甲斐市立図書館

著者は文章の危機管理コンサルタントだというだけあって、簡潔かつ要領よく文章の書き方、文書の作り方を教えてくれる。同様のビジネス書と一味ちがうのが、文章の指導方法も書かれているところ。ポイントも具体的で、読後すぐに役に立ちます。ビジネス文章の書き方の参考書としてお勧めです。

著者は文章の危機管理コンサルタントだというだけあって、簡潔かつ要領よく文章の書き...

家康の側近や後継者が、江戸という都市を作り上げていく様を描いた作品。時代考察や知識がない私でも、興味深く読み通せた。家康という先見性の鋭さに感心してしまう。その様子は、まるでプロジェクトＸをみているようです。今から400年も前の話とは思えないです。

家康の側近や後継者が、江戸という都市を作り上げていく様を描いた作品。時代考察や知...

何気なく手に取りました。はじめは、東野作品としては軽いなぁと思いながら読み続けるうちに、だんだんと面白くなってくる。一つひとつの小話がだんだんとつながって、最後のページで、思わず笑みが浮かんでしまう。こういうユーモア小説でも、さすがだなぁと感心する作品です。単純ですが、面白い作品です。

何気なく手に取りました。はじめは、東野作品としては軽いなぁと思いながら読み続ける...

新聞の広告欄で見つけた本。人気があるようなので、さっそく手に取った。現在の日本経済・社会をテーマにした警察もの。事件の謎解きはなんとなく想像できるが、結末へむかうストーリー展開がおもしろく、下巻が楽しみ。

新聞の広告欄で見つけた本。人気があるようなので、さっそく手に取った。現在の日本経...

訳アリのイケメン料理人とアラサーの婚活女子が、四季折々の料理で出張料理で依頼人をもてなす話。依頼人がバラエティ豊かで、笑いあり涙ありで読みやすい。食べ物が出てくる話は多いが、本書は本格的な和食が中心。おいしそうではあるが、なかなか食べる機会がなさそうで、残念。料理人と婚活女子の設定は、ちょっとありえないかなと感じるが、二人の恋の行方も気になるので、早く続きを読むことにしよう。

訳アリのイケメン料理人とアラサーの婚活女子が、四季折々の料理で出張料理で依頼人を...

国民投票を題材とした作品。直前に、赤川作品の「東京零年」を読んだので、偶然にも政治に関わる作品を連続して読んだことになった。どちらも、今の社会に潜む危うい傾向をテーマにしたものだが、個人的には伊坂作品のほうがよりエンターテイメント性があるように思う。「東京零年」と合わせたレビューにはなるが、監視社会や民衆をあおるような劇場型政治など、今の社会の危険性をテーマにしていることを、考えさせられた。

国民投票を題材とした作品。直前に、赤川作品の「東京零年」を読んだので、偶然にも政...

知人から勧められて読んだ本。堂場作品初読みです。普通の刑事像らしくない刑事「大友鉄」が追う誘拐ミステリー。テンポもよく読みやすい。謎解きの面では、なんとなく途中でわかってしまった。同僚の刑事や途中で絡んできた新聞記者とか、主人公の引き立て役で終わってしまい、話の厚みとしてはどうかなと感じるが、全体としては面白い作品だった。他の作品も読んでみよう。

知人から勧められて読んだ本。堂場作品初読みです。普通の刑事像らしくない刑事「大友...

吉川英治賞受賞作品と聞いて、久しぶりの赤川作品を読んだ。三毛猫シリーズなどの作風とは、まったく異なる監視社会を描いたサスペンス作品。それなりに面白いが、淡々とストーリーが展開して、盛り上がりに欠けるのかなとも感じた。個人的には、三毛猫ホームズのような、ユーモアある明るい作風のが好みかなと感じた。

吉川英治賞受賞作品と聞いて、久しぶりの赤川作品を読んだ。三毛猫シリーズなどの作風...

伝え方の基本姿勢は「自分が何者なのか」を突き詰めてみることだそうだ。この意外とも思える手法から始めておかないと、「自分が本当に伝えたい事」「主張したいこと」を表現することもできないらしい。個人的にはメールの章が、一番役に立った。

伝え方の基本姿勢は「自分が何者なのか」を突き詰めてみることだそうだ。この意外とも...

「えぇ！早苗の結婚式？」冒頭から驚かされた。武士道シリーズの続編なので、主人公二人にとってありえないことではないが、「残された香織はどうなるのだ？」と興味津々で、一気読みモードに突入してしまった。本当に面白い作品。剣道一筋の香織の、成長してく様子が前作以上にカッコいい。本当にお勧めです。

「えぇ！早苗の結婚式？」冒頭から驚かされた。武士道シリーズの続編なので、主人公二...