トップ
甲斐市立図書館
ログアウト
ログイン
レビュー一覧 (149件)
はるちゃんさんの投稿レビュー/小郡市立図書館
投稿順
評価順
図書
貸出可能
(1人)
131. 大脱走
荒木 源‖著
小学館 2015.11
はるちゃん さんの評価:
やっとの思いで就職したが、入ってみるとそこは悪徳リフォーム会社で、過酷なノルマ、サービス残業、休日出勤等々、絵に描いたようなブラック企業。
過酷な状況の中、魔が差した主人公は農家のボケ老人と契約を結び、訴えられてしまう。
と、ここまでの流れは普通だが後半がひどい。
・サボる事しか考えていない後輩社員が、なぜか訴えを起こしている老女から気に入られる。
・住み込みで畑仕事を手伝う事になった後輩社員が納屋に放置されていた種をテキトーにバラ撒いたら、それは〈幻のトマト〉だった。
・後輩社員は、実は大企業の御曹司。
・食品偽装で会社存続の危機に瀕していた後輩社員の実家は〈幻のトマト〉のおかげで立ち直る。
・主人公は後輩社員の会社に再就職してハッビーエンド。
と、呆れるくらい都合の良すぎる展開で、久々に腹の立つ小説だった。
やっとの思いで就職したが、入ってみるとそこは悪徳リフォーム会社で、過酷なノルマ、...
図書
貸出可能
(6人)
132. あつあつを召し上がれ
小川 糸‖著
新潮社 2011.10
はるちゃん さんの評価:
料理にまつわる心温まる短編集だが、どれも可もなく不可もなくといったところ。
読んだ時間は、1時間、
図書館で読み終わってしまい、やや物足りなさを感じたのは
どれも先が見える展開だったせいか。
料理にまつわる心温まる短編集だが、どれも可もなく不可もなくといったところ。読んだ...
貸出不可(未所蔵)
(1人)
133. 薔薇窓の闇 下
集英社 2014.8
帚木蓬生 著
はるちゃん さんの評価:
情景描写が素晴らしいのは上巻と共通しているが、
ポリニャック伯爵夫人にまつわる事柄が中途半端。
連続誘拐事件の犯人逮捕に繋がった伯爵夫人からの
手紙も取って付けたような内容で実に不自然だったし、
ラゼーグ医師への恋愛妄想から来るストーキングや
殺人予告とも取れる脅迫も、放り出すように終わって
いるのがとても残念。
情景描写が素晴らしいのは上巻と共通しているが、ポリニャック伯爵夫人にまつわる事柄...
貸出不可(未所蔵)
(1人)
134. 薔薇窓の闇 上
集英社 2014.8
帚木蓬生 著
はるちゃん さんの評価:
1900年パリ万博の最中に連続女性行方不明事件が発生。
捜査協力を依頼された精神科医ラゼーグの周辺では
ポリニャック夫人の恋愛妄想によるストーキング、
警視庁警視の妹の射殺などの事件がおこる。
主題以上に読みごたえがあったのが、
パリ万博当時の世界情勢、風俗、建造物等々の緻密な描写。
作者の多岐に渡る知性と教養に脱帽!
1900年パリ万博の最中に連続女性行方不明事件が発生。捜査協力を依頼された精神科...
図書
貸出可能
(8人)
135. サイレンス
秋吉 理香子‖著
文藝春秋 2017.1
はるちゃん さんの評価:
婚約者を連れて北国の離島にある実家に帰ってきた主人公。
村独特の粘着質な人間関係や風習、婚約者の裏切り等々ドロドロ感満載。
土着信仰“しまたま(島霊)さん”の見えない力で帰京出来なくなり、
仕事も婚約者も失った主人公は生まれ故郷で生きていく決意を固めるが、
“しまたまさん”の真実を知り…
最後まで面白く一気に読める作品だった。
婚約者を連れて北国の離島にある実家に帰ってきた主人公。村独特の粘着質な人間関係や...
図書
貸出可能
(2人)
136. 誘拐捜査
緒川 怜‖著
光文社 2017.2
はるちゃん さんの評価:
死刑が執行されてしまった犯人は冤罪だったのかというテーマは良かったのだか、
伏線である現在起こっている女児誘拐事件、20年前に起きた主人公の姪の誘拐事件等々のエピソードや回想シーンなどの挿入の仕方が私のリズムに合わず読むのが苦痛だった。
死刑が執行されてしまった犯人は冤罪だったのかというテーマは良かったのだか、伏線で...
図書
貸出可能
(8人)
137. 鏡じかけの夢
秋吉 理香子‖著
新潮社 2018.5
はるちゃん さんの評価:
願いを叶える鏡に纏わる短編集。
それぞれが欲望をかけ、やがて破滅していく怖い話だが、
[奇術師の鏡]だけは、引き取った孤児の幸せを願い
死んでいく主人公の姿に号泣。
願いを叶える鏡に纏わる短編集。それぞれが欲望をかけ、やがて破滅していく怖い話だが...
貸出不可(未所蔵)
(1人)
138. ひまわり事件
文藝春秋 2012.7
荻原浩 著
はるちゃん さんの評価:
隣接する有料老人ホーム[ひまわり苑]と、[ひまわり幼稚園]の相互交流の過程は
老人と園児の会話や心の声が笑えて面白かったが、
悪徳経営への抗議、バリケード設置あたりから先が読める展開で飽きてきた。
隣接する有料老人ホーム[ひまわり苑]と、[ひまわり幼稚園]の相互交流の過程は老人...
図書
貸出可能
(5人)
139. ジゼル
秋吉 理香子‖著
小学館 2017.10
はるちゃん さんの評価:
バレエ団を舞台にしたミステリーで、ストーリー自体は使い古された感が拭えない凡庸な内容。
ただ、バレエの専門用語や“ジゼル”の解釈などはかなり掘り下げて書かれてあり、その点は面白く読めた。
バレエ団を舞台にしたミステリーで、ストーリー自体は使い古された感が拭えない凡庸な...
図書
貸出可能
(3人)
140. 我慢ならない女
桂 望実‖著
光文社 2014.3
はるちゃん さんの評価:
タイトルから、嫌な女に振り回される人物の話を想像したが、ひたむきに小説を書く不器用な叔母と、それを支え続ける女性との心温まる物語だった。
作中に織り込まれて叔母の書いた小説も昭和前半を思わせる文体と個性の強い登場人物で、面白かった。
タイトルから、嫌な女に振り回される人物の話を想像したが、ひたむきに小説を書く不器...
<
1..
12
13
14
15
>
(c) 甲斐市立図書館
戻る
カレンダー
お知らせ
マイページ
貸出可能
(1人)
小学館 2015.11
貸出可能
(6人)
新潮社 2011.10
貸出不可(未所蔵)
(1人)
帚木蓬生 著
貸出不可(未所蔵)
(1人)
帚木蓬生 著
貸出可能
(8人)
文藝春秋 2017.1
貸出可能
(2人)
光文社 2017.2
貸出可能
(8人)
新潮社 2018.5
貸出不可(未所蔵)
(1人)
荻原浩 著
貸出可能
(5人)
小学館 2017.10
貸出可能
(3人)
光文社 2014.3