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レビュー一覧 (58件)
山口の駑馬さんの投稿レビュー/山陽小野田市立中央図書館
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21. 戦前の大金持ち
小学館 2018.6
出口治明 稲泉連
山口の駑馬 さんの評価:
大金持ちで孫文に共感し全力で支援した梅屋。現在の教育制度は「工場労働者」を生み出すだけで、梅屋やスチーブジョブスを生み出さないと書く著者に違和感。
学校教育と成功者が結びつくハズもないのに、日本の教育制度はスチーブジョブスが生まれないと非難してる。工場労働者がいるからこそ工場は動き、スチーブジョブスばかりでは工場は動かないことを無視してる。工場労働者=何も考えないロボットだと勘違いする工場運営未経験の頭?。集団を維持する者(集団の中の個)と、その集団を飛躍的に発展させる者(集団からはみ出る個)が必要なのは当然。前者は集団の幸せを維持してくれるのでは?。後者は、学校教育とは関係なく、親の度量と、子の資質に依存し、成功したか否かは運不運を含めた結果論に過ぎない。同じような行動を取っても、その成功者の陰に多くの失敗者がいるだけ。「成功するまで諦めない」と「損切りして新たな挑戦をする」という真逆の事が成功の道?。成功とは結果論であり教育制度では語れないと思うのだが。唯一語れる教育は偉人の伝記を読み、「こうなりたい」という志が心に灯るかだけ。同じ環境の中にいても、その風景をどう捉えて生かすかは親の度量と本人の資質。社会が常に教えてくれ、これを受け取れる者と受け取れない者に分かれるだけだと思うのだが・・。
大金持ちで孫文に共感し全力で支援した梅屋。現在の教育制度は「工場労働者」を生み出...
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22. 人新世の「資本論」
集英社新書 1035 斎藤 幸平‖著
集英社 2020.9
山口の駑馬 さんの評価:
環境原理主義という信者の書いた資本論。突っ込みどころ満載。
天は人の上に人を作らず・・でも貧富や貴賤が生まれる。なぜを人間個人に見た諭吉。故に実業を学べと「学問のすすめ」を書く。
社会の背景は違えども、この理不尽を社会の制度の責任にしたマルクスの資本論。でも人は欲深く、皆が聖人君子になることはない事を忘れてしまった。
結果ソ連という大実験は崩壊した。その原因は、個人の欲を抑え込めると思い込んだ宗教と同じ。
本著は、この崩壊の原因を主義の制度の責任にして、環境原理主義という宗教をベースに、資本論を展開する。また人間という「性」を置き去りにしたまま失敗を繰り返す?。
脱成長のコミュニズムの礼賛するが、市民が集まり環境を管理し、労働者が集まり生産を管理すれば、限りなき成長を求める資本主義が終わり環境を保護できるという間違い。
☞管理の実態が見えてない。管理とは管理するための組織があり、リーダーや構成員がいて管理が実行できる。
☞管理する者が市民や労働者の話合いなら資本家や国家リーダーの様に私利私欲に走らないという思い込み=思考停止。人は皆聖人君子にはならない故に人間ということを忘れてる。わが子の命は他の子の命より尊いのが生物の性。
☞宗教信者や原理主義者たちの「思込み」。人は教育すれば、皆が聖人君子になり、成れない人は社会から隔離して再教育すればよい。ソ連の体制と同じだと気づいてない。
空気中の0.02%のCO2が人為的に増加され0.04%になって未来に3.5℃の温度上昇をもたらし人類が住めなくなるという地獄を絵図を信じる盲者。
宗教信者に共通する「もう間に合わない、今こそ悪を排除し」という正義で、科学の門戸を閉じて異説を排除する。中世の再来?、でも地球は回っていた。
砂漠の夜が冷え込むのはCO2濃度の変化ではなく、空気中の湿度がないゆえだという科学は無視し、都合の良い事実の解釈しか語ってない。
結果を知る神の目で歴史を振り返り、未来が見えると勘違いする現代人。だが過去のどの時点でも誰も一瞬先は判らなかった。
故に今あるものを大事に使い、自然と共存しようとするだけで良い。これが、神々の数だけ正義のある多神教の価値観。GODだけの正義しかなく他の神を排除する一神教の価値観から生まれた市場原理主義に従う必要はない。
環境原理主義という信者の書いた資本論。突っ込みどころ満載。天は人の上に人を作らず...
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23. イスラムは本当に危ない世界なのか
宮田 律‖著
潮出版社 2015.5
山口の駑馬 さんの評価:
イスラムの人々の笑顔を描きイスラム教徒の教義である相互扶助の精神、旅人をもてなす精神、弱者を救う精神は皆に受け入れられる。故にイスラム教徒は怖くないには賛同する。ただ筆者の論理展開には、「個人の行動原理と、集団の行動原理の違い」を区別できてない記述が多い。
自分の命や財産という権益を無視してでも助けようとする個人の精神は崇高だが、此の時に自分の家族の命や財産もその背中に背負ってでも出来るのか?
自分の命だけでなく自分の家族の命より、他者の命の方がより大事なら「争い」は起こらない。ただ命は絶え、歴史に残らないだけ。
イスラムの素晴らしい教義の下でスンニとシーアが対立するのは集団の行動原理で、個人の行動原理とは違うという事を示しているのに。
個人と集団の行動原理の違いが此処にある。生命は集団を組むことにより、生き延び歴史を刻む。人に当てはめれば集団に属する方が”より”安心安全に利権を享受できる。要は、集団の行動原理は、集団に取っての権益の維持増進こそ宿命。此れを放棄する時、集団は終焉し歴史が終わる。
日本と言う集団に属しているからこそ、経済・社会保障・民主主義・安心安全を享受できている。此れを担保しているのは、国際社会と言う他集団では無い。
利権を伴わない個人やNGOは、個人の行動学。集団は利権を伴うからこそ集団で有りえる。集団の利益になるために動く人は出世しヒーローとなり、集団の利益を損なう人は集団から弾かれる、即ち集団とは、集団を動かす組織の論理に従う。
ここで筆者が語る「個人間の友好」は盛んにすべきだが、これで「集団の行動指針」を語るのはお門違い。17世紀以降の「世界はヤクザ(集団)の縄張り争い」という状態は今も続いている事を知れば、世界が日本が見えてくる。
イスラムの人々の笑顔を描きイスラム教徒の教義である相互扶助の精神、旅人をもてなす...
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24. パールハーバーの目撃者
水曜社 2022.11
カトリーナ・ルクシャフスキー 山本みづほ
山口の駑馬 さんの評価:
日本軍の真珠湾攻撃を受け戦争という狂気の世界を覗いた目撃者達の経験談と感情が良く描かれている。が同時にその狂気故に「リメンバーパールハーバー」というスローガンに酔った人々が垣間見える。
真珠湾攻撃と言う史実には、この攻撃という史実が起こった『因果』がある。だが、「なぜ真珠湾が攻撃されたのか」という因果は誰も語らず、「不意打ち」だけがクローズアップされている。善悪とは関係ない因果にこそ歴史の「理(ことわり」(教訓)が存在するのに。
後世の人々が史実を見る時には、其の史実が「なぜ起こったのか」という因果が重要であり、真珠湾攻撃の内容やその時の感情を幾ら並べても教訓は得られない。歴史の教訓から学べば、「リメンバーパールハーバー」は、「アラモ砦を忘れるな」の焼き直し版だと気付く。
此処で幾ら真珠湾の事実を語っていても、Fルーズベルトに騙された人々の姿しか見えない。
「なぜアラモ砦で攻防が起きたのか」こそ重要で、アラモ砦の攻防の様子や悲劇を描いても、争いが起こった故の結果論に過ぎず、なぜ争いが起こったかの原因ではない。「アラモ砦」の攻防をメキシコ人にも語らせて、初めて全貌が見え、争いを防ぐ教訓が見えてくる。
真珠湾の奇襲も、勝者になれば正義となり、敗者になれば悪となるのが歴史の「理」。だが、この著者や翻訳者に映る史実の景色は一色に染まり、目撃者の人々の個々人の経験談の善悪の景色だけが語られているだけ。結果、史実の全貌は消されてる。
富士山の景色は静岡や甲府等の周囲から眺めて全貌を理解する。史実の景色も同じ。色々な立場で史実を眺めてこそ、初めて全貌を理解できる。一方の景色だけを眺めて「理解できた」という危うさが見える本。
18世紀以降世界中で私利私欲を貪り、暴力と虐殺で植民地を作り搾取し続けたキリスト教の価値観の土台の上に建った「欧米民主主義国」。
第一次大戦後、Fルーズベルトとチャーチルが作った大西洋憲章という立派な大儀も、欺瞞の憲章。
この憲章に書かれた「民族自決」や「暴力からの解放」という大義を日本に要求するのではなく、米英等が自ら暴力で作った植民地や傀儡政権で実行すれば、真珠湾攻撃は全く不要だった。
地球を半周もしてアジアで暴力を使い植民地を作りながら・・・「民族自決・暴力からの解放」という大義」を掲げた米英vs地球の1/4も行かない近場の漢族禁足の満州族の地に溥儀の国を作り・・・「大東亜共栄圏という大義」を掲げた日本。両者とも利権を隠した欺瞞の大義がぶつかった戦争だった。
だが、日本敗戦直後には、「民族自決や暴力からの解放」の大義など「どこ吹く風」とアジアの再支配に舞い戻った欧米民主主義国の貪欲さを誰も語らない。
欧米諸国が植民地支配を「悪」だと認めたのは1961年の国連宣言。日本敗戦後の多くの植民地が欧米宗主国と闘い独立した後だった。
太平洋の戦いで死んでいった米兵達の「リメンバーパールハーバー」は日本の「鬼畜米英」と同じく大義ではなくスローガンに過ぎない。
大西洋憲章という「欺瞞」に騙された米兵達に残されたのが「リメンバー・・・」だった様に見える。
「敗戦国日本が悪かったなら、欧米露はもっと悪かった」という史実の景色を描いた「アメリカの鏡:日本」(1948年に米のヘレンミアーズの著書)はGHQが翻訳禁止に。米でも不人気で埋没している本。ここでは色々な立場で眺めた史実の景色が描かれ、「太平洋戦争」は勝者の呼び名だと判る。
日本軍の真珠湾攻撃を受け戦争という狂気の世界を覗いた目撃者達の経験談と感情が良く...
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25. 宝島
HERO's ISLAND 真藤 順丈‖著
講談社 2018.6
山口の駑馬 さんの評価:
2023年の現在も『米軍』の前線基地の日本列島住む日本民族。多くの自治は許されるが、米軍に口出しする事は『許されない』。主権を失ったままの日本。
米軍には日本の国境など関係ない、政府も止められない。本国で許されない訓練も日本では勝手次第、日本政府は口出せない。(「知ってはいけない」)
沖縄に置かれていた大量の毒ガスも、米本土には戻せず、沖縄の街の中を通りハワイ西方の遠い離島に移される。
「日本の平和が米の傘下で守られているのなら、首都は東京ではなく那覇に置くべきでは」という言葉も正論に聞こえてくる。
1952-1972年の、米による植民地化した沖縄の中で活躍する戦果アギャー達の物語。
「一握りの砂も、1滴の水も、ぜーんぶ私たちのモノだ。地球の裏側から来たアメリカはぬすれい人、泥棒だ」と叫んだ沖縄。
戦後の沖縄で「牛馬家畜、路傍の石」として扱われ、女・子供が犯され、ゴミ捨て場に捨てられ、B52が墜落し、毒ガスが漏れ、車でひき逃げされても、公正な裁きは一切されなかった人種差別下の米の沖縄統治時代。此れに逆らえなかった日本政府。本土復帰の本質を置き去りにしたままの沖縄返還に失望した人々。
米と日本の両政府に裏切り続けられた沖縄の悲劇の中で抵抗するヒーロー達が語られ、思わず応援してしまう。
現在の沖縄の基地問題は、単なる基地の問題では無く、沖縄の人たちの心に刻まれ続けた支配者達に対する不満の象徴である事を教えてくれる物語。
本土の日本人が、沖縄も日本だと「当たり前に」感じているほどには、沖縄の人の中では「当たり前で無い」人たちがいる事も理解できた。
「なんくるないサー」や「踊りの連帯」は、「沖縄の人々の日本・米の”理不尽さ”に対する無念さの裏返し」の反応だと初めて気づいた。
沖縄の人たちは「なんくるないさー」の本質を本能的に知っているのか?、この無念さを放棄できない人々が、基地の問題を騒いでいれば共感する。
ただ基地反対の人々が行きつこうとする未来が見えないし、普天間の周辺住民が危険にさらされたまま放置され続けても構わない様な移転反対の不思議。基地反対運動にハングル文字を見る違和感。
沖縄が『独立』し、「沖縄の沖縄人による沖縄の為の政治」を望む事は理解できる。小さな集団は同じ思いを持つ。だが、小さな集団は弱い。
故にこの小さな集団が集まり、より大きな集団と成って国を形成し力を持ち安心安全を確保しようとして来た歴史。これが明治の廃藩置県という唯一の功績。
弱い集団は、大きな集団の影響下でしか生きられないという現実。沖縄の人々が誰にも支配されたくないと思う事も理解は出来るが・・・。
「沖縄は日本だ」と想い込む本土の日本人から見れば、歴史の中の日本人同士での不幸は坂上田村麻呂以来多くあれど「日本人という連帯感」で大きな集団を作り、子孫が100年後も安心して生きていける下地を残す道筋を探るのが大事だと思うのだが。
力の空白は、未来永劫空白ではいられない。日本が支配するより、欧米が、中国が支配した方がマシだったのか・・・という歴史のif。
だが、「沖縄は日本だ」と思っていない沖縄の人から見れば、沖縄が独立し、米or日本or中国と軍事同盟を結ぶ選択肢もありの様な気もする。
幸福になるも、不幸になるも、誰も未来の事は判らない。判るのは歴史の因果を学び、同じ過ちをしない事。民意と云う不確さに気づかなければ全員を不幸に落とす。
歴史の教訓(真理)は因果関係の中にだけある。善悪の中に真理は無い。幕末の苦労や苦しさの因果を善悪で語る日本の歴史観の中に教訓は無い。
歴史は今後も万年続く。そこでは平家物語が繰り返される。知識も増えて文明は発達するが、人の心は太古から変わっていない。心は進化していない。
16世紀以降、世界は「ヤクザの縄張り争いが続いている」事に気づいていた戦前の日本人。
戦後の勝者による焚書坑儒で、戦前日本を否定する学者と本だけが残ったアカデミーとマスメディア。
教育とNHKで洗脳された戦後の日本人には、「世界はヤクザの縄張り争い」という現実は「見ざる・聞かざる・じゃべるな!」のタブーとなってNHKからは聞こえない。
豊さで戦後は終わったが、精神的な戦後は続いている。そして沖縄でも、物質的な本土復帰は完成しても、精神的な本土復帰は終わってない人々がいる。過去に起きた不幸にしがみ付くか、過去の不幸を「善悪で無く因果」を学び、同じ事が起こらないように未来を創るしかない。「海外出羽」の「海外」とは一神教の国々の価値観でしかない。消化不良の価値観の輸入は明治で懲りたのでは?
2023年の現在も『米軍』の前線基地の日本列島住む日本民族。多くの自治は許される...
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26. 官賊と幕臣たち
列強の日本侵略を防いだ徳川テクノクラート 原田 伊織‖著
毎日ワンズ 2016.2
山口の駑馬 さんの評価:
コロンブスのアメリカ大陸『発見』と学んだ歴史教育。本書を読み、インディアンの立場で見ればコロンブスはアメリカ大陸に『到達』しただけだと気付く。
『発見』は単なる欧米から見た視点(歴史観)に過ぎない。モンゴル軍が、欧州を席捲しボルガ川に到達しても『発見』したとは学ばない歴史教育。
薩長のテロ集団が、明治政府を作ったという史実の風景が描かれている。「松平忠固 日本を作った男」で描かれた風景と重なる。
維新を語れば秀吉・家康まで遡り、そこから見えてくる明治から昭和にかけての史実の景色が面白い。学校やNHKが決して語らない史実の景色が見える。
明治政府が創った維新の景色。学校や司馬物語で学んだ景色は、勝った側が負けた側を悪にして、我こそ正義だと語る史実の風景の一つに過ぎない。
全く同じ事が戦後にも起こる。勝者のアメリカの作った『日本は悪、連合国は正義だ』という戦争(という史実)の風景。大東亜戦争を太平洋戦争に変えたGHQ。
戦争の意味合いを変えてしまう。詳しくは「アメリカの鏡:日本」という1948年にアメリカで出版されたヘレンミアーズの本を読んで欲しい。GHQは当然翻訳禁止に。
世界はヤクザの縄張り争いと知っていた戦前の日本人、此れを忘れさせる歴史教育を受けてきた(洗脳された)戦後の日本人。幕末の苦しみも喉元過て教訓は忘れ去られてる。
富士山(という事実)の景色は静岡から見た景色だけではない。甲府側からの景色も眺めて初めて富士山(事実)の『全貌』を知る事が出来る。史実も同じ。
日常の情報(NHKや学校教育等々)から「軍国主義復活」とレッテルを貼られ意図的に外される甲府側からの景色。
『全貌』を眺めて初めて真実が見えてくる。このきっかけをくれる本の一つ。真実(歴史の教訓)を求める時、善悪は考慮の外。その因果関係の中にだけ真実がある。
(蛇足)第二次大戦?、太平洋戦争?。「話し合えば、欧米露が理解を示しアジアや南米を解放した」とでも思いこむ様な歴史観を学ぶ戦後の教育。
現代人が大西洋憲章を読めば思わず笑ってしまう。「お前が言うな」・「お前が先に解放しろ」と突っ込みたくなる理不尽さが当然の時代に起きた戦争。
欧米露が自国の欲望を満たすため、暴力と野蛮な植民地支配という理不尽で南米・アジアの民を苦しめていた史実より、日本の悪の方が悪目立ちする戦後の歴史観。目から鱗を落とせば、「日本は誰に憚る事無く欧米民主主義国を偽善者と呼べる」のに、敗戦直後の逆らえない空気が80年後の今も息づく。
豊かになり物質的な戦後は終わっても、精神的な戦後は終わってない事を痛感する。
世界はやくざで溢れ、水戸黄門はいない事実が判れば、ウ露戦争の教訓も、核の教訓も本質が見えてくる。
コロンブスのアメリカ大陸『発見』と学んだ歴史教育。本書を読み、インディアンの立場...
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27. 地球温暖化「CO2犯人説」は世紀の大ウソ
宝島社 2020.2
丸山茂徳 戎崎俊一
山口の駑馬 さんの評価:
IPCCの使用する数理モデル=GCM(全地球気候モデル)の欠陥を科学的に解説。
GCM=多くの仮定の下で数値を入れ、都合が合うようにしているだけで、未来永劫この仮定した数値が変わらない保証など無い。
しかも、この仮定した数値が温暖化の傾向のある中で採用された数値なら、温暖化する予測が出て当たり前。
現に、近未来を予測したとしても、過去の気候現象は説明できてない。これは、科学ではない。地球史の中のほんの瞬間を予測し、未来が見えるという?。
物理法則とは、自然の中の制約を見出す事であり、未来を予測する事ではない。
☛同時に、この法則は、過去でも・未来でも適用できて初めて『科学的真実』となる。
高校物理で判る自然エネルギー=自然エネルギー密度は低いため、大面積が必要となる。
重油 1m3=39,000kMJ 水力ダム100m=0.98MJ、風力=0.20MJ、太陽光=0.23MJ、地熱(地下200℃)=754Mj、燃料電池=12MJ、潮力5m=0.23MJ
代替えするためのメガソーラーに付随する必要面積は、ダムの4倍の自然破壊になる。
☛どれ程の研究費を投入しようも、エネルギー保存則は破れない。転換すればするほど、エネルギーは失われる。エネルギーの変換はロスを生む。100枚の太陽パネルで2枚の太陽パネルを作る事も出来ない
元々大規模な森林破壊で農地や工場地を作り進歩した先進国。現在の途上国の熱帯雨林が農地に変わり減少する事を嘆く。
嘆く前に、自分等が200年かけて破壊してきた森林を元に戻そうとはしない。戻せば貧困が待っている事を知っている。
北海道だって、昔は原生林で覆われていた。
飢餓・貧困・戦争に直面してないグレタが騒ぐ。1億人以上の飢餓に苦しむ人は置き去りに、トウモロコシのバイオエタノールが生産される。
グレタも高校に通い、科学の基礎を学ぶべき。その機会を奪う大人たち。子供の虐待?
☛本当にCO2と温度変化が関係するなら、現実のCO2変化を横軸に、温度変化を縦軸にした相関関係図を出すのが科学。この相関関係が無いのなら、「関係しない」と云うのが科学的な結論のはず。
虚業と実業。日頃の疲れを癒すのに感謝祭や収穫祭、今は、歌やスポーツや芸能に求め虚業が実業を上回る。豊かになれば必ず成長する虚業。ローマ帝国の滅亡は国家の中での虚業が巨大化した事も一因。
CO2犯人説=国連・国家・マスゴミが一体となり、一方向に世界を駆り立てる。現在の文明をCO2無しで出来ると云う幻想。
価値観の違う国が集まる国連で、価値観を超える危機が必要な人々がいる。
正義として誰も否定できない17項目のSDGsに温暖化を結びつける。
⇒省エネや環境整備と人為的CO2温暖化説を味噌糞一緒にしてしまう。
IPCCの使用する数理モデル=GCM(全地球気候モデル)の欠陥を科学的に解説。G...
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28. NATOの教訓 世界最強の軍事同盟と日本が手を結んだら
PHP研究所 2021.5
グレンコ・アンドリー
山口の駑馬 さんの評価:
国家安全保障は、国内だけでは破綻する。同盟国と如何に強い絆を作るかが日本に問われている事を指摘する。不足の事態が起きる前に準備するのが常識。覆水盆に還らず。
⇒自虐史観と国家安全保障を同じレベルで語ってはいけない?
NATO加盟国と非加盟国に対するロシアの動きで、NATOの抑止力が効いている実例が多数挙げられている。
■日米同盟で「米は本当に日本を守ってくれるのか?」という意味のない議論をする議員達。英国人には決して生じない疑問。白人同士だから?だけではない。戦後の米の戦いに、英国の国益と同盟を天秤にかけ、同盟を選び共に闘ってきた歴史が存在する。共に戦った絆は強い。英国人には「助けに来て当然」という自信が存在する。
⇒翻って日本。「助けに来て当然」という自信が無い。戦後の戦争犠牲者が無い事を誇り、米の押しつけ憲法を逆手に取り、米軍の陰に隠れて金だけを出してきた日本。国益と同盟を天秤にかけ国益優先させ、自らの血を流さず、共に戦った絆もない日本。この戦後の吉田ドクトリンは敗戦直後の日本を救った。だが、豊かになっても継続という思考停止は、自虐史観の賜物か?、国民への配慮と云うポピュリズムの賜物か?
⇒結果、大統領が変わるたび安保条約の適用範囲を確認し、一喜一憂する日本人。だが、条文や口約束が全てでは無い。国際情勢や条約を運用するリーダーの胸三寸。この胸三寸を動かす行動を日本は取ってきたのか?。「助けなければならないと思わせる」外交を議論するのが与野党議員の役割。日ソ不可侵条約を一方的に破り参戦したソ連。血の通わない同盟の末路を経験した日本人。敗戦すれば”覆水盆に還らず”を認めたくないだけの思考停止か。
■国により平和の意味合いは違う。相容れない価値観は外敵となり衝突するのが人類の歴史。米が価値観外交を優先するか、実利外交(=国益)を優先するかは、大統領の資質と、その時々の国際情勢で変わるのは当前。
例えばトランプ。実利外交の一連の行動を、支那共産党を潰すかの如く期待と妄想を語る日本人。崩壊させるために使う損害と、得る国益を天秤にかければ、自ずと答えはある。
例えば、1980年代のレーガンの価値観外交。明らかに自らの損失を覚悟し、軍拡競争にソ連を巻き込み崩壊を進めた。但し、英、仏、西独、米共和党政権という10年以上に渡る長期政権が、西側の経済発展に寄与したという国際情勢も後押ししていた。
⇒この例に従い戦前を見ると、1941年の大西洋憲章がある。その宣言者達のその後の行動を見れば、価値観外交などではなく、 明らかに自らの植民地を解放する気など無い実利外交宣言。この実利外交に集まった連合国。この上に、価値観外交を被せ、欺瞞の正義を語る。が、憲章を素直に読めば彼らの欺瞞を暴露しているだけ。現代からみれば、理不尽の極み。
⇒これで日本の暴力を『侵略』と呼び、欧米の暴力を『正義』と呼ぶ東京裁判を受入れざるをえなかった敗戦した祖父母や父母たち。
現代の若者が、憲章の語る白人がアジアを支配して当然と云う当時の常識を、今も引く継ぐ必要など無い。
現在、日本の学校やインターナショナルスクールで教えられる、日本=侵略者という理不尽な評価を変えれるのは日本人だけ。
すでに1948年米のヘレンミアーズは「アメリカの鏡:日本」で指摘し、「日本は誰に憚ることなく欧米民主主義国を偽善者と呼べる」と書いている。
⇒安部政権が必死に語った「価値観外交」。本当に米指導者の胸三寸を動かせたのかは疑問を覚える。ロシア・中国との接近等々の独自外交が「中立外交」という幻想の元になされたならば、本末転倒。自らの国を守る事を軍国主義復活と呼ぶ日本に中立など出来ない。周もロシアも日本憲法を守る義務など無い。
■価値観の異なる国の集合体の国連。一致できない事が当前で機能不全に陥いるのは必然。NATOは、価値観の共有。バルト三国などの加盟小国家へのソ連・ロシアの干渉を防ぎ、手を出せなくしている。
2015年、領空侵犯したロシア空軍機を撃墜したトルコさえ、脅迫はあっても、決して軍事的な手は出せないロシア。朝鮮戦争でトルコは犠牲を覚悟した参戦、NATO加盟の後押しとなる。国名を変えてまで加盟した「北マケドニア」。周囲の脅威に目を瞑らない。
不加盟のジョージアやウクライナへのロシアの干渉や武力侵攻は容易に起こっているという現実は抑止力の大切さを教えている。
⇒独裁者の脅威は民の離反。泥沼の戦いを避ける。故に圧倒的勝利の為に工作を行う。 この手助けする、敵基地攻撃能力放棄の専守防衛論、外交論を語るリーダー達の浅慮。 国の主権があって初めて、経済・社会保障・安心安全・民主主義を享受できている現実。
国家安全保障は、国内だけでは破綻する。同盟国と如何に強い絆を作るかが日本に問われ...
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29. コロナとワクチン
新型ウイルス騒動の真相とワクチンの本当の狙い 船瀬 俊介‖著
共栄書房 2021.1
山口の駑馬 さんの評価:
今年7月に医師や議員たちの反乱「ワクチン中止要請」の会見があり、NHKは知りながら知らぬ顔を決め、報道しなかった。この会見で開示されたデーターは、地上波マスメディアの都合が悪く(?)、報道してこなかった事実が並ぶ。
本書でも、多くの報道されない事実が明らかに。
■コロナ死者の裏で、激減するインフル死者・肺炎患者死者。
米CDCや厚労省の通達=陽性者が死亡した場合、「厳密な死因を問わず」コロナ死として報告せよ。米CDCはコロナ死者数の修正をし、6%が本当のコロナだったとごめんなさい。
⇒厚労省やNHKは、未だ毎日コロナ死者を報道する。コロナ死者1.5万人の陰で、2020年の肺炎患者死者は1.7万人減という事実。マスク効果だと検証されてない憶測を垂れ流す報道は後を絶たない。年齢別死者数を決して報じ無いNHK。
■PCR検査キットの取説=”以下のウイルスにも陽性反応します。・・7種のウイルスが列記されている」。インフルエンザA,B、肺炎ウイルス等々
⇒遺伝子の欠片を検査するPCR、欠片を持つのは新型コロナだけではない。
■PCR検査キットの注書=「弊社の取り扱い製品はすべて研究用として販売しております。ヒト・動物への医療・臨床診断には”使用しない”ようご注意ください」
PCR検査発明キャリーマリス博士「PCRを感染症の診断に絶対用いてはいけない」と警告。要は診断に使用してはいけないのに使用している。
⇒既に科学的な根拠のない事は厚労省も認めているが、NHKは報じ無い。「コロナパンデミック」ではなく、NHKを始めとするマスメディアの生み出す「PCR検査パンデミック」が人災を生む。
■5類を2類にし、症状も無い感染者に入院を勧告するのは1類相当の扱い。
⇒医療関係者に不要な負担を強いれば「ヒト・モノ・カネ」は不足して当然。資源は無限ではない。結果自宅で死ぬ人を生む。まさに人災。科学的な検証もされず、憶測だけで酒・飲食店がスケープゴートに。
■治療薬も治験中。注書きを良く読もうと呼びかけている。
要は、誰も何が起こるか十分には把握できてない。
■ワクチン効果90%と云う数字のマジック
ワクチン未接種 2.1769万人で感染者 85名、ワクチン接種 2.1769万人で9名の感染。
ワクチン未接種の非感染率=99.6%、ワクチン接種の非感染率=99.9%
その差僅か0.3%・・・・まさに有効性 90%は数字のマジック。
⇒報道されるのは90%ばかり。でも実際は0.3%減の予防効果しかないのも事実。
⇒通常これをプロパガンダ(事実の一部のみを報じ、他の事実を隠す)と云う。聞く側が勝手に効果があると勘違いし、何時しか100%だと思い込んでしまう。
⇒嘘がばれると、重症化を防ぐという報道。でも、誰も科学的に層別し検証してない憶測に過ぎない事を、真実かのように報じる。この憶測を、フェイクニュース(事実でも検証されてない)と云う。
■コッホの4原則を満たしてないコロナ騒ぎ。誰一人コロナを見た人はいない。
肺炎の患者から採取したサンプルは、肺から抽出しただけのコンタミだらけのサンプル。ヒトの細胞+ウイルス+雑多な微生物が混ざったサンプルから、遺伝子の欠片をかき集め、ちょん切り、くっ付けてゲノム編集された遺伝子。まさに『似顔絵』に過ぎない。
⇒「このウイルスのせいで肺炎になった」、「肺炎になった人がたまたまこのウイルスを持っていた」、どっちなのかは不明のまま、この事実を隠し、騒ぎを広げた地上波TV報道。
⇒鼻から取られるサンプルもヒトの細胞+ウイルス+雑多な微生物が混ざったサンプル。遺伝子の欠片が合えば陽性?
■人は生まれながらに体内に100人の名医を持つ。医学教育で教えられない自然治癒力を語る。
・東洋医学は体毒を外に出す(断食、食料)、西洋医学は体毒に薬(毒)を加える。
・現代医学で評価できるのは1割の緊急救命医療だけ。残りの9割の慢性病には無力。
・スペイン風邪についても語る。ペニシリンの危険性を語る。
⇒でも、コレラ等を東洋医学では抑えられなかったのでは?と突っ込みたくなる。
⇒「僕が「PCR」原理主義に反対する理由」を書いた感染症の専門家も、抗生物質の使用方法は危ないと書いていた。野球選手(医者)が同じ球技(治療)だといい、野球の投げ方で、バスケットボールの投げ方(感染症対策)をしている様だと。
今年7月に医師や議員たちの反乱「ワクチン中止要請」の会見があり、NHKは知りなが...
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図書
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30. 知ってはいけない [1]
隠された日本支配の構造 隠された日本支配の構造 講談社現代新書 2439 矢部 宏治‖著
講談社 2017.8
山口の駑馬 さんの評価:
■安保条約に付随する密約に縛られている日本を描く。
「古くて都合の悪い取り決め」が「新たな見かけの良い取り決め」+「密約」に分解され日本を支配する。
・安保条約で作られた合同委員会。30以上の部局に文官1名、残りは軍人の米側。対する日本は全て官僚。 軍人が、直接日本の官僚に指図する=外交官同士が交渉し、結果を軍に知らせ指示する形が壊されている=太平洋軍司令官は植民地総督の様な存在?
・結果、在日米軍など存在しない。あるのは、米の前線基地(日本列島)。そこに、原住民(日本人)が住んでいるだけ。
・米の航空法に従っても、日本の航空法適用除外の米軍。米国内での訓練は危険なため、日本列島で好き勝手に訓練を繰り広げる。日本政府は関与不可?
・米軍には日本という国境は存在しない。日本政府の意向に関係なく、パスポートも不要で日本に出入りできる米軍関係者、勝手に日本から飛び立ち国境を越え何処でも攻撃できる。
・安保条約が違憲か否かの判断を避けた砂川裁判の最高裁。結果、日本憲法の上に存在する米軍。
⇒筆者は密約により日本政府が拘束されていると書いているが、密約に国際法的な拘束力はない事には言及してない。なぜ、この拘束力のない密約を守っているのか?に対する答えは書いてない。
⇒お蔭で軍事費は易くなり、経済は廻り、平和を感じている日本人が大勢いるという現実。時に米軍の理不尽さに怒りながらも、今の幸せを手放せない・・・
現代の大人達は、過去の人々が作ってくれた資産を食いつぶし続け、未来の子供にカスを残しているのか?、”いざ”の時、日本には竹槍しかなかったと嘆かせる?。未来の子供は、我々が創った世界でしか生きるしかないのに。
⇒日本人で米軍を止められる人は「今は」いない。金魚の糞の如き外務省。
でも、自分の国を自分の血で守れない国(自分の子供を自分で守らない)では、
政府も動けない?
まずは日本人を自虐史観(太平洋戦争史観)から解放をしなければと感じる。
■安保条約に付随した密約が、国内へ展開され、理不尽と思える米軍犯罪の行動を保護している。
・「最高裁の部外秘」や「検察の実務資料」や「外務省の”日米地位協定の考え方”」が解説されている。
■大西洋憲章(1941年)の3項の内容に自虐史観も吹っ飛ぶ・・・著者の視点とは違うが。
・両国ハ一切ノ国民カ其ノ下ニ生活セントスル政体ヲ選択スルノ権利ヲ尊重ス。両国ハ主権及自治ヲ強奪セラレタル者ニ主権及自治カ返還セラルルコトヲ希望ス。
⇒1966年の外務省訳だが、思わず笑ってしまい、突っ込みたくなる。現代の感覚でこの憲章を読めば、「ならば、米英自ら、植民地フィリピンを解放し、キューバや中南米から手を引き、インド等欧米諸国の持つ植民地を解放しようとしない?。解放するのに何の暴力も不要なのに?」と。
だが、当時の世界=欧米民主主義国に取っては、アジア支配が当たり前のだったという事を知れば、史実の景色は変わって見えてくる。当時の日本人はこの中で生きていた。
⇒この宣言はFルーズベルトとチャーチルの「白人至上主義」を正義と呼ぶ欺瞞を露わにしている。1944年のカイロ宣言でも同じ欺瞞の正義を繰返している。
⇒これで、日本の暴力は『侵略』だと呼び、自分等が植民地を創った暴力・植民地支配を守ろうとした暴力は『正義』だと呼べる現代の歴史観には驚きを隠せない。
⇒戦後にGHQの創った「太平洋史観」を学び続ける子供達。「日本は間違った」と繰り返し毎夏のプロパガンダを流すNHK。洗脳される大人達。
⇒欧米は間違ってない?。1948年ヘレンミアーズの書いた「アメリカの鏡・日本」では、史実を色々な視点から眺め、「日本は誰に憚る事無く、欧米民主主義国を偽善者と呼べる」と書く。当然、当時のGHQは翻訳禁止。勝者の歴史観を日本に押しつける(太平洋戦争史観)。
⇒日本敗戦後、欺瞞の正義を掲げた欧米諸国はアジアに舞い戻り、再支配を開始した。此の時、独立の核となったのは大東亜共栄圏を謳う日本支配下で鍛えられた各国の軍隊だった。
1955年第一回AA会議で、日本代表団の席に来て感謝を述べた各国代表。
⇒国の為戦い英霊となった人々に、感謝を捧げられない現代日本人。彼らも自分の取った行動を後世の日本人に否定されるとは露にも思わなかったろうに。
⇒若くして史実の全貌を知らず世界出るスポーツ選手たち。諸外国人の前で「反論も出来ず、口を噤み」、結果日本の歴史を貶めている事に気づかない。
■安保条約に付随する密約に縛られている日本を描く。「古くて都合の悪い取り決め」が...
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