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レビュー一覧 (13件)
かっちゃんさんの投稿レビュー/音更町図書館
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図書
(4人)
1. アンビシャス
北海道にボールパークを創った男たち 鈴木 忠平‖著
文藝春秋 2023.3
かっちゃん さんの評価:
この本を読むまでは、札幌市の対応が悪すぎたことと北広島市の対応の良さから、スタジアムの移転先が決まったものと思っていました。
しかし、北広島市担当者の頑張りはもちろんのこと、札幌市担当者の苦悩、ファイターズ担当者のスタジアム建設にかける思いが公平な立場で描かれていて、移転先決定までには、様々な人間模様が繰り広げられていたことが分かります。
やはり日常の報道だけでは想像すらできないことが数多くあることを実感できる、とても良いノンフィクション作品でした。
この本を読むまでは、札幌市の対応が悪すぎたことと北広島市の対応の良さから、スタ...
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貸出不可(未所蔵)
(2人)
2. 東大なんか入らなきゃよかった 誰も教えてくれなかった不都合な話
飛鳥新社 2020.9
池田渓
かっちゃん さんの評価:
東大生あるいは東大出身というだけで何かともてはやされているイメージがありますが、東大生にも超優秀な人もいれば、受験テクニックだけで入学できた人もいるようで…。
統計的には東大の卒業生は、40歳時点での大学別の年収はトップだそうですが、 本書には、博士課程に進んだものの途中で挫折する予定の人や、東大卒業後、マンガ家になったものの売れなくて、現在は派遣社員として細々と生活している人などが紹介されています。
また、著者自身が東大卒なのですが、著述業を営んでいるのは、いわゆる東大生にありがちなコミュ障の自覚があり、人とあまり関わらずに仕事ができる環境にいたかったという理由があるそうです。
東大生のトホホな部分が書かれていますが、凡人からすると、やっぱり頭脳明晰で、優秀な人たちなんだろうなと思ってしまいます。
東大生あるいは東大出身というだけで何かともてはやされているイメージがありますが...
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図書
貸出可能
(14人)
3. 横道世之介 [正]
[「横道世之介」シリーズ] [1] 吉田 修一‖著
毎日新聞社 2009.9
かっちゃん さんの評価:
1980年代後半、世之介は東京の大学生、同時期、私は茨城で大学生。世之介は学業よりもバイトが忙しく、そこが自分と重なっているし、社会情勢の描写は懐かしく思い出しながら読んでいた。
世之介は多くの人と出会うわけではないが、関わった人にとっては、なぜかホッとするような人柄として描かれている。最後は切ない思いもさせられる作品。続編も読んでみようと思う。
1980年代後半、世之介は東京の大学生、同時期、私は茨城で大学生。世之介は学業...
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図書
貸出可能
(7人)
4. レジデンス
小野寺 史宜‖著
KADOKAWA 2022.8
かっちゃん さんの評価:
この著者の本は、ホッとするような読後感の良さが好きで、よく読んでいます。しかし、本書は終始暗い感じで、登場人物の未来が良くなっていくと感じられることも一切無く、小野寺史宜さんらしくないと思いました。
この著者の本は、ホッとするような読後感の良さが好きで、よく読んでいます。しかし...
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図書
貸出可能
(22人)
5. 望み
雫井 脩介‖著
KADOKAWA 2016.8
かっちゃん さんの評価:
令和2年に映画化され話題になった小説。行方不明の息子は殺人犯なのか被害者なのか。父と母が息子に望むことの違いがとてもよく伝わってきて、もしも自分が同じ境遇になった時、どのように思ってしまうのか考えてしまった。
令和2年に映画化され話題になった小説。行方不明の息子は殺人犯なのか被害者なのか...
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図書
(18人)
6. 彼女は頭が悪いから
姫野 カオルコ‖著
文藝春秋 2018.7
かっちゃん さんの評価:
小島慶子さんの対談集「さよならハラスメント」に紹介されていたので、読んでみました。
偏差値でしか人の価値を判断しない東大生男子のグループ。彼らは、サークル活動と称した飲み会で、他大学の女子学生をランク付けしながら、意のままに操ろうとするが・・・。
潜在的にある男と女の関係を表現しており、登場人物である東大生たちに対して、とてつもない不快感を覚えるが、考えさせられる作品。
小島慶子さんの対談集「さよならハラスメント」に紹介されていたので、読んでみまし...
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図書
貸出可能
(11人)
7. ピエロがいる街
横関 大‖著
講談社 2017.5
かっちゃん さんの評価:
おそらく誰もが、市長とピエロの関係を想像しながら読みすすめていくと思いますが、最後にとってもすっきりします。
おそらく誰もが、市長とピエロの関係を想像しながら読みすすめていくと思いますが、...
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貸出不可(未所蔵)
(1人)
8. 詰むや、詰まざるや 森・西武vs野村・ヤクルトの2年間
インプレス 2020.11
長谷川晶一
かっちゃん さんの評価:
自分の記憶にある一番古いプロ野球・日本シリーズは、1978年のヤクルトvs阪急でした。その後、私が見てきた日本シリーズで最高に面白かった対戦が、この92年、93年の森・西武vs野村・ヤクルトでした。この2年間の闘いを是非書籍化してもらいたいと、ずっと思っていました。念願叶い、読後感も最高でした。
自分の記憶にある一番古いプロ野球・日本シリーズは、1978年のヤクルトvs阪急...
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図書
貸出可能
(6人)
9. 東京、はじまる
門井 慶喜‖著
文藝春秋 2020.2
かっちゃん さんの評価:
日銀本店や東京駅を設計した辰野金吾の物語。幕末から明治時代へと日本の社会システムが大きく変動した後、日本が欧米列強にひけをとらない一等国であることを、モダンな建築物によって示そうとした人。同著者の「家康、江戸を建てる」とセットで読むのをおすすめします。
日銀本店や東京駅を設計した辰野金吾の物語。幕末から明治時代へと日本の社会システ...
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図書
貸出可能
(16人)
10. 隠居すごろく
西條 奈加‖著
KADOKAWA 2019.3
かっちゃん さんの評価:
幼い孫の素直な言動から、少しずつ変化していくご隠居さんの心情が面白いです。時代小説は苦手なのですが、著者は私の地元・音更の小中学校を卒業しているので、何冊か読んでいます。その中でも一番面白かった作品です。
幼い孫の素直な言動から、少しずつ変化していくご隠居さんの心情が面白いです。時代...
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