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るんびにの子供
幽BOOKS
メディアファクトリー 2007.6
宇佐美 まこと
∥著
(2人)
蔵書数: 3冊
貸出数: 1冊
貸出可能数: 2冊
予約件数: 0件
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竜王図書館 <1011632682>
貸出可 / 書庫一般書 / / /913.6/ウ/ / 帯出可
敷島図書館 <410725915>
貸出可 / 一般閉架 / / /913.6/ウ/ / 帯出可
双葉図書館 <2810877304>
貸出中 / 一般小説913.6ア-ト / / /913.6/ウ/ / 帯出可
詳細情報
ISBN
4-8401-1855-2
13桁ISBN
978-4-8401-1855-2
書名ヨミ
ルンビニ ノ コドモ
著者ヨミ
ウサミ マコト
叢書名ヨミ
ユウ ブックス
分類記号
913.6
価格
¥1200
出版者ヨミ
メディア ファクトリー
大きさ
20cm
ページ数
219p
内容
内容:るんびにの子供 柘榴の家 手袋 キリコ とびだす絵本
抄録
平凡な主婦の当たり前な毎日。スカートをはいた、久美ちゃんが見えること以外は…。嫁と姑の重苦しい日常にちらつく、少女の影は何をもたらすのか。何気ない暮らしにひたひたと入りまじる怪異を描く、怪談文学の真髄5編。
著者紹介
1957年愛媛県生まれ。「るんびにの子供」で第1回『幽』怪談文学賞短編部門大賞を受賞。
内容細目・詳細
1
内容書名
るんびにの子供
内容書名ヨミ
ルンビニ ノ コドモ
2
内容書名
柘榴の家
内容書名ヨミ
ザクロ ノ イエ
3
内容書名
手袋
内容書名ヨミ
テブクロ
4
内容書名
キリコ
内容書名ヨミ
キリコ
5
内容書名
とびだす絵本
内容書名ヨミ
トビダス エホン
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(2021/01/22)
あめんぼう/東温市立図書館
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5話からなる短編集。
「るんびにの子供」
主人公の女性は幼稚園の頃から人ならざる女の子が見える。その女の子は時々彼女の前に現れて、大人になって結婚してからも時々見られる。それは彼女の前だけでなく同居する嫌な姑の前にも現れてー。
話の内容どうこうよりも、この話の序盤の言葉に何となく惹かれた。人は子供から大人に成長する、というのが普通の考えだけど、子供はそれ自体で完結していて、大きくなるにつれて生来の能力を手放していくという考え。以前、時の流れを未来から過去に進んでいるというイメージでいる人の事を思い出した。
「柘榴の家」
強盗をして警察に追われる青年は見知らぬ家に上がり込む。そこには認知症らしき老女がいて彼の事を孫だと思いこんでいる。それを利用して彼はそこに居着くがー。
この話を読んで、「え?この本もしかして前に読んでた?」と思った。似たような設定の本を昔読んだ記憶がある。それの結末はどうなったのか覚えてない。
「手袋」
犬の散歩中に片っぽの手袋を拾った女性。
彼女には無神経な妹がいて彼女は妹の存在にいつも神経を逆なでされて怒りがたまっている。
やがて手袋の持ち主が判明してー。
これは主人公の女性の気持ちが少なからず理解できた。私も同じような妹がいるから。私の中にも相当根深い怒りがたまっているのは自覚している。
「キリコ」
キリコという義姉について語る二人の女性。
キリコは占い師の家系の出で、人を呪い殺す術を知っていたのでは・・・と語り合う。
キリコがどうこうよりも、二人の女性の存在にちょっと驚いて少し読み返してしまった。
「とびだす絵本」
親戚の家で子供の頃の事を追憶する男性。
彼には仲の良い幼馴染の女の子がいて、その子との忘れがたい思い出がある。
薄い本で、すぐに読めてしまう。
その分、読み終えてすぐに忘れてしまうような印象の話ばかりだった。
やはり、前に読んだ事あったような・・・と、読み終えてすら思ってしまった。
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敷島図書館 <410725915>
貸出可 / 一般閉架 / / /913.6/ウ/ / 帯出可
双葉図書館 <2810877304>
貸出中 / 一般小説913.6ア-ト / / /913.6/ウ/ / 帯出可
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あめんぼう/東温市立図書館
「るんびにの子供」
主人公の女性は幼稚園の頃から人ならざる女の子が見える。その女の子は時々彼女の前に現れて、大人になって結婚してからも時々見られる。それは彼女の前だけでなく同居する嫌な姑の前にも現れてー。
話の内容どうこうよりも、この話の序盤の言葉に何となく惹かれた。人は子供から大人に成長する、というのが普通の考えだけど、子供はそれ自体で完結していて、大きくなるにつれて生来の能力を手放していくという考え。以前、時の流れを未来から過去に進んでいるというイメージでいる人の事を思い出した。
「柘榴の家」
強盗をして警察に追われる青年は見知らぬ家に上がり込む。そこには認知症らしき老女がいて彼の事を孫だと思いこんでいる。それを利用して彼はそこに居着くがー。
この話を読んで、「え?この本もしかして前に読んでた?」と思った。似たような設定の本を昔読んだ記憶がある。それの結末はどうなったのか覚えてない。
「手袋」
犬の散歩中に片っぽの手袋を拾った女性。
彼女には無神経な妹がいて彼女は妹の存在にいつも神経を逆なでされて怒りがたまっている。
やがて手袋の持ち主が判明してー。
これは主人公の女性の気持ちが少なからず理解できた。私も同じような妹がいるから。私の中にも相当根深い怒りがたまっているのは自覚している。
「キリコ」
キリコという義姉について語る二人の女性。
キリコは占い師の家系の出で、人を呪い殺す術を知っていたのでは・・・と語り合う。
キリコがどうこうよりも、二人の女性の存在にちょっと驚いて少し読み返してしまった。
「とびだす絵本」
親戚の家で子供の頃の事を追憶する男性。
彼には仲の良い幼馴染の女の子がいて、その子との忘れがたい思い出がある。
薄い本で、すぐに読めてしまう。
その分、読み終えてすぐに忘れてしまうような印象の話ばかりだった。
やはり、前に読んだ事あったような・・・と、読み終えてすら思ってしまった。