甲斐市立図書館

　友達との約束の時間に遅れそうになってしまった小学校４年生の智。
自転車に飛び乗り勢いよくペダルを踏んだその時、突然目の前に１台の自転車が現れました。ぶつかると思った次の瞬間、なぜか智はまだ自転車にまたがったまま。
　不思議に思いながらも待ち合わせの場所に向かいますが、この日から不思議なことが起こり始めます。
　親友はどこかぎこちない態度、お母さんはスカートを穿いて髪を下ろしてオシャレになっているし…。
「もしかしてここは、パラレルワールド？」智は無事元の世界へ戻れるのでしょうか。

　友達との約束の時間に遅れそうになってしまった小学校４年生の智。自転車に飛び乗り...

　神社やお寺へ参拝に行くと、参道に「お詣りスイーツ」を売るお店が並んでいます。参拝の記念やお土産に買って帰ったことがある方も多いのではないでしょうか。
　参拝で甘いお菓子を食べることは昔から続く楽しみごとであり、贅沢でもありました。本書では、参道の名物菓子の歴史とともに、社寺についても写真を交えて解説。また、伊勢神宮の「赤福」、浅草寺の「人形焼」と並んで、津島神社の「あかだくつわ」も紹介されています。神社やお寺に参拝に行く「もう一つの楽しみ」を探してみてはいかがでしょう。

　神社やお寺へ参拝に行くと、参道に「お詣りスイーツ」を売るお店が並んでいます。参...

　チーターのチッタちゃんは本を読むのがだいすき。今日も図書館で十さつの本をかりて帰ろうとすると、おなじクラスのカバのヒッポくんにバッタリ。ヒッポくんは、今かりている一さつの本をもう一度かりるんだって。せっかちなチッタちゃんはびっくりです。
　はやく、たくさん読むチッタちゃんと、ゆっくり、じっくり読むヒッポくん。正反対の二人はやがて本を通じてともだちになります。本はひとりで読むのも楽しいけど、読んだ本の感想や、おすすめの本をともだちと話すと、もっと楽しくなります。

　チーターのチッタちゃんは本を読むのがだいすき。今日も図書館で十さつの本をかりて...

　世界の歴史には植物をめぐる争いが数多くありました。この本は歴史を変えるほど大きく影響力を持った十四種類の植物について紹介した本です。
　本書の第七章に登場する「ワタ」。これは十八世紀にイギリスで産業革命をもたらした植物として知られています。綿織物の需要が伸びたことで紡績機が発明され、工場による大量生産が可能になりました。その後、ワタはアメリカまで広く栽培されましたが、一方で富をめぐり南北戦争を起こすきっかけとなりました。
　一つの植物から派生する意外な歴史の数々をたどってみましょう。

　世界の歴史には植物をめぐる争いが数多くありました。この本は歴史を変えるほど大き...

　小学五年生の檜山春樹。ある夏、大学をやめて突然いなくなった兄から手紙が送られてきました。しかも差出人は「伊達政宗」という戦国武将の名前できたのです。
　兄に会って直接理由を聞くため仙台へむかった春樹は、杜乃（もりの）武将隊として伊達政宗を演じている姿を目にします。なぜ武将隊に入ったのか、納得いかない気持ちでいっぱいのとき、武将隊の大ファンである少女に出会うのでした。彼女が武将隊に興味を持ったのは東日本大震災で起こったあるできごとでした。
　兄が演ずる伊達政宗とどう関係するのでしょうか。また、兄が武将隊に入ったその理由とは。

　小学五年生の檜山春樹。ある夏、大学をやめて突然いなくなった兄から手紙が送られて...

　オイルを入れたビンの中に、そっと花などの植物を閉じ込めて作るハーバリウム。元々は「植物標本」を意味する言葉だったハーバリウムですが、今ではインテリアとして人気を集めています。
　この本は、基本の作り方から一風変わったテクニックを使用したデザインまで紹介されており、初めてハーバリウムを作ってみようという人にも、さらに一歩踏み込んだデザインにチャレンジしたいという人にもおすすめです。
　また、ハーバリウムを応用した雑貨やアクセサリーの作り方も掲載されているので、アイディアはさらに広がります。

　オイルを入れたビンの中に、そっと花などの植物を閉じ込めて作るハーバリウム。元々...

　ある日、ロッカーの上に準備されていた「時間割予定」に墨汁のしみがついてしまい、クラスの何人かが文字の上に黒いしみのついた予定表をもらうことになった。
　次の週。月曜の持ち物「絵の具」にしみがついていた真子は、その日は絵の具を使わずに授業を終えた。木曜の持ち物「地図」にしみがついていた明日香も、グループのメンバーが開いてくれた地図を使って作業したため、自分の地図は使わなかったという。クラスには、他にも同じような出来事にあった人がいて……
　あるクラスで起こった、ちょっとふしぎな１週間のおはなし。

　ある日、ロッカーの上に準備されていた「時間割予定」に墨汁のしみがついてしまい、...

　都の仏師の均整のとれた仏像が数多く残る愛知、十一面観音菩薩を本地仏とする白山信仰が盛んな岐阜、伊勢神宮や熊野古道があるため神仏習合の仏像が多い三重。本書では、イラストレーターの著者がおすすめする東海地方の美しい仏像１０７体を解説しています。仏像のお顔や衣の着方、指の形などの細かな部分がイラストで描かれ、楽しい鑑賞のポイントなども紹介されています。
　津島市のお寺にある仏像も掲載されていますので、ぜひご覧下さい。

　都の仏師の均整のとれた仏像が数多く残る愛知、十一面観音菩薩を本地仏とする白山信...

　古代から現代まで、自然科学、工学、数学、医学などの分野で輝かしい偉業を成し遂げた女性の科学者たちはたくさんいますが、歴史の陰に隠れてあまり知られてきませんでした。女性が専門的に学ぶことがなかなか許されなかった時代。そうした逆境にもめげず、驚くべき粘り強さと創意工夫で歴史に名を刻んだ先駆者たちにスポットをあて、彼女たちの研究成果やバイタリティあふれる人生を紹介しています。
　理想をめざして努力することの大切さを教えてくれる一冊です。

　古代から現代まで、自然科学、工学、数学、医学などの分野で輝かしい偉業を成し遂げ...

　クロード・モネの絵「印象、日の出」が名の由来である“印象派”。目の前にあるものが、親しみやすく、分かりやすく感覚的に目に入ってくるような絵のことを言います。
　ルノワール、ドガ、セザンヌなど、現在では誰しも一度は聞いたことのある有名な画家とその画法は、昔は「不良画家の集まり」「落書きの方がマシ」とまで言われていました。
　本書では、印象派の誕生から作品の解説、印象派を巡る様々な人間模様・社会情勢まで分かりやすく紹介されています。

　クロード・モネの絵「印象、日の出」が名の由来である“印象派”。目の前にあるもの...