甲斐市立図書館

本屋大賞ノミネートということで手に取った。過去と現在の話が同時進行し、最後に交わる構成は「楽園のキャンバス」と同じで、新鮮味はなかった。最後は駆け足ぎみで雑なところがあるものの、作者の絵画に対する思いが伝わってくる。「楽園のキャンバス」と同様、本物がみたくなるし、MoMAにも行きたくなる本です。個人的には、「楽園のキャンバス」のほうが、好きです。

本屋大賞ノミネートということで手に取った。過去と現在の話が同時進行し、最後に交わ...

池井戸作品らしい本です。エンディングも予想どおりですが、面白く読み通せます。下町ロケットや半沢シリーズと同様、仕事とは何かを考えさせられる本です。実際の仕事って、いつもうまくいくとは限らないけれど、明日から頑張ろうってなれる本です。　

池井戸作品らしい本です。エンディングも予想どおりですが、面白く読み通せます。下町...

軽い文体で、主人公の恭一郎を取り巻く七人の叔母を個性あふれる逸話を降りませながら、家族の話をしている風に書かれている。ドラマをみているようで、気軽に読めます。ただ、そんな個性的な叔母に囲まれて育った恭一郎本人については、ほとんど書かれていなく、会話の相手である亜季との関係が気になり、もやもやした感じで読み終わった。

軽い文体で、主人公の恭一郎を取り巻く七人の叔母を個性あふれる逸話を降りませながら...

先輩と黒髪の乙女の青春恋愛恋物語と、クセのある文体や変わった登場人物（この世のものではない？？）がかもし出す独特の世界観あるファンタジーもの。はじめのうちは、その独特な表現についていけず、なかなかページが進まなかった（以前有頂天家族もトライしたが数ページで断念した経緯あり）。しかし、慣れてくるとどっぷりハマってしまって後半は一気読み。先輩は黒髪の乙女とうまくいくのか？というドキドキ感以上に、黒髪の乙女や登場人物の飲みっぷりが、学生時代を思い出させ懐かしくも感じた。多くの森見作品がアニメ化されているのも、納得の作品です。本屋大賞ノミネートの「夜行」が,早く読みたくなりました. 

先輩と黒髪の乙女の青春恋愛恋物語と、クセのある文体や変わった登場人物（この世のも...

恩田作品はこれが初読みです。さすが直木賞受賞作品で、文句なく面白い。クラッシクには疎いが、読んでいると音楽が聞こえてくるような錯覚すらしてくる。４人のコンテスタントそれぞれの音楽に対する運命と才能を描き切った素晴らしい作品です。

恩田作品はこれが初読みです。さすが直木賞受賞作品で、文句なく面白い。クラッシクに...

何気なく手に取った本。聖泉大学のミス・準ミスの３人が、専業主婦・水商売・カリスマモデルとそれぞれの人生をへて、４３才にて再会すると・・・。帯にあるように痛快なエンターテイメント作品。これが男性の立場だったら、ちょっと物悲しいストーリーになるだろうなと想像しながら読んだ。やっぱり女性は強いと感じてしまう面白い本です。

何気なく手に取った本。聖泉大学のミス・準ミスの３人が、専業主婦・水商売・カリスマ...

予約待ちでやっと読めた作品。ジウの後のシリーズ物が未読なので、登場人物の背景がわかっていないく、少々消化不良。それでも、ストーリー展開は面白く、一気読み間違いないです。未読の歌舞伎町セブンなど、早速予約することにしました。

予約待ちでやっと読めた作品。ジウの後のシリーズ物が未読なので、登場人物の背景がわ...

570Pある大作。第一部は、東京オリンピックの時代でクーデターを企てたグループが、人知れず手を引いた話。二部は、未遂に終わったクーデターを忠実に再現していく現在の話。一部は、話の展開が重く読むのに時間がかかったが、二部になると途端に展開が早くなる。時代が変わっても、人々の不満は変わらず継承していくものだと、少し怖くなった。

570Pある大作。第一部は、東京オリンピックの時代でクーデターを企てたグループが...

イギリスの元大泥棒が日本のさびれた商店街に住み、メジャー企業の街ごと買収するという事件？に真向対立するという、怪盗物語。イギリス紳士と日本の商店街という設定が突飛ではあるが、それなりに筋が通っているし、語り口もやさしく、するすらと読める。怪盗物らしく、最後はきっちりと締めくくっています。

イギリスの元大泥棒が日本のさびれた商店街に住み、メジャー企業の街ごと買収するとい...

アンドロイドと人間が共生する未来で、アンドロイドだけでなくわけもわからない生命体にも容赦ない借金回収するへんな設定。読み始めは面白いなと感じたが、半分くらいをすぎるにつれて、だんだん疲れてきてしまった。もう少し、エンターテイメント性があったほうがいいかなと思った。

アンドロイドと人間が共生する未来で、アンドロイドだけでなくわけもわからない生命体...