舞台は、周囲から弱小官庁と嘲られ、公務員はおろか一般の人々にも認知されにくい「公正取引委員会」。
しかし、彼らは警察も検察も、税務署でも出来ない独り占めを取り締まる正義の番人。

ホテル三社によるカルテル、下請けいじめ、さらに立入検査拒否。
はびこる悪に対して、気持ちと体でぶつかる白熊楓と、アメリカ帰りで一匹狼の小勝負勉の凸凹コンビが挑む！！

警察官への道をあきらめ公正取引委員会で働く白熊の
仕事場での奮闘記。
共に働く天才小勝負のほかに登場する仲間も、個性的で魅力的だ。
公正取引とは何ぞやも知ることができた。
不正を許さない姿勢が頼もしい。
法的思考の物語で面白かったので、続編を期待。

若干の違いがメンバーに見受けますが、ほぼドラマ通りに話は進んでいきます。ただ、小さいエピソードが違っていたりしますが、この作家さんは、読み進めやすいです。

　公取引一般消費者には無縁のようなところが舞台、ちっぽけな内容かなと思いましたが読み進めるうちにどんどん面白くなりました、連載物なので章の始まりにはテンポが悪くなるところがありましたがおおむね良かったです。