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レビュー一覧 (512件)
るなくんさんの投稿レビュー/網走市立図書館
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(12人)
481. 残り者
朝井 まかて‖著
双葉社 2016.5
るなくん さんの評価:
幕末江戸城明け渡しの命により、我先にと大奥を去る女中たち。そんな中でなぜか留まった5人の女中。読んでいくうちに、少しづつその生き様と思いがわかってくる。
江戸城中の屋敷内の描写でちょっただけ江戸時代大奥で働いてみたかったと思った。
幕末江戸城明け渡しの命により、我先にと大奥を去る女中たち。そんな中でなぜか留まっ...
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(30人)
482. 青くて痛くて脆い
住野 よる‖著
KADOKAWA 2018.3
るなくん さんの評価:
社会へ出る前の学生時代が鮮明に蘇る。個の自分としていられる心地良さが欲しくてゼミや部活・バイトに漂った。大人になりきらない大人への手前は、金銭授与という生活感がない。友人関係は傷つけ傷つけられ成長していく過程なのかな。その青く痛い感情はやはり脆いものだったと感傷に浸る本でした。
社会へ出る前の学生時代が鮮明に蘇る。個の自分としていられる心地良さが欲しくてゼミ...
図書
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(120人)
483. かがみの孤城
辻村 深月‖著
ポプラ社 2017.5
るなくん さんの評価:
「学校へ行きたくない」と言ったなら、親としてどう対処すべきか・・自分自身がそんな思いに陥ったらどう解決していくのか・・悩める子供そしてそんな子供と向き合う親に読むことをおすすめしたい子育てのバイブル本の1冊だと思います。
「学校へ行きたくない」と言ったなら、親としてどう対処すべきか・・自分自身がそんな...
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(2人)
484. ちゃんちゃら
朝井 まかて‖著
講談社 2010.9
るなくん さんの評価:
江戸っ子職人の植辰の棟梁に拾われた名もなき悪童が、庭に魅せられ成長していく。
銭は無くても人の縁や情けを反故にしない粋な江戸っ子。
読んでいて、その時代の風景が浮かんできて住みたくなった。
江戸っ子職人の植辰の棟梁に拾われた名もなき悪童が、庭に魅せられ成長していく。銭は...
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(11人)
485. 眩(くらら)
朝井 まかて‖著
新潮社 2016.3
るなくん さんの評価:
葛飾北斎の娘、応為の絵に注ぐ情熱がピリピリ伝わってくる。
叶わない恋・北斎の孫であることを盾に悪事を重ねる甥、人生にまつわる面倒をよそにして、絵に没頭する様が名作を残せた基盤だったんだな・・と感じた。
葛飾北斎の娘、応為の絵に注ぐ情熱がピリピリ伝わってくる。叶わない恋・北斎の孫であ...
図書
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(8人)
486. 恋歌
朝井 まかて‖著
講談社 2013.8
るなくん さんの評価:
幕末の江戸で尊王攘夷を掲げる天狗党の武士に、熱い恋をして嫁ぎ、動乱の中を生き抜きのちに歌人となった中島歌子の人生の本。
夫への熱い慕情は死ぬまで霞まず、読んでて切なくなり、幕末の時代は本当にむごいことがあたったんだと、華やかな明治の幕開けの影をみました。
幕末の江戸で尊王攘夷を掲げる天狗党の武士に、熱い恋をして嫁ぎ、動乱の中を生き抜き...
図書
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(14人)
487. 海馬の尻尾
荻原 浩‖著
光文社 2018.1
るなくん さんの評価:
暴力とアルコール依存症のどうしようもない及川。組の頭に命じられとある医療機関に入院する。そこで出会った一人の妖精病の少女との出会いが次第に及川の心を溶かしていく。精神病棟内の描写が怖い。普通にに暮らしている人にも狂気はあるるのだろうと思う。そして生活環境からも人は変わるのだろう。
暴力とアルコール依存症のどうしようもない及川。組の頭に命じられとある医療機関に入...
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(5人)
488. ぬけまいる
朝井 まかて‖著
講談社 2012.10
るなくん さんの評価:
江戸時代の伊勢参りの珍道中に、一緒に旅をしているような感覚で読めます。
幼馴染の3人は現実の生活はさておき、あっけらかんとして旅をする。
伊勢参りに行ったときを思い出しながらくらべ、江戸当時の旅の仕方がなかなか面白い!と読み進めました。
そういえば、神宮に入る前に「橋の真ん中は神様の歩くところだから歩いてはいけない」と地元のうどんやさん(伊勢うどん屋)に言われたなと思い出しました。
江戸時代の伊勢参りの珍道中に、一緒に旅をしているような感覚で読めます。幼馴染の3...
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(7人)
489. リボン
小川 糸‖著
ポプラ社 2013.4
るなくん さんの評価:
小川糸ならではの優しさと温かさがにじみ出ている一冊。すみれさん・ひばりちゃんが孵化させた一羽のオカメインコが心を通わせる生活するところから、物語は始まる。リボンと名付けられ、空へと羽ばたいていく。先々で出会った人たちと寄り添い、心を癒していく。
とても悲しい出来事が起きても、温かい心のつながりは力強い生きる機動力になる。
「リボン」のもう一つの物語「つばさのおくりもの」を合わせて読んでほしい、素敵な1冊です。リボンの本が一層、愛しく感じられると思います。
小川糸ならではの優しさと温かさがにじみ出ている一冊。すみれさん・ひばりちゃんが孵...
図書
(36人)
490. 崩れる脳を抱きしめて
知念 実希人‖著
実業之日本社 2017.9
るなくん さんの評価:
研修医碓氷と脳腫瘍患者は心に傷を持っていたが、次第に心を通わせ心を癒していく。いつしか碓氷に恋心が芽生えたが、そんな折ユカリに死亡の知らせが届く。納得のいかない碓氷はユカリの身辺の謎を解き明かしていく。「え!そうだったのか・・」と納得しつつあるとき、またその先に違う展開があり「真実はいかに!」と読者に先をうながし一気に読み終えた。とてもおもしろかった。
研修医碓氷と脳腫瘍患者は心に傷を持っていたが、次第に心を通わせ心を癒していく。い...
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