2023/03/24)
西都市立図書館/西都市立図書館
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70代後半の天涯孤独の女性が自分の老後を心配して刑務所に入る為にはどんな犯罪を犯せばよいかを画策していくなかで、いろんな人にめぐりあってポジティブに生きていくお話でした。
誰でもが自分の老後についてはいろいろ心配していくのではと思いました。
イイネ!
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(c) 甲斐市立図書館
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貸出中 / / / /913.6/ハ/ / 帯出可
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kansokotan/島本町立図書館
原田ひ香らしいハートウォームにして諧謔の効いた一冊だ。
仕事を失い、住むところも追い出され、生活に行き詰まった
76歳桐子はテレビで、刑務所は食住が保証されてしかも年取ったら
介護まで・・という放送を見て刑務所行きを思いつく。
そこで警察に捕まる為色々な犯行を試みるが、どれもうまくゆかない。
最後は真面目にコツコツ働いてきた彼女の人柄が多くの人に認められて仕事も住まいも確保される。
チャン!チャン!
あめんぼう/東温市立図書館
同居していた友達が亡くなった事でそれまで二人で折半していた家賃の負担が増えてお金に困るようになる。
そんな彼女が思いついたのは何か犯罪を犯して刑務所に入ること。
刑務所に入れば三食には困らないし病気になったら誰かが看てくれる。
そんな思いで彼女はまず万引きをするがあっさりつかまる。
そして、それから偽札作り、闇金、詐欺、誘拐、殺人・・・と様々な犯罪に手をそめようとするがー。
切実な話なのにどこかおかしみを感じる話だった。
真剣に悩んで切実なのでおかしみがあるんだと思う。
まるで佐藤愛子さんの本を読んでるような気分になった。
タイトルとざっとあらすじを読んで想像したのとは全く違う内容だった。
ドタバタ劇的でありながらその根底はリアルで避けられない苦しみがあるだけに哀しい。
読後感がすごくいい。
最後はあまりにとんとん拍子にうまくいった気もするけど、正直ホッとできた。
ただ運がいいってだけでなく、主人公の女性の性格が引き寄せた良い運だと思う。
人は自分の蒔いた種をいい形でも回収できるのだなぁ・・・と思えたのが救いだった。
身につまされるリアルなストーリーの中にかすかな希望を感じられる良い本だった。
西都市立図書館/西都市立図書館
誰でもが自分の老後についてはいろいろ心配していくのではと思いました。