馳さんがコメディだなんて！これは絶対読まなければ！！
宮澤と椿の掛け合いが絶妙でとても面白い。そして成り行き上宮澤と交際することになった、酒乱の彼女千紗のキャラもいい味だしてます。ストーリーは最後まで一体どっちなのだろうとワクワクしながら読めました。　いつも馳さんの作品を読み終えたら暗く沈んだ気持ちになるのですが、この作品はもちろんそうはならず。とても新鮮な気持ちです。

馳さんの作品、初読みです。ハードボイルドの作家と思っていたので、レビューなどでコメディタッチの話と聞き、手に取りました。本来の作風とは違うのでしょうが（他の作品よんでいないので）、最後まで楽しく読めました。落ちこぼれの刑事、宮澤と元エリート公安の椿との掛け合いで、テロ（？）未然防止にストーリーは展開されるが、最後の結末まで、どう話が転ぶのかワクワクしながら読み通しました。