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レビュー一覧 (35件)
luckyさんの投稿レビュー/飯塚市立図書館
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1. そして、ぼくは旅に出た。
はじまりの森ノースウッズ 大竹 英洋‖著
あすなろ書房 2017.3
lucky さんの評価:
一枚の野生動物写真に惹かれ、その写真家に会いにミネソタへ。何て瑞々しいのだろう。
そこから始まるワイルダネスの写真家への道。こんな若者がいる頼もしさ。
星野道夫さんや、植村直己さんの写真やエクストリーム活動の本が多くの若者をヒマラヤやアラスカに駆り立ててきた。
ティーンズに読んで欲しいけど、ワイルダネスに憧れたシニア世代にも素敵な物語。
今年、写真集が出るので嬉しい!
一枚の野生動物写真に惹かれ、その写真家に会いにミネソタへ。何て瑞々しいのだろう。...
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(1人)
2. 今すぐ使えるかんたんぜったいデキます!Windows7からWindows10引っ越し&活用超入門
Imasugu Tsukaeru Kantan Series 門脇 香奈子‖著
技術評論社 2019.9
lucky さんの評価:
Windows 10に買い換えて、データ移行やお気に入り、outlook移行、引っ越しにとても役に立ちました。
良かった!
Windows 10に買い換えて、データ移行やお気に入り、outlook移行、引...
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(1人)
3. 旅客機から見る日本の名山
美しい山々を機窓から楽しむ IKAROS MOOK 須藤 茂‖著
イカロス出版 2019.11
lucky さんの評価:
故郷は北海道。羽田→釧路間、年に数回機上。眼下に現れる山座同定に夢中になった。頼りは機内誌の地図。指で追いながら、地形を一致させ認識していく。襟裳岬とそれに続く日高山脈、阿寒の山々と知床山脈、そして国後島が印象的。居を福岡に移してからは福岡→羽田、毎回、富士山が楽しみで、数回撮影。年賀状にも使った。南アルプス、中央アルプス、はるか北アルプスが見えていたが山座同定出来ず。噴煙から木曽駒ヶ岳と認識。近畿、関西の山は判らず、特長ある大山を遠くに認識。福岡→宮崎では噴煙から阿蘇を認識。
この本は本格的に山々を撮影した正にこれといった本だ。
関西から新千歳便では北アルプスが見えると知った。是非機上したい。
良くぞ出版してくれました。有難う!
故郷は北海道。羽田→釧路間、年に数回機上。眼下に現れる山座同定に夢中になった。頼...
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(8人)
4. 螢草
葉室 麟‖著
双葉社 2012.12
lucky さんの評価:
NHKBSの「蛍草」を見て、健気な菜々がどうなるか、ネタバレ覚悟で本を借りた。
ハラハラドキドキに耐えられず、映画でもドラマでも、本でもつい結末を確かめてしまう。
時代物を読むと、生き抜くのは大変な事だったろうね。
ドラマにするために、事件や展開を脚色しているが、確かにそうしないとドラマチックにはならない。最後の菜々の計画が素晴らしい!最終回楽しみです。
NHKBSの「蛍草」を見て、健気な菜々がどうなるか、ネタバレ覚悟で本を借りた。ハ...
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(2人)
5. ドナルド・キーンのオペラへようこそ!
われらが人生の歓び ドナルド キーン‖著
文藝春秋 2019.4
lucky さんの評価:
東日本大震災を機に、日本へ帰化したキーン先生、何て真摯な人なのと感心しきりでした。
信念と気骨ある人達は凡人とは違う。震災後、コンサートに来日したドミンゴ、公演をキャンセルせず赤ちゃんを連れて来日したソプラノのディアナ・ラムダウ。レディガガも公演してくれた。勇気ある人達。
さて、オペラファンとしては、この本、もっと早く出版して欲しかった。興味深いエピソードに溢れている。メトライブビューには東京でも、ここ福岡でも通っている。NHKのプレミアムシアターも録画して見ている。キーン先生も帰化してからはメトライブビューの常連だったのね。オペラの見方の参考になります。ドミンゴを褒めているのが嬉しい。
いまだオペラに出演しているドミンゴ、素晴らしい。節制と努力の賜物だ。やれ高音が出せないだのとけなされるが、バレエでもジャンプが高いだのと枝葉を取り上げる。しかし、聞く人、見る人を感動させるかどうかである。
キーン先生のオペラ鑑賞リストはそれだけで偉大なる歴史である。その先生が帰化までして愛した日本文学、日本人である私達が愛さずしてどうなのと反省せざるを得ない。キーン先生有難うございます。
東日本大震災を機に、日本へ帰化したキーン先生、何て真摯な人なのと感心しきりでした...
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(25人)
6. すぐ死ぬんだから
内館 牧子‖著
講談社 2018.8
lucky さんの評価:
聞く人は嫌だろうなと思いつつ「すぐ死ぬんだから」つい口癖となっていたフレーズ。
怠慢と甘えの免罪符。自戒をこめて本書を手にした。その表紙にドキッ!どこでも見られるダサいジジババの姿!まるで自分じゃないの!表4のイラストは素敵と痛いのと紙一重か。編集者、イラストレーターさん観察力が鋭いね。テンポの良い文章で物語が進む。ハナさん、とにかく歯切れが良い。その言葉に耳が痛い。口に出さない内なる言葉の数々に笑いがこみあげる。
最愛の夫の突然死でさすがのハナさんも鬱状態にと思いきや、思いがけない女と息子の出現に俄然、息を吹き返し、しゃっきり背筋を伸ばしていく姿がかっこいい!
よくぞ書いてくれました。私もブス、しわくちゃはどうしようもない。ボディだけは努力で保てると頑張ってきたけど、病を得て、運動出来ず、年相応のたるみっぷりでええとこなし。やれる事といったら「すぐ死ぬんだから」類の言葉は絶対口にしないでおこう。
聞く人は嫌だろうなと思いつつ「すぐ死ぬんだから」つい口癖となっていたフレーズ。怠...
貸出不可(未所蔵)
(1人)
7. オレンジ・イズ・ニュー・ブラック 女子刑務所での13カ月
駒草出版 2018.5
パイパー・カーマン 村井理子
lucky さんの評価:
名門スミス女子大卒のWASPが一度の過ちから15か月(実際は13か月)、刑務所に服役した実話。面白くない訳がない!英語で読めたら、語彙や表現、現代アメリカ情報などが判るだろうが、語学力なし残念!翻訳もかなり努力しているが(注釈で助かってはいます)。校正がどうなのよと突っ込みたくなるほど、訳文の文法が間違っている。主語、動詞が違うでしょうと何回も読みかえす始末。
まぁ、それはともかく、刑務所という狭い空間で繰り広げられる出来事はアメリカ社会の人種、宗教、貧困、性差別が圧縮されている。
著者は北部出身の高学歴、金髪、碧眼の女性。文中、第三者から語られる言葉で、多分、知的で聡明な美人であろうと推測。パソコン検索したらやっぱり、美人だった。そのへん、記述が巧ね。本来なら絶対無縁であるべき服役。少々羽目を外した若い時代に出会った人物に巻き込まれた犯罪。
著者が出会うご同輩達は個性的で魅力的なキャラ。著者を助けてくれる。様々な危機を乗り越える対応の仕方。パイパーさんの人徳と勇気、叡智そしてユーモア。人間力のスキルが釈放までの道のりを乗り越えさせた。
最終章では自分を陥れた憎んでも余りある人物とまで、助け合う姿に笑いを禁じ得ない。愛する家族、フィアンセ、多くの友人のサポート。金銭的支えもある。
断然恵まれたそれらは多くの受刑者に欠けている。
出所後、仕事もサポートもなく、貧困にあえぎ、叉、刑務所に戻ってくる繰返し。政府の形だけの社会復帰プログラムの欠陥を著者は指摘する。日本も同じかな。出所後、住む場所、職業、精神的支援など現実的対策に費用をかけたら、刑務所逆戻りのループから抜け出し、費用が削減されるかも。貧困から抜け出せる対策はないものか。金持ちトランプさ~ん!
名門スミス女子大卒のWASPが一度の過ちから15か月(実際は13か月)、刑務所に...
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(1人)
8. アティカス、冒険と人生をくれた犬
トム ライアン‖著 金原 瑞人‖訳 井上 里‖訳
集英社インターナショナル 集英社(発売) 2017.12
lucky さんの評価:
冴えない肥満体の独身中年男のパートナーとなって、ホワイト山地4000フッターを踏破する小さなブッダ。山頂で広がる景色に見入る後姿に、わんこにもその感動がわかるのだと驚く。そういえば、カヌーイスト野田さんの本にもガクが景色に見入る描写があった。
アラバマ物語の主人公からとったアティカスという名前も賢い犬にふさわしい。「その人の靴を履いてみる」。私自身、アラバマ物語のアティカス・フィンチ弁護士のこの言葉を座右の銘にし、深く心に刻まれた小説であり映画なのだ。
他人の靴ならぬ、雪山用のソックスを履いたアティカスは小さな身体で雪山もものともしない。冬用のボディスーツを試着させる描写が愉快。膠着して動かなくなり、押すとそのまま倒れ、びくともしない。そのまま仰向けにするとひっくり返ったテーブルのようになった。シュナウザーは頑固な犬との事。生まれたときから何かを持っていて、周りの人達を魅了するアティカス。彼にも危機が訪れる。白内障とその原因となっているのは甲状腺がんではないか。さりげなく書かれている検査前の神秘体験が不思議。チベット仏教の僧とアティカスとの2分間ほどの会合だ。
ライアンさんとアティカス、1日に何山も踏破し、基金の目的を達成しようとする。アティカスは沢山の人々を励まし、ライアンさん自身、人生が変わる。アティカスありがとう。小さなブッダの事を考えると心が温かくなる。この物語へ導いた老犬「マックスウェル」にも有難う。
冴えない肥満体の独身中年男のパートナーとなって、ホワイト山地4000フッターを踏...
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(1人)
9. 犬から聞いた話をしよう
椎名 誠‖著
新潮社 2017.12
lucky さんの評価:
シイナらしい辺境のワンコの写真がいっぱい。キャプションもシイナらしい。モノクロでその場所の空気、ワンコの気持ち、飼主あるいは自由犬との関係まで映し出されている。
昔、良く読んだ「カヌーイストの野田さんとガク」の本。新しい本が出るたびにガクの冒険に胸躍った。そんなガクの赤ちゃんだった可愛らしい寝姿があった。シイナさんの仲間達の輪の中に「ガク」も座っていっぱしの仲間気取りだったんだよな。
掲載されているどの犬も好ましいが、ロシア、シャブリノで雪山を背景に雪原を疾走するソリ犬の母親には感動する。自分の子供達がソリを引いている時、アクシデントが起きたとの人の言葉に走って向かう姿らしい。どうなったんだろう。永遠の少年、椎名 誠、心暖まる本を叉出してくれました。
シイナらしい辺境のワンコの写真がいっぱい。キャプションもシイナらしい。モノクロで...
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(1人)
10. 地球と人類の46億年史
洋泉社 2017.12
土屋健 宮崎正勝
lucky さんの評価:
宇宙がビックバンで誕生して、137億年。
地球が誕生して46億年。地球が冷えて生命誕生まで38億年前。そして恐竜時代が2億5千年前から6600万年前。何といっても、この恐竜が今私達がいる地球で約2億年も続いていたのだ。そして大陸が分裂、ヒマラヤが出来て、人類が地球に登場したのが180万年前。
歴史は僅か5000年。自然界の人口扶養力を超えて未来はどうなるのか。
宇宙的時間では人類はまだ生まれたばかり。しかし確実に地球を破壊している。宇宙へ移住しないと人類は残れない。壮大な地球の物語を分かりやすく記している本だ。
宇宙がビックバンで誕生して、137億年。地球が誕生して46億年。地球が冷えて生命...
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