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レビュー一覧 (60件)
habichanさんの投稿レビュー/飯塚市立図書館
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(45人)
21. きたきた捕物帖
[きたきた捕物帖] [1] 宮部 みゆき‖著
PHP研究所 2020.6
habichan さんの評価:
宮部みゆきさんの江戸ものは大好きです。
新シリーズになるみたいで、楽しみ。
「きたきた」で主人公の名前が「北一」
で、もうひとつの「きた」はなにかな?と思っていたら
第3話で登場。
しかも、長屋の手配人さんや、寺子屋の先生や長屋の子どもは
「桜ほうさら」の登場人物!!
物語のしょっぱなにいきなり亡くなった十手持ちの親分さんの奥さんが
超~かっこいい!!!
続編にも大いに期待しています。
宮部みゆきさんの江戸ものは大好きです。新シリーズになるみたいで、楽しみ。「きたき...
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図書
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(10人)
22. 老〜い、どん! [1]
70〜90代あなたにも「ヨタヘロ期」がやってくる 70〜90代あなたにも「ヨタヘロ期」がやってくる 樋口 恵子‖著
婦人之友社 2019.12
habichan さんの評価:
たまたま著者が「徹子の部屋」に出演したのを拝見して読みました。
(もちろん本のPRのため)
「ヨタヘロ期」お年寄りが「一人で生活できる」から「寝たきり」になるまでの期間について、著者の造語。
赤裸々にご自身の現在の様子、同年代の友達の様子、ヨタヨタヘロヘロした期間。
それがやがて来ることについて、覚悟と準備が必要。
身近な老人をみていても、80歳をすぎるとガタっと体力意欲が減り、ガンコになってしまってます。
「年寄り笑うな、行く道だ」
たまたま著者が「徹子の部屋」に出演したのを拝見して読みました。(もちろん本のPR...
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図書
貸出可能
(35人)
23. 黒武御神火御殿
三島屋変調百物語六之続 [三島屋変調百物語] [6] 宮部 みゆき‖著
毎日新聞出版 2019.12
habichan さんの評価:
聞き手はおちかさんから、三島屋次男の富次郎さんへ。
3つの短編と1つの長編。
今回も期待にたがわず、怖くて面白くて哀しい物語。
宮部みゆきさんの物語は、どうしようもない人の悪意とか
亜企業とかが、きちんと描かれているところが好きです。
読んでいて辛い場面もあるのですが
それがこの世の常。。。。。
おちかさんと、その旦那さん、瓢箪古堂の勘一さんも
出てくるのが、とっても嬉しい♪
大満足の1冊。
聞き手はおちかさんから、三島屋次男の富次郎さんへ。3つの短編と1つの長編。今回も...
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図書
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(6人)
24. なんで僕に聞くんだろう。
幡野 広志‖著
幻冬舎 2020.2
habichan さんの評価:
全国紙の相談欄ってそれなりに面白いけれども
やっぱりそこにはあるていどのフィルターがあり・・・
ここには生生しい相談がたくさんあります。
Jアラート鳴らす前に、憲法改正する前に
与党の国会議員に読んでほしい。
今の日本の人々の暮らしがココにあります。
そうですよね・・・なんでガンで余命宣告うけた写真家に
みんな相談するんでしょうね。
でも、それはやはり著者の人柄と覚悟にあるんだと思います。
全国紙の相談欄ってそれなりに面白いけれどもやっぱりそこにはあるていどのフィルター...
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図書
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(29人)
25. 罪の轍
奥田 英朗‖著
新潮社 2019.8
habichan さんの評価:
「ケーキの切れない少年たち」を読んだと伝えたら
友達が進めてくれた本。
昭和37年の日本の物語。
おぼろげに覚えている、舗装されていない道路
隙間風がふきこむ木造家屋の室内。
オリンピック前の東京の喧騒はしりませんが
それでも土埃だらけの感じは想像できます。
テレビが普及しはじめ、自動車が普及しはじめ
電話がある過程がまだまだ少なかったころの犯罪小説。
永山死刑囚の犯罪やら「よしのぶちゃん誘拐事件」など
当時の犯罪を思い起こしながら読了。
令和の時代とは一味ちがった時間の流れで
刑事が事件解決に奔走する姿が
読んでいるとモノクロの絵となって迫ってきます。
「ケーキの切れない少年たち」を読んだと伝えたら友達が進めてくれた本。昭和37年の...
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貸出不可(未所蔵)
(1人)
26. AI救国論
新潮社 2019.9
大澤昇平
habichan さんの評価:
それなりに面白かったですが
あまり一般向けではないと思いました。
AI業界言語が次々と出てきて、それについてネットで検索しながら読了。
注釈が必要では?と感じました。
日本の状況についての不満はかかれていまして
それはいくつかは納得できるものですが
著者は結局AI成功者であって、そこには情報弱者切り捨てとも感じる表現を感じました。
それなりに面白かったですがあまり一般向けではないと思いました。AI業界言語が次々...
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図書
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(1人)
27. 国宝ロストワールド
写真家たちがとらえた文化財の記録 岡塚 章子‖著 金子 隆一‖著 説田 晃大‖著
小学館 2019.10
habichan さんの評価:
明治から戦前いかけて撮られた国宝の写真集。
修復される前のなら大仏殿、京都平等院。
そして仏像の数々。
消失前の法隆寺金堂の壁画(白黒)なども。
維持管理されての国宝だと改めて思いました。
明治から戦前いかけて撮られた国宝の写真集。修復される前のなら大仏殿、京都平等院。...
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図書
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(2人)
28. 誰が科学を殺すのか
科学技術立国「崩壊」の衝撃 毎日新聞「幻の科学技術立国」取材班‖著
毎日新聞出版 2019.10
habichan さんの評価:
米百俵の逸話に感動した」という小泉首相のころから、ひどくなるばかりの日本の教育環境、研究環境。
あの「米百俵」の精神はどこへやら。奨学金も実質は学生にとっては借金でしかないし。
本書には、高校無償化の余波で大学生の授業料減免やら奨学金返済猶予の枠が減っている現状までは書かれていませんでした。
「票にも金にもならない」から国会議員から無視されつづける文教予算。お先真っ暗ですね。結局は企業のトップも官僚も議員もマスコミも、文系比率が高すぎて、技術や研究に対して評価できないことも問題だな・・と改めて思いました。
米百俵の逸話に感動した」という小泉首相のころから、ひどくなるばかりの日本の教育環...
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図書
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(7人)
29. はぐれくん、おおきなマルにであう
シェル シルヴァスタイン‖作 村上 春樹‖訳
あすなろ書房 2019.11
habichan さんの評価:
今回の翻訳は村上春樹氏
慣れ親しんだ倉橋由美子さんと
翻訳がちがうと、また違った味わいで
おもしろい!!!
今回の翻訳は村上春樹氏慣れ親しんだ倉橋由美子さんと翻訳がちがうと、また違った味わ...
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図書
(5人)
30. AIに負けない子どもを育てる
21st Century Children 新井 紀子‖著
東洋経済新報社 2019.9
habichan さんの評価:
読み進めたら、本が付箋だらけになってしまいました。
本当に文章を正確に読めない人が増えている・・ということがわかり
また、そんな学生アルバイトや添削作業をした主婦が採点する予定だった
「記述式大学入試テスト」が導入をみおくられて、本当に良かったと思います。
AIには記述式の採点は不可能と著者は明言しています。
子どもの独海力・文章力を育てるためには
一人1台PCを配布することではなく、
黒板にかかれた文章を、きちんとノートにとることができることであり
(今は穴埋めプリントでクラス全員の速度を一定にしようとしている)
P181
「学校は、子どもたちが安心して何度も間違う事ができる場所でなくてはなりません。間違うことは恥かしいことではない、と保証されることこそ、学校が学校であることの意義なのです。間違う経験は買ってでもするべきです。間違うから誤概念を修正できるのですから」
著者が具体的に導いた教育目標は
P191
「小学校を卒業するまでに板書をリアルタイムで写せるようにする。小学校のうちに穴埋めプリントを卒業する。そして、中学ではプリントを使わないことを目標にする」
そういう事でデクノロジーで失われた能力を回復しようというのが著者の提言です。
著者が学生のころに教授に言われたことが「生協にコピー機がおかれて学生の学力が如実に下がった」
今ならTwitterやLINEで短文しかかけない子どもが大量生産されているかもしれません。
さらに国語の教科書に、同じような文学作品(「走れメロス」「山月記」ばかりが採用されるのは、現場の教師が新しく教材準備する必要がないからでは?・・という衝撃の事実も。また、小学校で低学年ばかり教えたがる先生は、高学年の教科書を読み解く力がないからではないか?とう話にも驚きました。
子どもの教育格差をなくすためには
*すべての幼児はゼロ歳から保育園に通う権利がある
*すべての小学生は学童保育に通う権利がある。
そうすれば、すべての子どもにゼロ歳から十分に母語のシャワーを浴びる機会、インターネットから切り離されてリアルな外部との世界に接する十分な機会、歩いたり走ったりm同年代の子どもと喧嘩をしたり仲直りをしたりする機会が保証されるべき。(P278)
さらに、母語が日本語ではない保護者のために、学校からのお知らせは機械翻訳できる形態でクラウド上に保存されるべきとも提言しています。
そしてこの本の印税をもとにクラウド上に無料で、安易な操作で表示できる「学校のHP」の仕組みを作っています。
それは災害時の生徒の安否確認にも活用できるし
避難所になった学校の様子を発信できるツールにもなっています。
が・・・文科省も建設省も全く関与しようとしていません。
それこそ、一人1台PC配布するよりも(武雄市で実施して大失敗)大事なことではないでしょうか?
本当に読み応えのある1冊でした。
読み進めたら、本が付箋だらけになってしまいました。本当に文章を正確に読めない人が...
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大澤昇平
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あすなろ書房 2019.11
東洋経済新報社 2019.9