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甲斐市立図書館
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レビュー一覧 (40件)
きりんさんの投稿レビュー/甲府市立図書館
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図書
貸出可能
(2人)
21. ぎゅっ
ジェズ オールバラ‖作 絵
徳間書店 2000.11
きりん さんの評価:
読み聞かせで出会った絵本。
見開きで見ると、ひとつのアニメーションを見ているみたいでびっくりした。
手元で見ると動物たちの細かい表情が見れてまた楽しめる。
「ぎゅっ」「ジョジョ」「ママ」3つの言葉しかでない。
それでも、絵だけでどんなことを考えているのかなど想像できる。
すごい。
読み聞かせで出会った絵本。見開きで見ると、ひとつのアニメーションを見ているみたい...
図書
(4人)
22. くまのトーマスはおんなのこ
ジェンダーとゆうじょうについてのやさしいおはなし ジェシカ ウォルトン‖さく ドゥーガル マクファーソン‖え かわむら あさこ‖やく 前田 和男‖訳監修
ポット出版プラス 2016.12
きりん さんの評価:
作者は、トランスジェンダー(男性で生まれて、心は女性)の父をもち、自分自身もバイセクシャルというジェンダーの当事者。
くまのトーマスのともだちエロールは、トーマスが悩んでいたら「どうしたの?」と心配をして、
悩みを打ち明けたトーマスには「大丈夫だよ。ともだちだよ」と自然と応える。
なにか特別なことでもなく、自然のやりとりのように感じられる内容で、ジェンダーの知識を深めようとかでもなく、こういうこともあるんだよ。といった雰囲気がとても素敵だなと思った。
作者自身も当時者という点も、この絵本に出会った同じ境遇の子は気持ちが軽くあるのではないかな。
作者は、トランスジェンダー(男性で生まれて、心は女性)の父をもち、自分自身もバイ...
貸出不可(未所蔵)
(4人)
23. パンツのなかのまほう
かもがわ出版 2021.8
なかがわさやこ でぐちかずみ
きりん さんの評価:
衝撃を受けた。
子どもが受ける性被害を聞くようになっていて、子育て本でも性教育の本が増えていっている昨今。
必要な時代なんだなとひしひしと感じた一冊。
性教育の本を読んでいても、やはり子どもに伝えるって難しいなと思っていた中、
この本はいいと思った。
直接的な表現がないのがとても有難い。
どう子どもに伝えればいいのだろうかということのいいお手本だと思う。
子どもと一緒に読むのもいいけれども、性教育について少し悩んでいる親にもいいきっかけの一冊。
衝撃を受けた。子どもが受ける性被害を聞くようになっていて、子育て本でも性教育の本...
図書
貸出可能
(1人)
24. きょうものはらで
エズラ ジャック キーツ‖え 石津 ちひろ‖やく
好学社 2021.9
きりん さんの評価:
書かれたのは古いようですが、2021年に発売した絵本。
秋の季節にぴったりな色合い。
ゆっくりゆっくり絵を楽しみたい。
ページをめくるごとに数が増えていくのも楽しい。
子どもの絵本だけでも、大人も楽しめる、癒される。
書かれたのは古いようですが、2021年に発売した絵本。秋の季節にぴったりな色合い...
貸出不可(未所蔵)
(1人)
25. あおいよるのゆめ ちいさなゆびで
トーハン(ワールドライブラリー) 2015.3
ガブリエーレ・クリーマ さとうななこ
きりん さんの評価:
ただただ個人的に楽しんだ一冊。
色がとてもきれいなところに先ず惹かれ、お花が咲くところ、家の窓に明かりが灯るところに癒されました。本も頑丈なので、これは2歳児が読んでも大丈夫だろうと思って渡してみました。
くいつきがよく、車好きの甥っ子が反応したのは動く船。
島について「ようこそ!」と明るく読んでみたら、そこの繰り返しになったぐらいです。
純粋に借りてよかったなぁ~と思えた一冊です。
ただただ個人的に楽しんだ一冊。色がとてもきれいなところに先ず惹かれ、お花が咲くと...
図書
貸出可能
(4人)
26. アヒルかも!ウサギかも!
エイミー クラウス ローゼンタール‖著 トム リヒテンヘルド‖著 せきね みつひろ‖やく
光文社 2021.2
きりん さんの評価:
こんな本があるんだ!?と驚いた一冊。
この絵、何に見える?
という絵は見たことがあるけれども、”絵本”で見るのは初めてでした。
3歳の姪っ子にいいかな~と思って貸出。
一緒に読んでいた大人も楽しんでいました。
おばあちゃんに関しては、2回目にしてやっと本の内容に気づくといった感じ(笑)
いい脳トレになったかも。
物語を楽しむだけではない、絵本のほかの楽しみ方を提示してくれる。
世の中にはこんなこともあるんだな~といった新発見の一冊にしてみるの面白いのかもしれません。
こんな本があるんだ!?と驚いた一冊。この絵、何に見える?という絵は見たことがある...
図書
貸出可能
(1人)
27. 戦場の秘密図書館
シリアに残された希望 マイク トムソン‖著 小国 綾子‖編訳
文溪堂 2019.12
きりん さんの評価:
「体が食べ物を必要とするように、魂には本が必要なんです」
心の豊かさとはどういうことなのか。
この本を読んだ時に感じたことです。
コロナ禍でも、仕事はあり三食に困ることもなく生活できている自分。
本屋さんに行けばたくさんの本があり、ふらーと見ながら楽しそうな本を探す日常。
世界が混乱したとなったご時世でも、不便な生活にはなっていない。
戦場となっているダラヤの町では、爆弾がふってきて、荒れ果てた町。
壁が壊れた家、暗い地下室で勉強する子どもたち。
一日一食食べられればいい日々。
そんな生活の中、町の若者を中心に本を集めて創ったのが秘密の図書館。
そんな生活の中、図書館に来る町の人々。
食にも困っている生活の中、本を求めてくる人々の心がすごい。
自分だったら…と考えたときに、図書館に行く自分の姿は想像ができない。
「本を読んでいると、お腹が空いていることを忘れられる」
本が好きという次元ではなく、本が希望となっている。
とこの本では書かれている。
魂に栄養
この言葉のように、いま自分は本を読めているのか。
そして、いざ自分が過酷な生活の中に置かれたとき、魂を養おうという思いになれるのか。
人間の希望の部分を知れるとともに、自分に問いかける一冊になった。
「体が食べ物を必要とするように、魂には本が必要なんです」心の豊かさとはどういうこ...
図書
貸出可能
(1人)
28. 東京藝大ものがたり
あららぎ 菜名‖著
飛鳥新社 2021.4
きりん さんの評価:
芸大を受ける子は特別
ほかの受験生とは違う
自分が受験生だった時に思っていたことが違うんだなと知れた。
そして、目標に向かって「努力」という言葉の奥深くを垣間見れる。
「努力」といっても気合だけでは「努力」とはいえない。
そこにはコツコツの積み重ね。
自分との葛藤。
折れてしまう心。
受験、浪人を体験していなくても、
共感できる人はたくさんいるだろう。
親の涙ほど心にくるものはないだろうなと思う。
ラジオ投稿のエピソードはとても素敵。
ここまで苦労して上った坂の先にも坂があるのが生きること。
でも、その坂を上った人には、登れるだけの力が知恵がついている。
頑張ろう!と元気がもらえた。
絵を描く人は、観察力があると聞いたことがある。
ほかの人よりも、見るところ、考えることがまた違う。
美術館にいって
芸大を受ける子は特別ほかの受験生とは違う自分が受験生だった時に思っていたことが違...
図書
貸出可能
(4人)
29. 老いの重荷は神の賜物
樹木 希林‖著
集英社 2019.9
きりん さんの評価:
マイナスに受けてしまいがちのものをプラスに受け止められたとき。
180度変わる考え。
様々なことを経験したからこそ行きつけるところなのかもしれない。
私自身がまだまだ人生経験が浅く、苦労も知らないから、
「こうなれたらいいなぁ~」くらいの感想になってしまう。
マイナスに受けてしまいがちのものをプラスに受け止められたとき。180度変わる考え...
図書
(57人)
30. 逆ソクラテス
伊坂 幸太郎‖著
集英社 2020.4
きりん さんの評価:
この作者さんには珍しいなぁ~という印象。
参考文献の紹介のところに書かれていた
自分の中の夢想家とリアリストをがっかりさせない物語
というのが、腑に落ちる作品
世の中の人、全員がワシントンの話を信じて、同じ夢想をもって現実を生きられたら。
この作家さんの初期の作品だと、「絶対悪」というような人がいた。
それが少しずつ作品が出るごとに変わっていっているように感じる。
罪を犯した人がその後も生きていく現実。
そんな世の中で、どう考え生きていくのか。
また、新しい視点、課題をもらえた感じ。
ワシントンの話を聞いて、ワシントンになりたくて斧が欲しくなる。そんな人になれたらなぁ~
この作者さんには珍しいなぁ~という印象。参考文献の紹介のところに書かれていた自分...
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