トップ
甲斐市立図書館
ログアウト
ログイン
レビュー一覧 (509件)
るなくんさんの投稿レビュー/網走市立図書館
投稿順
評価順
図書
(6人)
11. 放課後ミステリクラブ 2
雪のミステリーサークル事件 知念 実希人‖作 Gurin.‖絵
ライツ社 2023.10
るなくん さんの評価:
雪の積もった校庭に突如現れたミステリーサークル。
誰が何のためにどうやって作ったのか、、ミステリクラブの面々は
この謎をどう読み解くのか・・
内容は読んでのお楽しみだが。知念氏の後書きが心に染みた。
勉強について語っているのだが、押し付けがましくなく
自然に勉強を受け入れられる語り。
是非、子供たちに読ませてあげて欲しい1冊。
雪の積もった校庭に突如現れたミステリーサークル。誰が何のためにどうやって作ったの...
図書
(8人)
12. 放課後ミステリクラブ 1
金魚の泳ぐプール事件 知念 実希人‖作 Gurin.‖絵
ライツ社 2023.6
るなくん さんの評価:
大人のミステリ小説ではないけれど、子供視点であっても
トリックは一級品だ。
何故、夜のプールに金魚の群れは放されたのか・・
4年1組のトリオ「ミステリクラブ」の面々が、個々の特技を生かし
真相を暴く。子供に本の楽しさを教える一冊。
大人のミステリ小説ではないけれど、子供視点であってもトリックは一級品だ。何故、夜...
図書
(2人)
13. 方舟を燃やす
角田 光代‖著
新潮社 2024.2
るなくん さんの評価:
ノストラダムス・こっくりさん・オウムなどの、昔懐かし話題を
織り交ぜて物語は進む。
信じる対象に縋ることと思い込みは紙一重。
昔、「食べてはいけない100品目」の本を出産時渡され、なるべく
手作りで子育てしようと奮闘した日々を思い出した。
頂いたらお礼を言ってと、他の方からの頂きものを制限していなかったけれど
幼稚園のお友達からもらったチョコを食べ、「おいしい!これ、なんていう
食べ物?」と聞かれ、ゆるゆるの制限でも「あっ!この子の味覚を制限していた」と
気づき、市販にアレンジをして食卓に出すようになった。
これが思いのほか美味しい(笑)
貫き通すのは自分で決めたことだから、良しとするが、無理意地は良くないし
家族であっても話合は必要だと痛感。
ワクチンについても3種混合の1期生で、接種させた後、後遺症について新聞をにぎわせたことも思い出した。
病魔の危険を避けたい・・
正しい情報の見極め方と、柔軟な考え方を持とう!
ノストラダムス・こっくりさん・オウムなどの、昔懐かし話題を織り交ぜて物語は進む。...
図書
(1人)
14. 板上に咲く
MUNAKATA:Beyond Van Gogh 原田 マハ‖著
幻冬舎 2024.3
るなくん さんの評価:
有名な棟方志功なのに、彼の生き様を全くといって知らなかった。
彼の妻チャによって語られた人生。
生きること、飾らず誠実でまっすぐな志功を愛をもってサポートする
奥様も素敵で、読んでいく内にどんどん魅力に嵌まっていく。
「ワぁ、ゴッホになる」
でも「世界の棟方になった」
素晴らしき夫婦愛と芸術の世界に感服。
有名な棟方志功なのに、彼の生き様を全くといって知らなかった。彼の妻チャによって語...
図書
(8人)
15. レーエンデ国物語 [1]
多崎 礼‖著
講談社 2023.6
るなくん さんの評価:
家に縛られてきた貴族の娘ユリアは、
偉大な父ヘクトルと呪われた地レーエンデへ旅の出て、
道案内人トリスタンと出会い恋に落ちる。
幾多の困難が襲いかかるも、未来に託す二人の強い信念と希望が
レーエンデ国を変えていく。
これから二人はどうなってしまうのかと、このファンタジーの世界に
どっぷりと浸り、長編にも関わらず、どきどき・わくわく・切なく
ユリアと共に旅し読み終えた。
次回作「夜明け」が早くも楽しみ。
家に縛られてきた貴族の娘ユリアは、偉大な父ヘクトルと呪われた地レーエンデへ旅の出...
図書
(2人)
16. 二人キリ
村山 由佳‖著
集英社 2024.1
るなくん さんの評価:
昭和に起きたアベサダ事件を当事者たちに、情熱をもって書き上げられている物語。
この事件で殺された吉蔵の妾の息子吉弥は、地道に長い年月をかけて事件の真相を得るため関係者に取材。
赤裸々に綴られる彼女の人生。
吉弥は定本人と語り、取材した証言と重ね実態に迫るなか、次第に彼の視点も変化していく。
筆力はいつもながら、圧倒的破壊力がある。
ただ定の業腹な欲の生き様は、読んでいてちょったしんどかった。
昭和に起きたアベサダ事件を当事者たちに、情熱をもって書き上げられている物語。この...
貸出不可(未所蔵)
(1人)
17. 積木の恋
フランス書院 2024.3
凪良ゆう 黒沢要
るなくん さんの評価:
偏見に満ちた同性愛だけど、心はピュア
理解しがたい心境と切なくなる愛の形にちょっと複雑な思いで読み終えた。
心の狭さは人間的には慮る気持ちにかけていると反省。
人類皆平等に愛せるように心がけをこれからします。
偏見に満ちた同性愛だけど、心はピュア理解しがたい心境と切なくなる愛の形にちょっと...
図書
(19人)
18. 水車小屋のネネ
津村 記久子‖著
毎日新聞出版 2023.3
るなくん さんの評価:
18歳の姉理佐は、8歳の妹律が母親の内縁の夫に虐げられていること、そして自分も短大の入学金を母親が
勝手に使い進学できず憤りを覚える。
理佐は律をつれて就職できるところを探すのだが、条件に見合った就職先は
鳥の世話を含む蕎麦屋だった。
そこから姉妹を取り巻く環境がさりげない好意に満ち溢れていた。
押しつける優しさでもなく、お涙頂戴でもない生活が二人にとっても読み手にとっても、心地良い。
そして水車小屋に住むネネの役どころがとても良い。
律の「私は良心によってできている」頷く内容。いい本に出会ったとうれしくなった。
18歳の姉理佐は、8歳の妹律が母親の内縁の夫に虐げられていること、そして自分も短...
図書
(8人)
19. マリスアングル
[姫川玲子シリーズ] 誉田 哲也‖著
光文社 2023.10
るなくん さんの評価:
今回の玲子さんはちょっと引いた所からの視線。
捜査感覚が玲子さんとは違う視点を持つ魚住久江さん視線で事件を追う。
防音が施された空家の一室で死体が発見される。
流れとしては面白く読んだが、背景がちょっと偏っているようにも感じた。
ただ嘘も発信し続ければ真実になることがあるかも
と怖ろしい警告あり。現代のメディアやネット環境から推察すると
本当にありそう・・・
今回の玲子さんはちょっと引いた所からの視線。捜査感覚が玲子さんとは違う視点を持つ...
図書
(13人)
20. 窓ぎわのトットちゃん 続
黒柳 徹子‖著
講談社 2023.10
るなくん さんの評価:
2001年に発達障害を告白していた徹子さん。
当時は名の付く症状ではなかったため、廻りに理解されず大変だったと思うが
ご両親の深い愛情に守られ、のびのびと育った徹子さんが語る
42年前の本からのそれからは、戦争体験について多く語られている。
続に託した戦争のリアルな辛さと切なさと憤り。
ユニセフで今も戦争で傷ついた子供たちの支援活動に尽力。
自分の負の部分をまさに素晴らしい転換を遂げた徹子さんのご両親の暖かい愛情が
伝わり、そして人を人として受け入れていく心のおおらかさが
現代にも広がってほしいと切に願うし、戦争は絶対に未来を輝かせないと思う。
この本の奥行に胸を打った。
2001年に発達障害を告白していた徹子さん。当時は名の付く症状ではなかったため、...
<
1
2
3
4
..51
>
(c) 甲斐市立図書館
戻る
カレンダー
お知らせ
マイページ
(6人)
ライツ社 2023.10
(8人)
ライツ社 2023.6
(2人)
新潮社 2024.2
(1人)
幻冬舎 2024.3
(8人)
講談社 2023.6
(2人)
集英社 2024.1
貸出不可(未所蔵)
(1人)
凪良ゆう 黒沢要
(19人)
毎日新聞出版 2023.3
(8人)
光文社 2023.10
(13人)
講談社 2023.10