甲斐市立図書館

ドナーとなって人生をやり直そうとする小悪党の八神が、理由もわかないうちに、警察、謎の集団、謎の殺戮者・グレイヴディッガーに追いかけられる。小悪党ながら、その逃走の様はカッコよく、映画をみているよう。グレイブディッガーが人間離れしすぎで、現実味がないのがマイナス点。少し残忍なところもあるが、テンポよく読み通せます。

ドナーとなって人生をやり直そうとする小悪党の八神が、理由もわかないうちに、警察、...

アッコちゃんシリーズ第三弾。今回は4話ともアッコちゃんが登場(一番弟子の三智子さんもしっかり登場している)。相変わらずのアッコ節で、読んだ後元気がでる作品です。スーパーウーマンのアッコちゃんの違う面も書かれていて、親近感がぐっとでてきた。人生の中で、働くということをポジティブにとらえられる本です。

アッコちゃんシリーズ第三弾。今回は4話ともアッコちゃんが登場(一番弟子の三智子さ...

今更ではあるが、伊坂作品を少しづつ手に取っている。映画化(映画そのものは見ていない)にもなっているので、ストーリ展開は面白い。08年本屋大賞など数々の賞を獲得した作品で、登場人物も魅力的で序盤からの伏線もあり、代表的な伊坂作品であることは間違いない。ただ、今ひとつ躍動感に物足りなさを個人的に感じ、読むスピードが遅かった。読む前の期待が大きすぎたかもしれない。

今更ではあるが、伊坂作品を少しづつ手に取っている。映画化(映画そのものは見ていな...

殺人という罪を償うとはどういことか？別れた妻が殺された本当の理由を調べていくストーリの中、考えさせられたテーマである。重いテーマではあるが、読み物としてはあっという間に読み終えてしまった。元夫という一般の人が、事件の真実に迫っていく展開は読み手を飽きさせない作品です。

殺人という罪を償うとはどういことか？別れた妻が殺された本当の理由を調べていくスト...

題名や帯から想像していたミステリー物かと思って読んでみたところ、いい意味でだまされました。ハウスキーピングという仕事を通じて、少しずつ成長していったり、家族やお客も幸せにしていく様子が楽しく読めました。前作があるようなので、順番が逆になるけれど、早速読んでみよう。

題名や帯から想像していたミステリー物かと思って読んでみたところ、いい意味でだまさ...

馳さんの作品、初読みです。ハードボイルドの作家と思っていたので、レビューなどでコメディタッチの話と聞き、手に取りました。本来の作風とは違うのでしょうが（他の作品よんでいないので）、最後まで楽しく読めました。落ちこぼれの刑事、宮澤と元エリート公安の椿との掛け合いで、テロ（？）未然防止にストーリーは展開されるが、最後の結末まで、どう話が転ぶのかワクワクしながら読み通しました。

馳さんの作品、初読みです。ハードボイルドの作家と思っていたので、レビューなどでコ...

面白い！ガラパゴスと聞くと携帯電話を思い出すが、ハイブリッドカーも同じとは思わなかった。今の日本社会の問題点を鋭く描いた社会派ミステリー。地味な地どりや聞き込みを通じて、真相の全体が明らかになるストーリー展開は、文句なく面白い。

面白い！ガラパゴスと聞くと携帯電話を思い出すが、ハイブリッドカーも同じとは思わな...

映画をみてから読んでみた。伊坂氏の作品はあまり手に取らないが、登場人物の個性が面白く、一気に読んだ。少し前にみた「陽気なギャングが地球をまわす」も伊坂作品と知り、一流のエンターテイメントを作り出せる作家だと思った。「鈴木」「蝉」「鯨」の三人の別々のストーリーが最後にまとまっていく展開は、さすがです。最近、読書にはまっているので昔の作品も読んでみようと思う。

映画をみてから読んでみた。伊坂氏の作品はあまり手に取らないが、登場人物の個性が面...

読み終ったあと「うん～？」と少々うなってしまった。上巻の出張料理というおいしいそうな料理と淡い恋心の織り交ぜたストーリーから、急転。イケメン料理人とアラサー女子だけでなく、周りの登場人物含め、話の展開がすごい。ちょっと、この設定強引すぎないかと読むほうが心配になるくらいだ。最後は、もやもや感は残るものの、なんとなくまとまったかなぁと思う。もう少しお腹がすくような話が、個人的には好みです。

読み終ったあと「うん～？」と少々うなってしまった。上巻の出張料理というおいしいそ...

近くに住んでいるのに、ホテルアソシア名古屋ターミナルのことは知らなかった。「日本一幸せな従業員をつくる! 」というスローガンの元、 顧客満足ではなく、ひたすら従業員満足を高めることでV字回復させた総支配人の柴田秋雄さんの経営哲学を一冊にまとめたもの。言葉の一つひとつは人間味あふれて、共感するところや学ぶところが多い。サービス業でなくモノ作りの現場にどこまで横展できるか、少し不安な面もあるが、「人を粗末にしない」というおわりの言葉をいつも心にとめて仕事をしていこうと思った。

近くに住んでいるのに、ホテルアソシア名古屋ターミナルのことは知らなかった。「日本...