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レビュー一覧 (74件)
ドラゴンさんの投稿レビュー/島本町立図書館
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(49人)
31. 琥珀の夏
辻村 深月‖著
文藝春秋 2021.6
ドラゴン さんの評価:
特定の人たちが理想と考えた教育・養育施設でおきた白骨遺体発見事件。
親の思想にその人生を翻弄される子供たち。親がその思想に違和感を感じず、理想と思いこんだ時に子供が払う代償は大きい。
親子の関係、友達との関係、それらを薄めていく時間。だけど、忘れたようでも、心の奥底で変わらない大事な思いもありますね。それを掘り起こすことで人生が救われることがあります。
特定の人たちが理想と考えた教育・養育施設でおきた白骨遺体発見事件。親の思想にその...
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図書
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(19人)
32. 臨床の砦
夏川 草介‖著
小学館 2021.4
ドラゴン さんの評価:
コロナ対応の最前線の病院の過酷な実態がよく描かれているのだと思います。
医者でなければ書けないでしょう。
コロナ対応の最前線の病院の過酷な実態がよく描かれているのだと思います。医者でなけ...
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図書
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(55人)
33. 同志少女よ、敵を撃て
逢坂 冬馬‖著
早川書房 2021.11
ドラゴン さんの評価:
少女漫画風の本の装丁が作品に不当に軽い印象を与えてしまっている。
また、もっと重厚なタイトルを付けられなかったのだろうか。
読む前のイメージとはかなり異なり、戦争の救い難い不毛さをリアルに重厚に描いた作品である。
狙撃手についてとても専門技術的に描写している著者は何者でしょうか。
少女漫画風の本の装丁が作品に不当に軽い印象を与えてしまっている。また、もっと重厚...
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(38人)
34. 塞王の楯
今村 翔吾‖著
集英社 2021.10
ドラゴン さんの評価:
このような石積みのプロがいたことを初めて知りました。
鉄砲職人との矛と盾の関係。戦国時代、ライバルでありながら双方ともに泰平の世を願い、命懸けで切磋琢磨する姿が見事に描かれています。
これからお城の石垣を見る目が明らかに変わると思います。大津城主の京極高次もあっぱれでした。
このような石積みのプロがいたことを初めて知りました。鉄砲職人との矛と盾の関係。戦...
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(55人)
35. 硝子の塔の殺人
知念 実希人‖著
実業之日本社 2021.8
ドラゴン さんの評価:
現実味のない建物内で登場人物も現実離れしていると、いくら高度なトリックを見せられても感動は湧かない。ミステリーオタクの高度なトリックには感動できませんでした。技巧に溺れた感じです。
ミステリーといえども、現実味のある人間模様がベースにあるべきと感じました。
唯一、真犯人が解明されたと思った後に第二弾の物語が続いたところは面白かった。
現実味のない建物内で登場人物も現実離れしていると、いくら高度なトリックを見せられ...
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(48人)
36. マスカレード・イブ
集英社文庫 ひ15-11 東野 圭吾‖著
集英社 2014.8
ドラゴン さんの評価:
これくらいのミステリーは著者ならササッと書けるだろう。マシカレードホテルで共演する二人が出会う前の物語。軽い感じがする。
これくらいのミステリーは著者ならササッと書けるだろう。マシカレードホテルで共演す...
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図書
(88人)
37. 白鳥とコウモリ
東野 圭吾‖著
幻冬舎 2021.4
ドラゴン さんの評価:
殺人犯の家族の辛い境遇を描いた著者の作品はいくつかあるが、本作品は秀逸。
被害者の娘と加害者の息子がそれぞれ真実を求めていく中で驚きの展開が。
複雑だが緻密で重厚ささえ感じさせるストーリーを構築する著者の才能に感服。
警察や弁護士が自分の立場に沿った捜査にしか興味がなく、真実を追い求めようとしない姿もとても現実味を感じさせる。
殺人犯の家族の辛い境遇を描いた著者の作品はいくつかあるが、本作品は秀逸。被害者の...
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図書
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(15人)
38. 火車
新潮文庫 宮部 みゆき‖著
新潮社 1998.2
ドラゴン さんの評価:
消費者金融をテーマに据えた傑作ミステリー。
自己破産、サラ金の世界をリアルに描く。主人公の女性の悲哀を女性作家ならではの感覚で表現。ミステリーとしてはやや現実離れを感じさせる部分もあるものの、読み応えあり。
消費者金融をテーマに据えた傑作ミステリー。自己破産、サラ金の世界をリアルに描く。...
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(2人)
39. 永田町動物園
日本をダメにした101人 亀井 静香‖著
講談社 2021.11
ドラゴン さんの評価:
政治家のエピソード集。エピソードなので人物の考え方など深掘りされていない。
各政治家を描いているようで、彼らとの関わりを通じて自己PRになっている部分が多い。
政治家のエピソード集。エピソードなので人物の考え方など深掘りされていない。各政治...
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(10人)
40. 八本目の槍
今村 翔吾‖著
新潮社 2019.7
ドラゴン さんの評価:
賤ヶ岳の七本槍すなわち、虎之助(加藤清正)、助右衛門(糟谷武則)、甚内(脇坂安治)、助作(片桐且元)、孫六(加藤嘉明)、権平(平野長泰)、市松(福島正則)7人の生き様を描く。
しかし主役は7人の物語全てに絡む佐吉(石田三成)。小賢しく描かれることの多い石田三成をスケールの大きな人物として描き、イメージチェンジされている。
賤ヶ岳の七本槍すなわち、虎之助(加藤清正)、助右衛門(糟谷武則)、甚内(脇坂安治...
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