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知ってはいけない [1]
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竜王図書館 <1012286645>
貸出可 / 書庫一般書 / /S/319/ヤ/  / 帯出可
詳細情報
ISBN 4-06-288439-6
13桁ISBN 978-4-06-288439-6
書名ヨミ シッテワ イケナイ
副書名ヨミ カクサレタ ニホン シハイ ノ コウゾウ
著者ヨミ ヤベ コウジ
叢書名ヨミ コウダンシャ ゲンダイ シンショ
分類記号 319.1053
価格 ¥840
出版者ヨミ コウダンシャ
大きさ 18cm
ページ数 260p
一般件名 日本 対外関係 アメリカ合衆国
抄録 「日本の空は、すべて米軍に支配されている」「国のトップは「米軍+官僚」である」…。この国を動かす本当のルールとは? 私たちの未来を危うくする「9つの掟」の正体を、4コママンガを交えてわかりやすく解き明かす。
著者紹介 1960年兵庫県生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。株式会社博報堂マーケティング部を経て、書籍情報社代表。著書に「本土の人間は知らないが、沖縄の人はみんな知っていること」など。
1人中 1人が好評価
知っておかなければならない
(2018/10/12)
ハッピー/東温市立図書館
在日米軍がなぜ日本でしたい放題なのかがよくわかった。日本人のすべてが知っておくべきだと思う。この著者の他の本も読みたいと思った。
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密約に縛られる日本と自虐史観?
(2021/09/07)
山口の駑馬/山陽小野田市立中央図書館
■安保条約に付随する密約に縛られている日本を描く。
「古くて都合の悪い取り決め」が「新たな見かけの良い取り決め」+「密約」に分解され日本を支配する。

・安保条約で作られた合同委員会。30以上の部局に文官1名、残りは軍人の米側。対する日本は全て官僚。 軍人が、直接日本の官僚に指図する=外交官同士が交渉し、結果を軍に知らせ指示する形が壊されている=太平洋軍司令官は植民地総督の様な存在?

・結果、在日米軍など存在しない。あるのは、米の前線基地(日本列島)。そこに、原住民(日本人)が住んでいるだけ。

・米の航空法に従っても、日本の航空法適用除外の米軍。米国内での訓練は危険なため、日本列島で好き勝手に訓練を繰り広げる。日本政府は関与不可?

・米軍には日本という国境は存在しない。日本政府の意向に関係なく、パスポートも不要で日本に出入りできる米軍関係者、勝手に日本から飛び立ち国境を越え何処でも攻撃できる。

・安保条約が違憲か否かの判断を避けた砂川裁判の最高裁。結果、日本憲法の上に存在する米軍。

⇒筆者は密約により日本政府が拘束されていると書いているが、密約に国際法的な拘束力はない事には言及してない。なぜ、この拘束力のない密約を守っているのか?に対する答えは書いてない。

⇒お蔭で軍事費は易くなり、経済は廻り、平和を感じている日本人が大勢いるという現実。時に米軍の理不尽さに怒りながらも、今の幸せを手放せない・・・

  現代の大人達は、過去の人々が作ってくれた資産を食いつぶし続け、未来の子供にカスを残しているのか?、”いざ”の時、日本には竹槍しかなかったと嘆かせる?。未来の子供は、我々が創った世界でしか生きるしかないのに。

⇒日本人で米軍を止められる人は「今は」いない。金魚の糞の如き外務省。
 でも、自分の国を自分の血で守れない国(自分の子供を自分で守らない)では、
 政府も動けない?
 まずは日本人を自虐史観(太平洋戦争史観)から解放をしなければと感じる。

■安保条約に付随した密約が、国内へ展開され、理不尽と思える米軍犯罪の行動を保護している。
・「最高裁の部外秘」や「検察の実務資料」や「外務省の”日米地位協定の考え方”」が解説されている。

■大西洋憲章(1941年)の3項の内容に自虐史観も吹っ飛ぶ・・・著者の視点とは違うが。
・両国ハ一切ノ国民カ其ノ下ニ生活セントスル政体ヲ選択スルノ権利ヲ尊重ス。両国ハ主権及自治ヲ強奪セラレタル者ニ主権及自治カ返還セラルルコトヲ希望ス。

 ⇒1966年の外務省訳だが、思わず笑ってしまい、突っ込みたくなる。現代の感覚でこの憲章を読めば、「ならば、米英自ら、植民地フィリピンを解放し、キューバや中南米から手を引き、インド等欧米諸国の持つ植民地を解放しようとしない?。解放するのに何の暴力も不要なのに?」と。

  だが、当時の世界=欧米民主主義国に取っては、アジア支配が当たり前のだったという事を知れば、史実の景色は変わって見えてくる。当時の日本人はこの中で生きていた。

 ⇒この宣言はFルーズベルトとチャーチルの「白人至上主義」を正義と呼ぶ欺瞞を露わにしている。1944年のカイロ宣言でも同じ欺瞞の正義を繰返している。

 ⇒これで、日本の暴力は『侵略』だと呼び、自分等が植民地を創った暴力・植民地支配を守ろうとした暴力は『正義』だと呼べる現代の歴史観には驚きを隠せない。

 ⇒戦後にGHQの創った「太平洋史観」を学び続ける子供達。「日本は間違った」と繰り返し毎夏のプロパガンダを流すNHK。洗脳される大人達。

 ⇒欧米は間違ってない?。1948年ヘレンミアーズの書いた「アメリカの鏡・日本」では、史実を色々な視点から眺め、「日本は誰に憚る事無く、欧米民主主義国を偽善者と呼べる」と書く。当然、当時のGHQは翻訳禁止。勝者の歴史観を日本に押しつける(太平洋戦争史観)。

 ⇒日本敗戦後、欺瞞の正義を掲げた欧米諸国はアジアに舞い戻り、再支配を開始した。此の時、独立の核となったのは大東亜共栄圏を謳う日本支配下で鍛えられた各国の軍隊だった。
  1955年第一回AA会議で、日本代表団の席に来て感謝を述べた各国代表。

 ⇒国の為戦い英霊となった人々に、感謝を捧げられない現代日本人。彼らも自分の取った行動を後世の日本人に否定されるとは露にも思わなかったろうに。

 ⇒若くして史実の全貌を知らず世界出るスポーツ選手たち。諸外国人の前で「反論も出来ず、口を噤み」、結果日本の歴史を貶めている事に気づかない。

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