るなくんさんのブックリスト / 網走市立図書館

図書
貸出可能
(32人)
801. 希望荘
[杉村三郎シリーズ] 宮部 みゆき‖著
小学館 2016.6
るなくん さんの評価:

図書
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(34人)
802. この世の春 上
宮部 みゆき‖著
新潮社 2017.8
るなくん さんの評価:
美貌の北見藩青年藩士は突然隠居を強いられる。北見藩元家老の石野織部は多紀を
一筋の望みをかけ、座敷牢にて治療する重興のもとへ送る。夜な夜な聞こえる泣き声は何なのか・・・宮部みゆきワールド全開の魔訶不思議さが少しづつ解明されていく。上巻はなぜ?どうなるの?で朝から一気に夜も眠らず読み通しました。
心が痛い・・下巻にて重興の苦しみが和らぐことを期待。
美貌の北見藩青年藩士は突然隠居を強いられる。北見藩元家老の石野織部は多紀を一筋の...

図書
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(34人)
803. この世の春 下
宮部 みゆき‖著
新潮社 2017.8
るなくん さんの評価:
石野織部を中心に多紀とその仲間の献身が重興の心をすこしづつ強くしていく。そして末路わぬ者たちへのリベンジが始まる。悪意の憑依は多くの謎を含む。仲間たちの熱き想いは意外な過去の紐ときをしていく。思わず「がんばれ重興!」と叫びそうになった。
心とは儚く危うい、けれど愛する者たちへの思いはまた心を強くする。
ほんと、宮部みゆき作品は面白い。
石野織部を中心に多紀とその仲間の献身が重興の心をすこしづつ強くしていく。そして末...

図書
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(29人)
804. 百貨の魔法
村山 早紀‖著
ポプラ社 2017.10
るなくん さんの評価:
百貨店で働く人たちが織りなす優しさがあふれる本です。
白い子猫に出会うと(優しさという魔法のエッセンス?がかけられ)、願いが叶う癒しの内容です。斜陽傾向にある百貨店ですが、子供のころは特別におしゃれしてお買い物をして、屋上でお子様ランチを食べた思い出が蘇って懐かしくほっこりしました。
幼稚園の頃、手動のエレベーターガールの白い手袋と首に巻いたスカーフにあこがれました。そのあとだんだん自動ボタンにかわり、高速エレベータで屋上まで登るガラス越しの街並み風景も今はもう昔の思い出です。
ノスタルジックな背景と癒しの世界観は読み終えたとき心地良い。
百貨店で働く人たちが織りなす優しさがあふれる本です。白い子猫に出会うと(優しさと...

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(26人)
805. 騙し絵の牙
塩田 武士‖著
KADOKAWA 2017.8
るなくん さんの評価:
本好きにはちょっと切ない出版業界の実情を知りました。
電子でも読むことがありますが、本の紙をめくる次の展開への期待感や時間がきてどうしてもここまでと、しおりを挟んで閉じる感覚は私にとって麻薬的に魅力的です。
そんな読者が減ってきている現状の厳しさを痛切に感じました。
編集者や書店の方々の努力が報われるためにも、図書館で読んでよかった本は手元に置くために購入しようと思います。がんばれ!出版業界!
本好きにはちょっと切ない出版業界の実情を知りました。電子でも読むことがありますが...

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(21人)
806. アナログ
ビートたけし‖著
新潮社 2017.9
るなくん さんの評価:
木曜日にしか会えない人に恋をした「悟」、悟の友人山下、高木がおりなす友情をコミカルタッチでかみ合わせたクラシックでピュアな作品。北野たけしが書く小説とはどんなものか興味がありましたがとても読みやすい本です。
便利な物が充満する世の中にアナログ的な恋愛は新鮮に感じ、思わずがんばれ!と応援したくなりました。
恋の展開、そして病床の母親との接し方、随所に熱き優しさをもった友人に支えられている悟は本当に幸せ者ですね。ラストの今はアナログだけでは生きていけないという皮肉さがスパイスになっています。
木曜日にしか会えない人に恋をした「悟」、悟の友人山下、高木がおりなす友情をコミカ...

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(23人)
807. BUTTER
柚木 麻子‖著
新潮社 2017.4
るなくん さんの評価:
結婚詐欺の末3人の男性を殺害したとされる容疑者、梶井真奈子通称「カジマナ」を取材する女性記者里香は、面会で食を通しての欲望と快楽は彼女を翻弄していく。butterの濃厚ささながら、読んでいてちょっと重い。本に促されるように、読書中に炊きたてご飯にバターをのせ、食べただけだけど、すべてのレシピが食べたいと思ったほどの食レポに、「食は本能であり、美食は最高の贅沢」と実感。
犯罪心理にも影響を及ぼすほどのものかも・・・
結婚詐欺の末3人の男性を殺害したとされる容疑者、梶井真奈子通称「カジマナ」を取材...

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(56人)
808. 盤上の向日葵
柚月 裕子‖著
中央公論新社 2017.8
るなくん さんの評価:
名品の将棋の駒を抱いた死体の謎をベテラン刑事石破とかってプロ将棋士を目指していた佐野のコンビが追う。
心理描写が繊細であり個々の思いが複雑に織りなしていく。
最後まで名品の駒の行方とともに、謎を追いかけていく過程が読み応えがある一冊。
名品の将棋の駒を抱いた死体の謎をベテラン刑事石破とかってプロ将棋士を目指していた...

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(95人)
809. 蜜蜂と遠雷
恩田 陸‖著
幻冬舎 2016.9
るなくん さんの評価:
ピアノをもたない養蜂家の息子の少年の塵は、芳ヶ江国際ピアノコンクールのコンペティションに参加。
少年を中心に全く異なる個性、人生を歩んできた4人様々な心理が繊細に描写された内容です。
音楽に特化していない私ですが、文字を通して演奏者・審査員、観客そして指導者の感性にふれ、まるで自分が当事者になったかのような臨場感を疑似体験できました。良い本だと思います。
ピアノをもたない養蜂家の息子の少年の塵は、芳ヶ江国際ピアノコンクールのコンペティ...

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(32人)
810. 三鬼
三島屋変調百物語四之続 [三島屋変調百物語] [4] 宮部 みゆき‖著
日本経済新聞出版社 2016.12
るなくん さんの評価:
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