甲斐市立図書館

冬の定番絵本。
シベリアのトムスクに生まれた著者は幼少時代を草原の大自然の中で、鳥や動物と親しんで育つ。登場する動物たちの名前が特徴をつかんで紹介されている。
おじいさんが落ちした手袋の中でうさぎもきつねもおおかみもみんな仲良く、ぎゅうぎゅうに。
パッと現実に戻るところがお話の世界から現実に戻ってきたように感じます。
訳者によって、表現が変わっているところもこのお話のおもしろさ。比べ読みも楽しんでください。

冬の定番絵本。シベリアのトムスクに生まれた著者は幼少時代を草原の大自然の中で、鳥...

愛媛県出身の著者、石持浅海さんの人気シリーズ。
2012年出版「玩具の英雄」2016年出版「パレードの明暗」に続いての「座間味くんの推理」シリーズ最新刊。

愛媛県出身の著者、石持浅海さんの人気シリーズ。2012年出版「玩具の英雄」201...

１話3分で完結する物語がどれもおもしろい。作者がたくさんの参考文献の中かから、ここぞという内容を短く要約し、それらの本のいいとこ取り、1冊読むだけでたくさんの本を読んだようにも感じる内容です。
「忙しい毎日を、ほんのいっとき忘れ、心がほんのり明るくなる」そんな物語がたくさん詰まっています。

１話3分で完結する物語がどれもおもしろい。作者がたくさんの参考文献の中かから、こ...

大切なことはインプットした情報を「ノートで整理」して自分なりの考えをもつこと。そのためのノートの使いかたやポイントが分かります。自分の思考を整理して、それをどう活用するか。生活のすべてに活かせそうです。

大切なことはインプットした情報を「ノートで整理」して自分なりの考えをもつこと。そ...

本の帯には家族再生の物語とあった。教師である母親、学校に行けなくなった娘、家族とじっくり向き合って話すことを避けている父親。娘が助けを求めて家出した先は、一度しか会ったことのない父方の祖父。そこでは「丁寧な仕事」と「暮らしに役立つモノづくり」をモットーに糸を紡ぎホームスパン（時を越える布）が生みだされている。祖父の言葉で「人は苦しむために生まれてくるんじゃない。楽しむために生まれてくるはずだ。追い詰めたら姿を消すぞ。失ってから気付いても遅いんだ。追い詰められた者の世界は狭い。安全なところに手を引いてやれるのは身内だけだぞ」
家族はもう一度、ひとつになれるのか。

本の帯には家族再生の物語とあった。教師である母親、学校に行けなくなった娘、家族と...

本文より
「本を読みなさい
　いい先生がいないなら　本を読みなさい　　
　いい親がいないなら　　本を読みなさい
　いい上司がいないなら　本を読みなさい
　本は教えてくれる　これからの生き方を　
　本は支えてくれる　どんなつらいときにも
　本は助けてくれる　悩んでいるとき　
　いつでもどこでも　何度でも読めて学べるのが本の良さ」
いろんなとらえかたができる内容です。ちょっとつらいなと思ったら気分転換に読んでください。

本文より「本を読みなさい　いい先生がいないなら　本を読みなさい　　　いい親がいな...

ちょっとした言いかえで、自分も周りの人も気持ちよく過ごせます。また、マイナス言葉やプラス言葉など客観的に見ることができるので普段の自分の言葉遣いなど考えさせられます。好きなフレーズをメモして活用してください。

ちょっとした言いかえで、自分も周りの人も気持ちよく過ごせます。また、マイナス言葉...

愛媛県在住の作家早見和真氏。自身も元高校球児でありデビュー作「ひゃくはち」は強豪校の野球部に所属する補欠球児の物語で、作者人生が投影されているという。
2020年、愛媛県の済美高校と石川県の星稜高校での取材、作者が真摯に向き合ったからこそ語られた想い、『愛媛新聞』掲載を加筆・修正。敬称が略されており、普段の会話のように感じられそのときの想いを身近に感じることができる作品です。

愛媛県在住の作家早見和真氏。自身も元高校球児でありデビュー作「ひゃくはち」は強豪...

世界で一番孤独だと言われている52ヘルツのクジラ。
その声は広大な海で確かに響いているのに、受け止める仲間はどこにもいない。誰にも届かない声をあげ続けている。
眠れない夜や寂しくて死にそうになるときもあるでしょう。言葉を失うほど哀しい経験をし、声を殺して泣いている子どもがいるとしたら、その声を受け止められる人になりたいと思う。その声を聴いてくれる人に出会えますように、目標をもって生きていけますように。

2021年本屋大賞ノミネート作品

世界で一番孤独だと言われている52ヘルツのクジラ。その声は広大な海で確かに響いて...

2021年本屋大賞ノミネート作品
「何をお探し？」図書館には調べ物のお手伝いをするレファレンスというサービスがあります。この本では、探しているものが、本でも仕事でも人生でも見つけるお手伝いをしてくれる司書が登場します。立場も年齢も違う5人がふとしたきっかけで訪れた図書室で人生のきっかけを見つける物語です。

「そのときに一番やりたいことを、流れに合わせて一番やれる形で考えていったら、そうなった。自分の意志とは別のところで状況は刻刻と移りゆくからね。」
人生はそんなものかもしれないと思い、そのきっかけをくれる本に出合う、人に出会うことがたくさんあればいいなと思います。私たちもそのお手伝いがしたいです。

2021年本屋大賞ノミネート作品「何をお探し？」図書館には調べ物のお手伝いをする...