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甲斐市立図書館
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レビュー一覧 (18件)
おりーぶーぶーさんの投稿レビュー/中野市立図書館
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図書
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(2人)
1. 天国からはじまる物語
ガブリエル ゼヴィン‖作 堀川 志野舞‖訳
理論社 2005.10
おりーぶーぶー さんの評価:
死後の世界はどんな生活が待っているの?
死んでしまった現実に向き合いながら、天国で生きる。
齢をとることはなく、若返っっていく世界。
いつか赤ん坊となり生まれ変わるその日まで。
日本の仏教とは違った観念で過ごす天国は、生きていた頃と何ら変わらないようだが、天国に行けたらお花畑で遊んで過ごしたい。
行けたらの話だwww
死後の世界はどんな生活が待っているの?死んでしまった現実に向き合いながら、天国で...
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図書
貸出可能
(33人)
2. 雷神
道尾 秀介‖著
新潮社 2021.5
おりーぶーぶー さんの評価:
31年前、祭りの準備中に母が死んだ。その翌年、祭りで振る舞われたキノコ汁で死者、重傷者が出、私と姉が雷に打たれた。
「子供に罰が当たった」
15年前、妻が事故死。フロントガラスに当たった植木鉢によりコントロールを失った車が暴走した。
それは2階のベランダで娘が世話をしていた鉢だった。
そして私は脅迫された。「あの時の事をバラされたくなかったら用意してもらいたい。」と。
雷を敬う田舎の古い祭りで起こった事件。
妻の事故死。
未だ何も解決していないまま父も病で死んだ。
しかし、娘の発案で田舎を訪ねることとなり事件の真相を聞き取るうちに違和感を覚えてきた。
伏線が多く、推理物としては引き込まれ、読み応えのあるストーリーでした。
父が守りたかったもの。私が守りたかったもの。
ちょっとした勘違いや言葉マジックで違ってしまう物事を上手く取り入れていました。
久々のヒット作と感じましたよ。
31年前、祭りの準備中に母が死んだ。その翌年、祭りで振る舞われたキノコ汁で死者、...
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図書
(22人)
3. 傷痕のメッセージ
知念 実希人‖著
KADOKAWA 2021.3
おりーぶーぶー さんの評価:
28年前の連続殺人事件を解き明かすのは病理診断士。
元刑事の死んだ父の胃に残されたメッセージは、警察内部の犯行を匂わせる疑念と思われたが違っていた。
父が明らかにしたかった犯人と隠したかった真実は何だったのか。
殺人事件の解決というテーマの中に医療知識を駆使した展開は、ドラマ並みにおもしろい。
主人公を取りまく対人関係もクセがあり、読み応えあり。
28年前の連続殺人事件を解き明かすのは病理診断士。元刑事の死んだ父の胃に残された...
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図書
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(52人)
4. 滅びの前のシャングリラ
凪良 ゆう‖著
中央公論新社 2020.10
おりーぶーぶー さんの評価:
2021年本屋大賞入賞作
学校でいじめを受ける友樹、人を殺したヤクザの信士、恋人から逃げ出した静香。
一ヶ月後、小惑星が衝突し、地球は滅びる世界で巡り合った家族たち。
日常は徐々に略奪、強奪、殺人、レイプが蔓延した世界へと変わっていった。
行動を共にした友樹の母と父、友樹の初恋の相手、静香の4人が心の支えにしたのはLocoのライブだった。
暴力の中で育った両親が守りたかったものは、コロナが蔓延している今にも近い世界観の中でどう映るのか!?
死ぬならやりきってやろう!というLocoの気持ちと一緒に前向きになれるストーリー。
2021年本屋大賞入賞作学校でいじめを受ける友樹、人を殺したヤクザの信士、恋人か...
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図書
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(58人)
5. 自転しながら公転する
山本 文緒‖著
新潮社 2020.9
おりーぶーぶー さんの評価:
何かに拘れば拘るほど、人は心が狭くなっていく。
幸せに拘れば拘るほど、人は寛容さを失くしていく。
実家に戻るきっかけは、何でも良かったのかもしれない。
恋に仕事に区切りをつけて、母の更年期を口実に実家へ戻り、何となく新しい恋を始めた主人公。
現代の生き辛さは学力や経済力によるところが多いかもしれないけど、一緒に笑って泣いて愚痴を言って、時には戒めてくれる友人が心の支えになってくれる。
職場のセクハラ、不倫。中卒、無職の彼は介護施設の父へ仕送り。自宅の売却などやるせない環境は満載。
ぐるぐる回る自分、人生だけど何が幸せなのか、これでも良いじゃないか。と、思えるストーリー。
何かに拘れば拘るほど、人は心が狭くなっていく。幸せに拘れば拘るほど、人は寛容さを...
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図書
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(58人)
6. 店長がバカすぎて
早見 和真‖著
角川春樹事務所 2019.7
おりーぶーぶー さんの評価:
薄給、契約社員、彼氏なしの28歳。生活に不安を感じながら、クレーマーの相手をする書店員。
訳のわからないバイブル本を片手に朝礼で檄を飛ばす店長にも飽き飽きする。
「マジ、辞めてやる!」と思いながらも辞められないのは、理解し合える同僚がいるから!?
組織の矛盾に「分かる!分かる!」と頷きながら読み続けられるのは、数々の毒が本の中に吐かれているから。
主人公の胸の内とアナグラムの謎解きは蓋のない鍋のようなものだけど、
作者はマジで本屋大賞を狙っていたのかも!?とまた笑える。
薄給、契約社員、彼氏なしの28歳。生活に不安を感じながら、クレーマーの相手をする...
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図書
(13人)
7. ラスプーチンの庭
中山 七里‖著
KADOKAWA 2021.1
おりーぶーぶー さんの評価:
犬養隼人シリーズ
最先端医療と民間療法。病に苦しんでいる人は藁にもすがる思いでありとあらゆることを試すだろうが、残るものは何なのか。
誰のための医療なのか。
最先端の大学附属病院の医療と宗教紛いの民間療法。どちらも高額医療なのは変わらない。
精一杯の努力と貢献は病人のためか介添者のためか。
オチは医療に対する復讐の殺人という単純さはちょっと残念。
犬養隼人シリーズ最先端医療と民間療法。病に苦しんでいる人は藁にもすがる思いであり...
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図書
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(13人)
8. 銀の夜
角田 光代‖著
光文社 2020.11
おりーぶーぶー さんの評価:
女子高時代に少女バンドを組んでメジャーデビューをした三人は35歳となった。
自分の人生に確かなものをつかみたい。生きる手応え、深い充実を求めてあがく女たち。
14年間埋もれていた傑作が、今、私たちの魂を揺さぶる。著者5年ぶりの長編小説。
夫の不倫を見て見ぬ振りで平静を保っているちづる。
子供をタレントにしたい麻友美。
翻訳家でシングルマザーとして育ててくれた母の呪縛から逃れられない伊都子。
舞台は2004年。
今では50代になった3人のその後も書いてほしい。
が、きっとカッコよく生きているのだろう。
女子高時代に少女バンドを組んでメジャーデビューをした三人は35歳となった。自分の...
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図書
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(12人)
9. 雪に撃つ
道警・大通警察署 [道警シリーズ] [9] 佐々木 譲‖著
角川春樹事務所 2020.12
おりーぶーぶー さんの評価:
大ベストセラー道警シリーズ、待望の最新刊!
さっぽろ雪まつり開幕前日に起こった、自動車窃盗事件、少女の家出、そして発砲事件。
無関係に見える事件が、一年で一番賑わう札幌でひとつに収束していく。
虐待、不正、外国人労働者――刑事たちの執念は届くか<? br> 圧巻のタイムリミット・サスペンス。
道警の佐伯と新宮コンビ、小島、森田との恋に進展はあるのか。
大ベストセラー道警シリーズ、待望の最新刊!さっぽろ雪まつり開幕前日に起こった、自...
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図書
(3人)
10. 紅蓮の雪
遠田 潤子‖著
集英社 2021.2
おりーぶーぶー さんの評価:
伊吹の双子の姉・朱里は20歳の誕生日を向かえた日、なんの前触れもなく自殺した。
朱里の遺品の中から大衆演劇「鉢木座」の半券が見つかり、それが死ぬ前の最後の足取りであることを知った伊吹は、少しでも真相に迫るべく一座の公演に行った。
公演後、座長に詰め寄る伊吹の姿を見た若座長の慈丹は、その容姿を見初め、入団を強く進めた。伊吹は何か手がかりが掴めるのではと入団を決意し、以降、訓練と舞台に追われながらも、「女形」としての人気も得始めていた。
そんなある日、ひょんなことから両親と鉢木座との繋がりが露見することに。それは鉢木座の過去に秘められた禁断の事実だった……。血脈に刻まれた因縁、人間の最果てと再生を描いた問題作。
途中で話の筋書きが分かってしまう、ありふれたストーリー。
同じ過ちを繰り返してしまうのは性か因縁か呪いか。。。
伊吹の双子の姉・朱里は20歳の誕生日を向かえた日、なんの前触れもなく自殺した。朱...
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角川春樹事務所 2019.7
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