トップ
甲斐市立図書館
ログアウト
ログイン
レビュー一覧 (149件)
はるちゃんさんの投稿レビュー/小郡市立図書館
投稿順
評価順
図書
貸出可能
(12人)
121. 脇坂副署長の長い一日
真保 裕一‖著
集英社 2016.11
はるちゃん さんの評価:
アイドルが1日署長を務める日に、次から次へと事件が発生する。
若い警官が所有するバイクの自損事故と、失踪。アイドルの薬物疑惑。
主人公の息子の傷害事件と妻の不審な行動。
捜査を進めるうちに、全てが9年前の工場火災に結びついていく。
表紙のイラストがアニメ的なのでコミカルな小説だと思っていたら、奥の深い警察小説だった。
アイドルが1日署長を務める日に、次から次へと事件が発生する。若い警官が所有するバ...
図書
貸出可能
(3人)
122. このミステリーがすごい!四つの謎
安生 正‖著 乾 緑郎‖著 海堂 尊‖著 中山 七里‖著
宝島社 2014.12
はるちゃん さんの評価:
【残されたセンリツ】中山七里
《さよならドビュッシー》をかいた中山さんらしい作品。
上記作品のような衝撃の結末という訳ではなかったが、
リストのマゼッパの演奏など、音楽に関する表現が上手い。
【黒いパンテル】乾緑郎
若い頃、戦隊ヒーローの俳優だった主人公が撮影中、火災に巻き込まれ先輩を亡くしたのだが、20年後に同じ事象が起こる話。
《完全なる首長竜の日》がおもしろかっただけに期待が大きかったせいか肩透かしを受けた。
【ダイヤモンドダスト】安生正
爆弾低気圧による大雪で帰宅難民となった主人公。
事態は想定外の深刻さを増して行き、《地獄変》のような展開に。
ミステリーというより、パニック小説だが、さすが《生存者 0》の安生さん!といった作品。
【カシオペアのエンドロール】海堂尊
映画関係者を乗せた特別寝台列車内で発生した殺人事件を《チーム・バチスタ》の“加納・玉村”コンビが解決する。
密室物は苦手だが、さらりと読める内容だった。
★4作品の中で1番好きだったのは【ダイヤモンドダスト】
【残されたセンリツ】中山七里《さよならドビュッシー》をかいた中山さんらしい作品。...
図書
貸出可能
(6人)
123. 守教 下
帚木 蓬生‖著
新潮社 2017.9
はるちゃん さんの評価:
時代はキリシタン禁教令(1611)〜浦上四番崩れ(1867)
大庄屋三代目 音蔵は生きてイエズス教を守る道を選び、弟の道蔵は殉教を選ぶ。
道蔵の殉教は、役人の疑いの目を自分1人に向けさせる事で村人の信仰を守るためであり、自ら生け贄となったもので号泣必至。
また、どんな飢饉にみまわれても嘱託銀(キリシタンを密告すれば受け取れる多額の報酬金)に、キリシタンはもちろん棄教者のみならず、仏教徒、僧侶等も決して手を出さなかった崇高な心に感動した。
時代はキリシタン禁教令(1611)〜浦上四番崩れ(1867)大庄屋三代目 音蔵は...
図書
貸出可能
(6人)
124. 守教 上
帚木 蓬生‖著
新潮社 2017.9
はるちゃん さんの評価:
大友宗麟の命を受け家臣 一万田(いちまだ)馬之助はイエズス教を広めるべく、高橋村(現 大刀洗)の大庄屋となる。
その後アルメイダ修道士が創設した孤児院で育ち、やがて馬之助の養子となり二代目となった久米蔵へと引き継がれて行く。
宣教師たちが廻った地を、全て会話の中に延々と盛り込んでいるのが不自然で残念な点だった。
大友宗麟の命を受け家臣 一万田(いちまだ)馬之助はイエズス教を広めるべく、高橋村...
貸出不可(未所蔵)
(1人)
125. 廃院のミカエル
集英社 2013.11
篠田節子 著
はるちゃん さんの評価:
キリスト教の知識がないと、読むのがツラく感じたのではないかと思える内容の小説だったが、
主人公の美貴のキャラが払拭してくれた。
セクハラ、パワハラにも負けない不屈の精神力や
恐怖を振り払い前に進んでいく勇気は
【女たちのジハード】の主人公たちにも重なるものがある。
ホラーでありながら、勇気をもらえる作品だった。
キリスト教の知識がないと、読むのがツラく感じたのではないかと思える内容の小説だっ...
貸出不可(未所蔵)
(1人)
126. 撃てない警官
新潮社 2013.6
安東能明
はるちゃん さんの評価:
主人公はエリート意識と上昇志向に溢れた警察官。
部下のピストル自殺という不祥事の責任を1人負わされ、
綾瀬署に左遷させられる。
本庁への復帰と、自分を謀計に巻き込んだ上司への報復を
虎視眈々と狙っていた。
所轄で起こった事件を巡る4つの短編連作で、どれも読み応えあり。
【随監】は日本推理作家協会賞受賞作。
個人的には【抱かれぬ子】が好きだった。
主人公はエリート意識と上昇志向に溢れた警察官。部下のピストル自殺という不祥事の責...
図書
貸出可能
(18人)
127. 逢魔が時に会いましょう
集英社文庫 お52-6 荻原 浩‖著
集英社 2018.4
はるちゃん さんの評価:
主人公はエリート意識と上昇志向に溢れた警察官。
部下の自殺の責任を1人負わされ左遷せれるも、
本庁への復帰と、
主人公はエリート意識と上昇志向に溢れた警察官。部下の自殺の責任を1人負わされ左遷...
図書
貸出可能
(2人)
128. 千日紅の恋人
新潮文庫 は-7-18 帚木 蓬生‖著
新潮社 2008.4
はるちゃん さんの評価:
主人公は2度の結婚経験後、ヘルパーのパートをしながら
亡くなった父親から譲り受けた古アパートを管理している三十代の女性。
アパートの住民たちとのトラブルや温かい交流、
新しく入居してきた男性との恋愛など、舞台は平成だが
昭和中期を思い起こす。
帚木蓬生さんの小説は、医療ミステリーや歴史物が多い中、珍しい恋愛小説で、ほのぼのとした気持ちになれた。
残念だったのは登場人物たちの会話が、
どれも断ち切るように短いため、味気なかったり冷たい
印象を感じた点。
主人公は2度の結婚経験後、ヘルパーのパートをしながら亡くなった父親から譲り受けた...
図書
貸出可能
(1人)
129. カシスの舞い
改版 新潮文庫 は-7-3 帚木 蓬生‖著
新潮社 2012.1
はるちゃん さんの評価:
前回読んだ【薔薇窓の闇】は、緻密な情景描写が素晴らしかったが、この小説は語尾の殆どが「だ」「だった」の繰り返しで、報告書を読んでいるよう。
語尾ばかりに目がいって、なかなか読み進まないし、頭に入ってこない。
後半、主人公の恋人からの手紙が短編小説並みの長さで、手紙と言うには不自然。
刊行年を見ると、昭和58年で作家デビューして間もない作品だった。
前回読んだ【薔薇窓の闇】は、緻密な情景描写が素晴らしかったが、この小説は語尾の殆...
図書
貸出可能
(5人)
130. 機長、事件です!
空飛ぶ探偵の謎解きフライト 秋吉 理香子‖著
KADOKAWA 2017.3
はるちゃん さんの評価:
ホームズ&ワトソン的なミステリーで、特に面白い物ではなかった。
秋吉理香子さんの小説では、ホラーの要素が加わった他の作品の方が断然いい。
ホームズ&ワトソン的なミステリーで、特に面白い物ではなかった。秋吉理香子さんの小...
<
1..
12
13
14
15
>
(c) 甲斐市立図書館
戻る
カレンダー
お知らせ
マイページ
貸出可能
(12人)
集英社 2016.11
貸出可能
(3人)
宝島社 2014.12
貸出可能
(6人)
新潮社 2017.9
貸出可能
(6人)
新潮社 2017.9
貸出不可(未所蔵)
(1人)
篠田節子 著
貸出不可(未所蔵)
(1人)
安東能明
貸出可能
(18人)
集英社 2018.4
貸出可能
(2人)
新潮社 2008.4
貸出可能
(1人)
新潮社 2012.1
貸出可能
(5人)
KADOKAWA 2017.3