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レビュー一覧 (510件)
るなくんさんの投稿レビュー/網走市立図書館
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図書
(15人)
41. 星を編む
凪良 ゆう‖著
講談社 2023.11
るなくん さんの評価:
「汝、星のごとく」の続編。
櫂と暁海の美しき青い愛の物語。櫂が亡くなってから色褪せず、
穏やかに心に残っている。
今作は、若き北原先生の深い、深い愛に触れて心が動いた。
そして、生前の櫂の担当者たちの熱き想いに、前作がより輝く。
繋がる未来が、それぞれの心を編んでいく。
「あぁ、わたしたちは倖せだったのかもしれない」と笑い合える
そんな人生は素敵だ。
「汝、星のごとく」の続編。櫂と暁海の美しき青い愛の物語。櫂が亡くなってから色褪せ...
図書
貸出可能
(3人)
42. 歌われなかった海賊へ
逢坂 冬馬‖著
早川書房 2023.10
るなくん さんの評価:
歴史の残虐さが色濃く、当時の心で感じるととても恐ろしく痛い。
自分に害が及ぶことが、とてつもなく恐ろしい。
そんな事実は目にしなかった・・聞かなかった・・と逃げる自分をみた。
当時の少年少女たちが経験し、生き延びれたとしても
歴史の残虐性は戦争という名に埋もれて今も深く沈んでいると思う。
戦争下では、人を殺めても殺人ではない。・・・
今も消えない正義という名の戦争。立場が変われば意味合いも変わる。
地球からこの悲惨さが消えることを願う。
歴史の残虐さが色濃く、当時の心で感じるととても恐ろしく痛い。自分に害が及ぶことが...
図書
(5人)
43. なれのはて
加藤 シゲアキ‖著
講談社 2023.10
るなくん さんの評価:
テレビ局報道局よりイベント事業部に移籍した京斗は
同僚の持っている1枚の絵に引き付けられる。
イベントの目玉にしようと絵の作者「イサム・イノマタ」を追うのだが
要として素性が分からない。
丹念に道を辿り得た彼の過去は、壮絶な家族の罪だった。
作中に引き込まれ、ミステリアスな絵の過去を漂いながら
本を堪能。
加藤氏はもうアイドルではなく、作家になったと思う。
テレビ局報道局よりイベント事業部に移籍した京斗は同僚の持っている1枚の絵に引き付...
図書
(5人)
44. 黒い絵
原田 マハ‖著
講談社 2023.10
るなくん さんの評価:
いつもの作風と今回は違うとかんじた。
アート感覚の本かと思いきや、官能てきで驚いた。
「オフィーリア」という短編には心を動かされたので、
この路線で1作を仕上げる本を期待。
いつもの作風と今回は違うとかんじた。アート感覚の本かと思いきや、官能てきで驚いた...
図書
(16人)
45. 夜明けのはざま
町田 そのこ‖著
ポプラ社 2023.11
るなくん さんの評価:
芥子実庵、葬儀社で働く佐久間真奈は、仕事・恋人・家族について
様々な思いが交差し、揺れ動く。
自分らしく生きる、誇りをもって仕事に接する。
簡単そうでかなり難しい課題だ。
特に女性は制約が多い。
5作の短編の連作の中で、葬儀会社で働きながら、
真摯に死を見つめ自分に問うサクマの姿はハンサムウーマンそのもので
町田氏の視点なのかそんな感想を持った。
芥子実庵、葬儀社で働く佐久間真奈は、仕事・恋人・家族について様々な思いが交差し、...
図書
(8人)
46. 喫茶おじさん
原田 ひ香‖著
小学館 2023.10
るなくん さんの評価:
なんともレトロ感満載で昔の香りが漂ってきそうだ。
でもそのメニューの豊富さと味わい表現にたまらなく入ってみたいお店満載。
ただ・・・この喫茶おじさん松尾さんが独りよがりで自由で能天気(笑)
まわりの人は、なんだかこの気ままさにイラっと来る。
読み手もしかりだ。
喫茶店起業も失敗し無職なのに働け!と強く思ってしまった。
本人に悪気がないから始末に悪い。
でも松尾さんは、この生活が大好きで、反省の色はない。
まぁ人生の謳歌の仕方はそれぞれ。家族が安泰であれば問題はない。
独身のまま楽しんでくださいと。エールします。
なんともレトロ感満載で昔の香りが漂ってきそうだ。でもそのメニューの豊富さと味わい...
図書
(7人)
47. 椿ノ恋文
[「ツバキ文具店」シリーズ] [3] 小川 糸‖著
幻冬舎 2023.10
るなくん さんの評価:
ツバキ書店シリーズ三作目。
今回は先代お恋のお話を交えて、多々の想いを乗せた本。
言葉にすると、心からの想いではないことも、
相手の前で零れ落ちた言葉は、もう取り繕えず浮遊する・・・
でも手紙なら、何度でも読み返し心が整い納得するまで書き直せる。
その利点を生かした代書業。
大切なあなたに伝えたい・・そんな手紙をもらったらどんなに喜ばしいかと
感動する。
鎌倉の町並の光景は、昔横浜に住んでいた頃に数か月に1回ぐらい江ノ電に乗ったことを思い出した。、
懐かしく思いを馳せながら読み終えた。
ツバキ書店シリーズ三作目。今回は先代お恋のお話を交えて、多々の想いを乗せた本。言...
図書
(4人)
48. ぎんなみ商店街の事件簿 BROTHER編
井上 真偽‖著
小学館 2023.9
るなくん さんの評価:
先にSISTER編をよんでのBROTHER編。
同じ事件でも見え方が違う。関わり方が違えば視点も変わる。
こちらの方が事件性が高く感じた。
同じ背景を交互の本で読む人もいると思う。
どちらが好みかは人それぞれ。
ただ個人的には、姉妹・兄弟を1冊にして、神山編を1冊を希望。
濃いキャラが面白そうだと思う。
先にSISTER編をよんでのBROTHER編。同じ事件でも見え方が違う。関わり方...
図書
(4人)
49. ぎんなみ商店街の事件簿 SISTER編
井上 真偽‖著
小学館 2023.9
るなくん さんの評価:
ぎんなみ商店街に実家の店舗がありそこで暮らす3姉妹。
親しきお店に車に突っ込み、運転手が死亡した交通事故。
そこから事件へ発展し3姉妹の明察が始まる。
3人のキャラ設定が明確でわかりやすく、コミカルで微笑ましく、読みやすかった。
SISTER編を単発で先に読んだの次はBROTHER編を読むとします。
ぎんなみ商店街に実家の店舗がありそこで暮らす3姉妹。親しきお店に車に突っ込み、運...
図書
貸出可能
(7人)
50. ヒロイン
桜木 紫乃‖著
毎日新聞出版 2023.9
るなくん さんの評価:
バレリーナを目指していて啓美は、母からの重圧と自分の実力差に挫折し、
宗教団体へと逃亡。
しかし、団体はとんでもない事件を起こし、巻き込まれた17年間の逃亡生活が描かれている。
彼女は何から逃れたかったのか理解しにくいが、何度でも立ち上がる女の強かさが印象に残った。
バレリーナを目指していて啓美は、母からの重圧と自分の実力差に挫折し、宗教団体へと...
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