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レビュー一覧 (555件)
るなくんさんの投稿レビュー/網走市立図書館
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図書
(19人)
81. ツミデミック
一穂 ミチ‖著
光文社 2023.11
るなくん さんの評価:
犯罪短編のなかで15年前に増水した川に流された、女子高校生のお話はゾクッ。
そして妊娠している高校生の父の苦悩と50歳にして知る出自にそう来たか・・。
この2編が心に残ったが他の短編もよいし、題材も面白くさすがと感じた。
犯罪短編のなかで15年前に増水した川に流された、女子高校生のお話はゾクッ。そして...
図書
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(2人)
82. えどめぐり
<名所>時代小説傑作選 PHP文芸文庫 み1-25 朝井 まかて‖著 篠 綾子‖著 田牧 大和‖著 宮本 紀子‖著 宮部 みゆき‖著 細谷 正充‖編
PHP研究所 2023.10
るなくん さんの評価:
「後の祭」・・・神田祭りのお祭掛になった徳兵衛の混迷ぶりがおかしい。
「名水と葛」・・・病弱な大店の娘のお鶴は我儘だったのだが採薬使にめぐり逢い変わっていく。
「鐘ヶ淵・往還」・・・とんずら屋請負帖シリーズで男装束弥吉こと弥生が小気味いい
「両国橋物語」・・・常連客の一言で身投げを助けた蕎麦屋で働くお初の心が動く。
「凍る月」・・・茂七の捕り物帖の一場面で、新巻鮭が盗まれ逐電した女中の真意を探る。
どの短編も江戸の心意気が感じられる。
「後の祭」・・・神田祭りのお祭掛になった徳兵衛の混迷ぶりがおかしい。「名水と葛」...
図書
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(2人)
83. 隣人を疑うなかれ
織守 きょうや‖著
幻冬舎 2023.9
るなくん さんの評価:
死体も証拠もない殺人事件に怯える日々の暮らし。
ご近所さんが殺人事件の犯人かもしれない・・怖いけど現代では
あり得る世の中だから、不安は拭えない。
「花束は毒」が面白かったので、今回選んだ一冊。
推理する涼太と姉の昌のコンビが絶妙だが、犯人は最後まで迷宮し
今作も面白かった。
死体も証拠もない殺人事件に怯える日々の暮らし。ご近所さんが殺人事件の犯人かもしれ...
図書
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(3人)
84. ラザロの迷宮
神永 学‖著
新潮社 2023.9
るなくん さんの評価:
謎解きイベントに友人と参加した月島だが、会場は実際に殺人事件の現場となる。
さらに別ステージとして、警察署に保護された、記憶喪失の男の身元調査する二人の
刑事、久賀と紗和の推理。
二つのストーリーがどう結びつくのか、交互に描かれる物語の行方に浸った。
謎解きイベントに友人と参加した月島だが、会場は実際に殺人事件の現場となる。さらに...
図書
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(5人)
85. ガリレオvs.メタルの魔術師
ガリレオの事件簿 東野 圭吾‖著 うめ‖画
文藝春秋 2023.7
るなくん さんの評価:
若年層向けのシリーズだけど、やっぱり毎回面白い。
今回は大学時代の恩師の自宅で起きた凶器なき殺人事件と火災。
湯川に見えた凶器にさすがぁー!でした。
若年層向けのシリーズだけど、やっぱり毎回面白い。今回は大学時代の恩師の自宅で起き...
図書
(29人)
86. 星を編む
凪良 ゆう‖著
講談社 2023.11
るなくん さんの評価:
「汝、星のごとく」の続編。
櫂と暁海の美しき青い愛の物語。櫂が亡くなってから色褪せず、
穏やかに心に残っている。
今作は、若き北原先生の深い、深い愛に触れて心が動いた。
そして、生前の櫂の担当者たちの熱き想いに、前作がより輝く。
繋がる未来が、それぞれの心を編んでいく。
「あぁ、わたしたちは倖せだったのかもしれない」と笑い合える
そんな人生は素敵だ。
「汝、星のごとく」の続編。櫂と暁海の美しき青い愛の物語。櫂が亡くなってから色褪せ...
図書
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(4人)
87. 歌われなかった海賊へ
逢坂 冬馬‖著
早川書房 2023.10
るなくん さんの評価:
歴史の残虐さが色濃く、当時の心で感じるととても恐ろしく痛い。
自分に害が及ぶことが、とてつもなく恐ろしい。
そんな事実は目にしなかった・・聞かなかった・・と逃げる自分をみた。
当時の少年少女たちが経験し、生き延びれたとしても
歴史の残虐性は戦争という名に埋もれて今も深く沈んでいると思う。
戦争下では、人を殺めても殺人ではない。・・・
今も消えない正義という名の戦争。立場が変われば意味合いも変わる。
地球からこの悲惨さが消えることを願う。
歴史の残虐さが色濃く、当時の心で感じるととても恐ろしく痛い。自分に害が及ぶことが...
図書
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(9人)
88. なれのはて
加藤 シゲアキ‖著
講談社 2023.10
るなくん さんの評価:
テレビ局報道局よりイベント事業部に移籍した京斗は
同僚の持っている1枚の絵に引き付けられる。
イベントの目玉にしようと絵の作者「イサム・イノマタ」を追うのだが
要として素性が分からない。
丹念に道を辿り得た彼の過去は、壮絶な家族の罪だった。
作中に引き込まれ、ミステリアスな絵の過去を漂いながら
本を堪能。
加藤氏はもうアイドルではなく、作家になったと思う。
テレビ局報道局よりイベント事業部に移籍した京斗は同僚の持っている1枚の絵に引き付...
図書
(7人)
89. 黒い絵
原田 マハ‖著
講談社 2023.10
るなくん さんの評価:
いつもの作風と今回は違うとかんじた。
アート感覚の本かと思いきや、官能てきで驚いた。
「オフィーリア」という短編には心を動かされたので、
この路線で1作を仕上げる本を期待。
いつもの作風と今回は違うとかんじた。アート感覚の本かと思いきや、官能てきで驚いた...
図書
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(30人)
90. 夜明けのはざま
町田 そのこ‖著
ポプラ社 2023.11
るなくん さんの評価:
芥子実庵、葬儀社で働く佐久間真奈は、仕事・恋人・家族について
様々な思いが交差し、揺れ動く。
自分らしく生きる、誇りをもって仕事に接する。
簡単そうでかなり難しい課題だ。
特に女性は制約が多い。
5作の短編の連作の中で、葬儀会社で働きながら、
真摯に死を見つめ自分に問うサクマの姿はハンサムウーマンそのもので
町田氏の視点なのかそんな感想を持った。
芥子実庵、葬儀社で働く佐久間真奈は、仕事・恋人・家族について様々な思いが交差し、...
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