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ファラオの密室
宝島社 2024.1
白川 尚史
∥著
(18人)
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貸出数: 0冊
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双葉図書館 <2811220157>
貸出可 / 一般小説913.6ア-ト / / /913.6/シ/ / 帯出可
詳細情報
ISBN
4-299-04931-5
13桁ISBN
978-4-299-04931-5
書名ヨミ
ファラオ ノ ミッシツ
著者ヨミ
シラカワ ナオフミ
分類記号
913.6
価格
¥1500
出版者ヨミ
タカラジマシャ
大きさ
19cm
ページ数
323p
抄録
紀元前1300年代後半、古代エジプト。死んでミイラにされた神官のセティは、心臓に欠けがあるため冥界の審判を受けることができない。欠けた心臓を取り戻すために地上に舞い戻り、自分が死んだ事件の捜査を進めるが…。
著者紹介
神奈川県横浜市生まれ。東京大学工学部卒業。弁理士。マネックスグループ取締役兼執行役。
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このミステリーがすごい大賞、偽りなし
(2024/02/21)
るなくん/網走市立図書館
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紀元前古代エジプト時代、王墓内の崩落事故で死んだ神官セティ。
冥界で心臓が欠けているため審議できないと判断され、3日間の猶予を
与えられ現世へ戻される。
もし欠片を見つけられなかった時は餌として食われ、
猶予期間に棺に戻れなかったときは、魂が永遠に彷徨い続けることになる・・・
現世に戻ったセティは、欠片を探し新たな真実を知る。
王はアテネを唯一神の信仰とし、今までの神々の信仰を排除。
迫りくるエジプトの滅亡を、タイムリミットの中、愛国を救えるのか?
シティの死の真相・王のミイラ失踪、様々な謎が散りばめられたミステリー本。
このミステリーがすごい大賞作品に偽りなし。
とても面白く一気に読み終えた。
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古代エジプトを舞台にミイラの探偵が真相に迫る
(2024/11/19)
たくさん/市立釧路図書館
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古代エジプト。
王墓の崩落に巻き込まれ、命を落とした神官セティ。
時を同じくして、葬送の儀の最中に棺から消失し、遠く離れた場所で見つかった先王のミイラ。
冥界に行ったものの心臓が欠けていたため審判が受けられず現世に戻されたセティは、自身の心臓のありかと2つの事件の真相に迫っていく。
舞台が古代エジプトで探偵役がミイラという奇抜な設定は、近年のこのミスらしさを感じる。
エジプトの死生観や信仰、文化といったものがトリックにしっかり絡んできており、単なる時代物ではなくミステリとしてしっかり成立している。
最後のどんでん返しは衝撃的だが、その事実が物語全体に効いている感じが薄く、見せ方次第ではもっと良くなりそうと感じた。
次回作にも期待。
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現実ではありえないけどそこが良い
(2024/05/27)
ハル/津島市立図書館
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表題から、古代エジプトを舞台とした密室ミステリーかと思いきや 内容は死者が蘇ることもあり得るという古代エジプトの死生観を元にした特殊設定ミステリーと言った方が正しい。
一応、ピラミッド内から先代ファラオのミイラが消失するという謎は存在するが、トリック自体はどこかで見たような内容な上にトリックの実行犯の行動が色々腑に落ちない(信仰する神を敬う王の遺体の扱いが雑すぎるとか等々)
登場人物については、主人公のセティについては物語の序盤から正体がほぼバレてる(物語的にはバレていてもさして問題はないが)ので古代エジプトの風習や考え方を現代人に伝える役割の登場人物としての意味合いが強い。(特に主人公人的な印象は受けない)
最後の告白は、まぁそうだよねという予想通りの結果
どちらかというと、登場時は不幸な幼い少女という役割の異邦人であるカリのほうが密室トリックの骨子を見抜いたり最後まで諦めないといった主人公的な印象を受ける。またカリはどちらかというと本作中で最も現代よりな考え方をする人物のため共感しやいキャラクターでもあった。
登場人物には歴史に名を残している実際の人物も含まれているのでそのあたりは自分で調べてみるとより古代エジプトに興味が惹かれるかも
総評すると、本格ミステリーと思って読むとちょっと肩透かしをする作品という感想。
古代エジプトに興味はあるが、本格的なミステリーはちょっとというライト層におすすめな作品という感じ
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るなくん/網走市立図書館
冥界で心臓が欠けているため審議できないと判断され、3日間の猶予を
与えられ現世へ戻される。
もし欠片を見つけられなかった時は餌として食われ、
猶予期間に棺に戻れなかったときは、魂が永遠に彷徨い続けることになる・・・
現世に戻ったセティは、欠片を探し新たな真実を知る。
王はアテネを唯一神の信仰とし、今までの神々の信仰を排除。
迫りくるエジプトの滅亡を、タイムリミットの中、愛国を救えるのか?
シティの死の真相・王のミイラ失踪、様々な謎が散りばめられたミステリー本。
このミステリーがすごい大賞作品に偽りなし。
とても面白く一気に読み終えた。
たくさん/市立釧路図書館
王墓の崩落に巻き込まれ、命を落とした神官セティ。
時を同じくして、葬送の儀の最中に棺から消失し、遠く離れた場所で見つかった先王のミイラ。
冥界に行ったものの心臓が欠けていたため審判が受けられず現世に戻されたセティは、自身の心臓のありかと2つの事件の真相に迫っていく。
舞台が古代エジプトで探偵役がミイラという奇抜な設定は、近年のこのミスらしさを感じる。
エジプトの死生観や信仰、文化といったものがトリックにしっかり絡んできており、単なる時代物ではなくミステリとしてしっかり成立している。
最後のどんでん返しは衝撃的だが、その事実が物語全体に効いている感じが薄く、見せ方次第ではもっと良くなりそうと感じた。
次回作にも期待。
ハル/津島市立図書館
一応、ピラミッド内から先代ファラオのミイラが消失するという謎は存在するが、トリック自体はどこかで見たような内容な上にトリックの実行犯の行動が色々腑に落ちない(信仰する神を敬う王の遺体の扱いが雑すぎるとか等々)
登場人物については、主人公のセティについては物語の序盤から正体がほぼバレてる(物語的にはバレていてもさして問題はないが)ので古代エジプトの風習や考え方を現代人に伝える役割の登場人物としての意味合いが強い。(特に主人公人的な印象は受けない)
最後の告白は、まぁそうだよねという予想通りの結果
どちらかというと、登場時は不幸な幼い少女という役割の異邦人であるカリのほうが密室トリックの骨子を見抜いたり最後まで諦めないといった主人公的な印象を受ける。またカリはどちらかというと本作中で最も現代よりな考え方をする人物のため共感しやいキャラクターでもあった。
登場人物には歴史に名を残している実際の人物も含まれているのでそのあたりは自分で調べてみるとより古代エジプトに興味が惹かれるかも
総評すると、本格ミステリーと思って読むとちょっと肩透かしをする作品という感想。
古代エジプトに興味はあるが、本格的なミステリーはちょっとというライト層におすすめな作品という感じ