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ぎんなみ商店街の事件簿 BROTHER編
小学館 2023.9
井上 真偽
∥著
(8人)
蔵書数: 1冊
貸出数: 1冊
貸出可能数: 0冊
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竜王図書館 <1012670186>
貸出中 / 1F棚14/913.6ア-オウ / / /913.6/イ/ / 帯出可
詳細情報
ISBN
4-09-386691-0
13桁ISBN
978-4-09-386691-0
書名ヨミ
ギンナミ ショウテンガイ ノ ジケンボ
著者ヨミ
イノウエ マギ
分類記号
913.6
価格
¥1400
出版者ヨミ
ショウガクカン
大きさ
19cm
ページ数
254p
内容
内容:桜幽霊とシェパーズ・パイ 宝石泥棒と幸福の王子 親子喧嘩と注文の多い料理店
抄録
四人兄弟が、愛する地元のぎんなみ商店街で起きた不穏な事件に迫る。同じ事件、同じ手がかりを見ているのに、三姉妹とはまったく違う推理の展開に…? パラレルミステリ。SISTER編も同時刊行。
著者紹介
神奈川県出身。東京大学卒業。「恋と禁忌の述語論理」で第51回メフィスト賞を受賞しデビュー。ほかの著書に「探偵が早すぎる」など。
内容細目・詳細
1
内容書名
桜幽霊とシェパーズ パイ
内容書名ヨミ
サクラユウレイ ト シェパーズ パイ
2
内容書名
宝石泥棒と幸福の王子
内容書名ヨミ
ホウセキ ドロボウ ト コウフク ノ オウジ
3
内容書名
親子喧嘩と注文の多い料理店
内容書名ヨミ
オヤコ ゲンカ ト チュウモン ノ オオイ リョウリテン
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絆がつよい4人兄弟
(2023/11/07)
るなくん/網走市立図書館
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先にSISTER編をよんでのBROTHER編。
同じ事件でも見え方が違う。関わり方が違えば視点も変わる。
こちらの方が事件性が高く感じた。
同じ背景を交互の本で読む人もいると思う。
どちらが好みかは人それぞれ。
ただ個人的には、姉妹・兄弟を1冊にして、神山編を1冊を希望。
濃いキャラが面白そうだと思う。
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姉妹作ならではの驚き
(2024/05/27)
ハル/津島市立図書館
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Sister編に続いてBrother編を完読。
Sistrer編のキャラクターが良かったのでBrother編ではキャラクター自体の造詣にはそれほど期待していなかったが、末っ子の良太君がとても素直可愛い男の子でつい可愛らしく思ってしまった。(Sister編では第一章にちょい役で登場しただけで全く存在感がなかったにも関わらず)
またSister編ではまったく出番がなかった次男の福太だがBrother編では名探偵顔負けの閃きで大活躍だったのもSister編の探偵役つくねちゃんと役割が似ていてあぁ姉妹作なんだなぁとつくづく思う。
肝心の事件だが、大筋の内容はSister編の事件と全く一緒であり読者的には真相を知っている分 新鮮な驚きはないかもなと思っていたが、語られていなかった事件関係者の証言が新たに出てきたことによって結果自体は同じだが実は真相はいくつも重なり合っていたんだと再認識する楽しさが味わえた(帯にある、「これからあなたが目にするのは ある事件のひとつの側面にしかすぎません」という謳い文句に偽り無し)。
ただSister編とBrother編のどちらを先に読むべきかという疑問に対しては、個人的にSister編を先に読むことが正しいと思う。
なぜならSister編での1番の謎であった「商店街で起こった数々の事件の黒幕は果たして誰だったのか?」という疑問に対する明確な回答がBrother編に含まれているため逆の順番で完読すると驚きのポイントが一つ減ってしまいもったいないなと思うから。
各作品の登場キャラの行動傾向はよく似ているが(頭の切れる弟妹を中心に物語が展開されるが最終的には兄姉が鋭い閃きで事件の解決に導くところや、兄弟姉妹を心配して事件に首を突っ込むとろが)、両作の最終章における大雨の中の橋のシーンでSister編とBrother編とで明らかに行動が異なっていて、最後の最後で行動結果が違う!とびっくりしたのも両作かつ最終章まで似た構成をしてきたミステリーにおけるどんでん返し要素となっていて最後まで飽きさせない構成になっていたのも好感できた。
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るなくん/網走市立図書館
同じ事件でも見え方が違う。関わり方が違えば視点も変わる。
こちらの方が事件性が高く感じた。
同じ背景を交互の本で読む人もいると思う。
どちらが好みかは人それぞれ。
ただ個人的には、姉妹・兄弟を1冊にして、神山編を1冊を希望。
濃いキャラが面白そうだと思う。
ハル/津島市立図書館
Sistrer編のキャラクターが良かったのでBrother編ではキャラクター自体の造詣にはそれほど期待していなかったが、末っ子の良太君がとても素直可愛い男の子でつい可愛らしく思ってしまった。(Sister編では第一章にちょい役で登場しただけで全く存在感がなかったにも関わらず)
またSister編ではまったく出番がなかった次男の福太だがBrother編では名探偵顔負けの閃きで大活躍だったのもSister編の探偵役つくねちゃんと役割が似ていてあぁ姉妹作なんだなぁとつくづく思う。
肝心の事件だが、大筋の内容はSister編の事件と全く一緒であり読者的には真相を知っている分 新鮮な驚きはないかもなと思っていたが、語られていなかった事件関係者の証言が新たに出てきたことによって結果自体は同じだが実は真相はいくつも重なり合っていたんだと再認識する楽しさが味わえた(帯にある、「これからあなたが目にするのは ある事件のひとつの側面にしかすぎません」という謳い文句に偽り無し)。
ただSister編とBrother編のどちらを先に読むべきかという疑問に対しては、個人的にSister編を先に読むことが正しいと思う。
なぜならSister編での1番の謎であった「商店街で起こった数々の事件の黒幕は果たして誰だったのか?」という疑問に対する明確な回答がBrother編に含まれているため逆の順番で完読すると驚きのポイントが一つ減ってしまいもったいないなと思うから。
各作品の登場キャラの行動傾向はよく似ているが(頭の切れる弟妹を中心に物語が展開されるが最終的には兄姉が鋭い閃きで事件の解決に導くところや、兄弟姉妹を心配して事件に首を突っ込むとろが)、両作の最終章における大雨の中の橋のシーンでSister編とBrother編とで明らかに行動が異なっていて、最後の最後で行動結果が違う!とびっくりしたのも両作かつ最終章まで似た構成をしてきたミステリーにおけるどんでん返し要素となっていて最後まで飽きさせない構成になっていたのも好感できた。