久方ぶりに出会った笑える本。
主人公が殺し屋でありながら、小心者 恐妻家ぶりが傑作。     
ラストは 笑いの要素はなく、いきなりミステリー色が強くなる。                                      
                                                                                                

久方ぶりに出会った笑える本。主人公が殺し屋でありながら、小心者 恐妻家ぶりが傑作...

カリスマ女子高生の死をテーマに同じサークルの生徒たちが短編小説を作り朗読会で発表する。
それぞれが自分に疑いが向かないようにするため友だちを陥れる虚実織り交ぜた小説を作り、相手の目の前で淡々と朗読するところが怖い。
真犯人の犯行の動機がありきたりだったのが残念。

カリスマ女子高生の死をテーマに同じサークルの生徒たちが短編小説を作り朗読会で発表...

範子に助けられた４人友達がやがて彼女の異常なまでの正義感に追い詰められ、ついには殺してしまう。
作中の『完璧な正義は、なんと野蛮で暴力的で、禍々しくあることか』という一文に集約されている。
範子の持論にうんざり…

範子に助けられた４人友達がやがて彼女の異常なまでの正義感に追い詰められ、ついには...

家族から疎外された育った兄（主人公）とプライドが高いエリートの父。
母と婚約者の殺人容疑で逮捕された弟の裁判を通じ、衝突しながら互いの思いや誤解に気づき、ゆっくりと歩み寄っていく。
被害者家族であり、加害者家族でもあるという重苦しい状況の中、最後に小さな救いが見える小説。

家族から疎外された育った兄（主人公）とプライドが高いエリートの父。母と婚約者の殺...

掲載されているアロマオイルの種類が多く、解説が丁寧に書かれていてわかりやすい。                      
                                                                   

掲載されているアロマオイルの種類が多く、解説が丁寧に書かれていてわかりやすい。 ...

どこがどう面白いのか うまく説明出来ないが、不思議と心温まるところが『いかにも西加奈子さん！』的な小説。

どこがどう面白いのか うまく説明出来ないが、不思議と心温まるところが『いかにも西...

経営が悪化し始めているホテルにやってきた新社長の発案で、従業員による選挙によりリストラや配置転換を敢行。
仕事に対する意識に変化が訪れ、従業員のモチベーションが上がってくる話だか、今１つ盛り上がりに欠け、ダラダラ終わった感が否めない。

経営が悪化し始めているホテルにやってきた新社長の発案で、従業員による選挙によりリ...

今まで見てきたアロマの本の中で、１番詳しく解説してある。                                                                                      

今まで見てきたアロマの本の中で、１番詳しく解説してある。            ...

誘拐された娘を、周囲の無理解や冷たい視線の中、何年も探し待ち続けた母。
娘が無事に戻って、空白の数年間を埋めるかのように注ぐ愛情が次第に過剰な干渉になり、思春期の娘とぶつかり合う。
『自分１人だけが最後まで諦めず、娘を捜し続けた』という誇りと
『また娘を失ってしまうのではないか』という恐怖から暴走してしまう母親が切ない。

誘拐された娘を、周囲の無理解や冷たい視線の中、何年も探し待ち続けた母。娘が無事に...