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甲斐市立図書館
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レビュー一覧 (575件)
るなくんさんの投稿レビュー/網走市立図書館
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図書
貸出可能
(7人)
61. ゆうびんの父
門井 慶喜‖著
幻冬舎 2024.4
るなくん さんの評価:
何も持っていなかった房五郎は、己の勤勉さ・向上心・行動力で
自分の未来をそして日本の未来を切り開いていく。
前島密の名に辿り着くまで、自分を磨きながら何度も名を変え、
志を高めていく道のりがいつでも熱い。
郵便局の仕組みを作る礎を作った人だと、この本で新たに知り得た。
何も持っていなかった房五郎は、己の勤勉さ・向上心・行動力で自分の未来をそして日本...
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図書
(23人)
62. 俺たちの箱根駅伝 下
池井戸 潤‖著
文藝春秋 2024.4
るなくん さんの評価:
箱根駅伝の歴史と背景、放送テレビの裏側も熱かった。
放送で流れる各選手の情報。「そうか・・そんなことがあったのか」から
がんばれ!と熱量があがって応援した時もあったことを思い出した。
個々に入れ込みがないのになぜか引き込まれる。
選手たちも走りながら、情報を整理し、戦略を軌道に乗せる。
掛け値なしの青春。
この青さと輝きは一瞬だけど、経験は一生の宝。
謳歌せよ!負けのくやしさ・嫉妬・勝ちの喜び・何よりも仲間との絆。
箱根駅伝の歴史と背景、放送テレビの裏側も熱かった。放送で流れる各選手の情報。「そ...
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図書
(25人)
63. 俺たちの箱根駅伝 上
池井戸 潤‖著
文藝春秋 2024.4
るなくん さんの評価:
過去の栄光を背に名誠学院大学陸上部に所属する隼人。
4年生で最後の駅伝予選会、辛くも僅かのタイム差で出場を逃した。
隼人は故障を克服し挑んだ今年の大会。
しかし実力は発揮できず終了し、自責の念は胸いっぱいに重くした。
そんな隼人に監督から連合チームとして箱根駅伝に参加せよと言われる。
本選を逃した寄せ集めのチーム、そして実績経験のない新米監督で目標に向かう。
選手それぞの箱根への熱き想いに読み手も同じチームの一員になり胸が熱くなった。
彼らはキセキを起こせるのか?
逸る気持ちと共に「下編」へ突入します。
過去の栄光を背に名誠学院大学陸上部に所属する隼人。4年生で最後の駅伝予選会、辛く...
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図書
貸出可能
(10人)
64. となりのナースエイド
角川文庫 ち7-21 知念 実希人‖著
KADOKAWA 2023.11
るなくん さんの評価:
ナースエイドという名称を初めて知った。
入院時、看護師さんの誠意と親切心、優しさに癒された。
その補助する人がナースエイド。
制服の色で判断していたが、患者からしたら区別ができない。
その時、医療に携わる人たちの大変さを知ることができたし、
何度もコールする入院患者の対応は大変だろうなと、
単純にその患者に対して当時者じゃないのにいらっとした。
でも入院患者の不安な心持、先生たちの一言に
一喜一憂してしまう自分も感じた。
AI医療のすばらしさは認めるけれど、やはり人の心にはかなわないと思う。
ナースエイドという名称を初めて知った。入院時、看護師さんの誠意と親切心、優しさに...
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図書
(11人)
65. 家族解散まで千キロメートル
浅倉 秋成‖著
KADOKAWA 2024.3
るなくん さんの評価:
家を解体することが決まった3日前に、倉庫にあきらかに盗まれたと
思われる「ご神体」があった。
いつも留守がちな父が盗んだのではと、家族は大慌て。
そこでこの「ご神体」を青森の神社まで返却して事なきにしようする。
紆余曲折の返却劇の顛末とは・・・
家族の在り方や、家族ならではの思い込みをコミカルな作品に仕上げている。
また常識に捕らわれないものの考え方は真実を見出せないとの提起もある。
この家族に幸はあれ。
家を解体することが決まった3日前に、倉庫にあきらかに盗まれたと思われる「ご神体」...
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図書
(6人)
66. レーエンデ国物語 [4]
夜明け前 多崎 礼‖著
講談社 2024.4
るなくん さんの評価:
正義に熱く公平な、名家の嫡男レオナルドの成長物語。
幼い頃には知り得なかった、父そして偉大な祖父の功績は多大な
レーエンデの民からの搾取だったとわかった時から、彼は名家を捨て
平等な世界を作ることに奔放する。
義理の妹クレツイアも、父の悪行に心を壊された娘だ。
二人は正反対の正義を貫く。
父の大罪に立ち向かう二人の未来はどうなってしまうのか・・
大長編だけど全然飽きずに読めるシリーズ。
次回は2024年の秋頃とのこと、早くも期待でわくわくしている。
正義に熱く公平な、名家の嫡男レオナルドの成長物語。幼い頃には知り得なかった、父そ...
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図書
(11人)
67. ようこそ、ヒュナム洞書店へ
ファン ボルム‖著 牧野 美加‖訳
集英社 2023.9
るなくん さんの評価:
登場人物の距離感が心地いい。
優しさだとしても土足で心に入られるのはたまらない。
折り合いをつけながら生きいく人生に
ちょっとだけ静かに寄り添う暖かい距離感。
本とコーヒーをこよなく愛する読者としては、こんな書店が
わが街にほしいと切に思った。
登場人物の距離感が心地いい。優しさだとしても土足で心に入られるのはたまらない。折...
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図書
(85人)
68. 成瀬は天下を取りにいく
宮島 未奈‖著
新潮社 2023.3
るなくん さんの評価:
「成瀬は信じた道を行く」を読んで、成瀬にどっぷり嵌まった。
高校生から大学生の成瀬の行動がすっごく感動的に心に響き
先だし初本、原点の中学生成瀬も知りたくなった。
期待を裏切らない、行動力と信念、そしてちょっぴりセンチな面。
彼女の発する清涼感がたまらない。早くも次回作に期待
出してください。宮島先生(笑)
「成瀬は信じた道を行く」を読んで、成瀬にどっぷり嵌まった。高校生から大学生の成瀬...
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図書
(8人)
69. 君を守ろうとする猫の話
夏川 草介‖著
小学館 2024.3
るなくん さんの評価:
喘息の持病がある中2のナナミは、病弱にため
行動範囲が狭く、癒しは大好きな本を読める図書館。
すこしづつ、本が消えていくことに不安を覚えたナナミの前に
しゃべる不思議な猫が現れる。
本を消し去る者と、本を守るため心の真実を武器に奮闘するのだが・・
最近は図書館に人が少なくなったようにに感じる。
網走市の今は無き古い図書館は広い木の階段で、登るときギシギシと
お迎えの声がしたし、二階の達磨ストーブ、古びた棚、少年少女コミック、
ドリトル先生、文豪物語・・多々が懐かしい。
もちろん今の図書館はとてもきれいだし、居心地もいい。
本は身近で私の心に小さい頃から寄り添っている。
だからナナミの気持ちに共感した。
喘息の持病がある中2のナナミは、病弱にため行動範囲が狭く、癒しは大好きな本を読め...
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図書
(52人)
70. リカバリー・カバヒコ
青山 美智子‖著
光文社 2023.9
るなくん さんの評価:
公園にあった古びたパンダを思い出した。
カバヒコくん・・なにをするわけでもないのに、人の心を癒す(?)
出会いは良いものばかりではないし、嫌な辛いことも人生には
多々あるけれど、見方を変えれば、ちょっと違う面も見えてくる事が
あるのかもしれない。
答えは自分の中にあり、少しだけ自分に向き合うのには、声に出して
吐き出してみるのが効果的なのかもしれない。
返事はしないけれど、受け止めてくれるカバヒコくん。
自分に問うことは心を整えることになると、読みながら感じた。
公園にあった古びたパンダを思い出した。カバヒコくん・・なにをするわけでもないのに...
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