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レビュー一覧 (52件)
ブルーツ・リーさんの投稿レビュー/飯能市立図書館
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11. 原子力
図解雑学 竹田 敏一‖著
ナツメ社 2002.9
ブルーツ・リー さんの評価:
数字や数式が登場すると、私、ブルーツ・リーはフリーズいたします。
原子力の説明に関しても、あまりに数字や数式を多発されると、
「いやいや、その数字の結果どうなるかだけが知りたいんだが…」
という、理数系から罵倒されそうな発言をしてしまいたくなります。
この本に関しては、そんな発言を(ほとんど)しないで済みました。
「雑学」のレベルの本であるので、
専門性が高くないということも大きいのでしょうが、
それこそ私のような数学音痴には、これで十分ではないかと思います。
原発事故を起こしてしまった日本に住んでいて、
原子力について知りたいけれど、しかし残念なことに文系。
(私のことじゃあないか)
のような人には、この専門性は高くなかったとしても、
この本のレベルで十分。
原子力についての、基本的な知識を得られると思います。
数字や数式が登場すると、私、ブルーツ・リーはフリーズいたします。原子力の説明に関...
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12. 古代エジプト神々大百科
リチャード H.ウィルキンソン‖著 内田 杉彦‖訳
東洋書林 2004.10
ブルーツ・リー さんの評価:
専門性が、高いです。
エジプトの長い長い古代史の神々を、端から網羅したような、
まさに「辞典」のような一冊です。
こういった専門性が高い作品は、得てして素人にはわからないことが多いのですが、
この本に関しては、そういった心配は無用。
図鑑と言う形式も取っていますが、それでも一冊、無理なく読めてしまいます。
単純に、エジプトの神々が、現代を生きる私にとっても興味深いこともあるのでしょうが、
それでも図鑑になると、読めない本というのがたくさんあるだけに、
ただ専門性が高ければいいや、などと著者が考えていないのだと思います。
専門性が高く、しかも「読ませる」一冊でした。
専門性が、高いです。エジプトの長い長い古代史の神々を、端から網羅したような、まさ...
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13. 大人が憧れる全国美術館ガイド
一度は行きたい、心満たされる空間 美術館記念館・博物館厳選100館の完璧データ 主婦の友生活シリーズ
主婦の友社 2007.11
ブルーツ・リー さんの評価:
旅行ガイドだな、こりゃ。
という印象を強く受けた。
「旅」のコーナーにある本ならともかく、
「美術」の棚にある本としては、専門性は薄く、
とにかくひたすら全国各地の美術館を紹介するのみ。
購入して、手元において旅行のプランを作るのにはいいけれど、
図書館で借りて、2週間手元に置いておくのでは、
あまりこの本の良さは生かせない。と思った。
あくまで旅行の時に、手元に置いておく一冊と言う印象。
旅行ガイドだな、こりゃ。という印象を強く受けた。「旅」のコーナーにある本ならとも...
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14. 世界の歴史 27
自立へ向かうアジア 樺山 紘一‖編集 礪波 護‖編集 山内 昌之‖編集
中央公論新社 1999.3
ブルーツ・リー さんの評価:
これは…いけない。
このシリーズをずっと読んできて、
比較的、どこの国や地域の話であっても、
中立性、公平性を保った内容を展開してきたシリーズにも関わらず、
ここに来てやってしまった、という感じ。
それも、よりによって、日本に関して。
もう日露戦争から第2次大戦のアジアの話となると、
どうしても日本には厳しい内容にせざるを得ない部分もあるのでしょうが、
これは、あまりにも中国側の資料をそのまんま。
日本は徹底的に悪い国でした!のみ。
植民地化の歴史からして、ある程度批判的に書かざるを得ないのはわかります。
しかしながら、ここまで公平に、中立的にやってきて、
なぜいざ自分の国の事になると、ここまでぼっこぼこに書かないといけないのか。
まあ…アメリカに関しても入植者をぼこぼこに書いていたから、
ある意味では整合性は取れているのかもですが…。
せめて、政治的な駆け引きは抜きにして、
事実をただ淡々と書き、その判定は読者にゆだねる形は取れなかったのか。
もちろん、逆方向に偏った本もこの本と同じくらい有害だと思いますが、
左右どちらにも、あまりに偏った内容の本と言うのは、どうなんでしょうか。
個人的には、中立中道の立場から、淡々と、私情を排して歴史を描いて欲しかったと思いました。
これは…いけない。このシリーズをずっと読んできて、比較的、どこの国や地域の話であ...
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15. すべて真夜中の恋人たち
川上 未映子‖著
講談社 2011.10
ブルーツ・リー さんの評価:
混じり気のない、澄み切った冬の夜。
その夜は特別な時間。全てが祝福してくれているみたいに。
真冬の夜の光に恋をするように、世界を信じられたら。
冬の夜の光だけ、孤独な光のみしか集められない存在がいる。
それは、他者に対して自らの意見を発信できないため。
あるいは、他者に対して自らの意見のみを押し通すため。
そんな孤独な魂たちの光。
それらの交わりによって、自らの光=自らの言葉。
を生み出すことができたら?
冬子は、自分の意見をほとんど持たない存在。
それはまるで、他者の光をすべて吸収してしまい、
自らの光を全く持たない存在のよう。
聖は、自分の意見のみで動く存在。
それはまるで、他者の光をすべて反射してしまい、
光ばかり放ち、目がくらむような存在。
彼女たちは、当然のごとく、孤立している。
しかも、彼女たちは校正を職としており、
それは、「間違い」を探す職業。
ある意味では「完成」に近づく作業でもあり、
同時に、何らかの「間違い」とされたものを失う作業。
「間違い」を探したその先に残るものは何?
ある意味で、「間違い」を冒した人物がいる。
「三束さん」の存在だ。
彼は、自らの職業に対して、高校教師であると、
「間違った」身分を名乗る。
実際には、製造業を解雇され、行くあてのない男性だ。
孤独な三人。
しかし、冬子と三束さんが惹かれあううちに、
その孤独な光は、変化を遂げる。
冬子は、聖からもらった服を着ることによって、
ある意味で、「聖として」三束さんの誕生日を祝った。
それは、自分ではない存在。
光を全て反射してしまう、あまりにまばゆい存在になってしまう行為。
その光は、三束さんを辛くする。
触れてしまった光は、宇宙に吸収されるみたいに、
ただ、消えていくだけ。
三束さんの温かさを感じてしまったら、
その熱は、光は消えて行ってしまう。
「間違い」だったみたいに。
でも、それは本当に、「間違い」なの?
聖に、自らの恋の全てを否定された冬子は、
はじめて、聖に、世界に対して、言葉を発する。
それは、冬子にとって、世界に対するはじめての意見表明。
自分の言葉はあってもいい、自分の恋はあってもいい。
つたないながらも、賢明な、必死な、はじめての冬子の言葉。
聖は、冬子の言葉に、はじめて圧倒される。
「間違い」なんかじゃない。
言葉の上の、聖には分からないような恋だって、
触れてしまえば、消えて行ってしまう光のような温かさは、
ぜったいに、「間違い」なんかじゃない。
そう世界に対して自らの言葉を発したとき、
それは、聖の、自分とは異なる存在の肯定へとも繋がる。
冬子がそこにあっていていいように、
聖は聖のままでよい。
三束さんは、三束さんでよいように、聖はそこにあっていい。
世界に、間違いなんてない。
世界は、世界のままでよい!
それでも、三束さんは、全てを許せる気持ちになった冬子の元から去る。
冬子は当然のごとく、悲しみの底に落ちる。
泣いて泣いて泣いて、いつか悲しみが薄れた時、
悲しみもまた、光へと転じる。
悲しみにも、消えて行ってしまう光にも、必ず意味がある。
自らを認め、自らと異質なる聖をも認め、
消えて行ってしまう光すらも認められる。
そんな全てが肯定された世界の中に、言葉が生まれる。
その言葉は、すべてを肯定する言葉。
「間違い」として消えていってしまった光も愛おしく、
「正しい」とされて残っていく存在も美しい。
そして何より、自らの光をも、世界には存在していいのだ、と。
冬子は、冬の夜の光のように、世界を、恋することができた。
そこに、全てを肯定する、はじめての言葉が生まれる。
世界は、冬の夜の星空とおんなじだ。
世界は、冬子を祝福し、冬子は、世界を祝福する。
世界は、冬の夜の恋みたいに、存在するに、値する。
混じり気のない、澄み切った冬の夜。その夜は特別な時間。全てが祝福してくれているみ...
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16. ビデオは語る
福島原発緊迫の3日間 東京新聞原発取材班‖編
東京新聞 2014.5
ブルーツ・リー さんの評価:
福島原発が爆発してから、
いよいよ本格的に炉心溶融が進み、間もなくカタストロフを迎える。
というあたりまでのビデオをひたすら文字に落とした一冊。
まあ、最悪の局面を迎える直前で、
東電がビデオ撮影をやめちゃっているあたり、
本当にやばい事態が起こっていたんだなあ、と。
格納容器の破損がそこまで重篤でなかったから、
今の被害で済んでますが、
格納容器自体が完全にぶっ飛んでしまったら、
被害は今の比では無いわけです。
私はこの災害は事故直後から追いかけてきたので、
このくらいとんでもないことが起こっていることは十分に承知していましたが、
それにしても、会議の模様をいざ文字に起こされてみると、
改めてその事の重大さを再確認する想いです。
もし、原発事故について、詳しい知識や、恐怖感のない方がいらっしゃったら、
この一冊を手に取ってみてください。
おそらく、いかに原発事故が恐ろしい災害だったのか、理解していただけると思います。
福島原発が爆発してから、いよいよ本格的に炉心溶融が進み、間もなくカタストロフを迎...
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17. 蹴りたい背中
綿矢 りさ‖著
河出書房新社 2003.8
ブルーツ・リー さんの評価:
主人公初美は「自分の事しか見えていない」女子高生。
自意識が強く、自分の殻の中に籠ってしまいがちで、
結果高校に入学以降、友達らしい友達ができず、孤立してしまっている。
そんなある日、クラスに同じように孤立している男子、
「にな川」と出会う。
にな川は「オリチャン」というモデルの「ファン」であり、
余りにも熱が高じ、常にオリチャンの事ばかり考えている結果、
初美とは違った意味で周りが見えず、孤立している。
初美は、にな川の言動に、自分より劣るものを見出し、
仲間意識や、同時に優越感を抱くようになったように感じる。
優越感は、次第にある気持ちに変化していく。
にな川の背中を「蹴りたい」という気持ちである。
「蹴りたい」
その感情は、時に恋愛のようでもあるが、
少なくとも本人は決してそれを認めない。
蹴りたい感情は、自分よりも孤独で、自分よりも劣る存在が居る。
という、自意識が満足される感情に近いように感じた。
にな川はオリチャンばかりを見、初美の事はオリチャンを見た女の子、
として扱い、いつも背中を向けてオリチャンの声を、姿を聞いていた。
そんな関係が、ラスト近く、転機を迎える。
背中を蹴りたい初美が、にな川の背中に足を当てる。
にな川がついに気づき、初美の足を見る。
それは、初美にとって、
「蹴りたい」
そんな乱暴な気持ちをも含む、
自分自身のそのままの姿。
にな川が、初めて本当の意味で初美を見た(と少なくとも初美は感じた)
蹴りたい気持ちをも含む、「自分」が見られていると感じた瞬間に、初美が吐いた息。
その息は、震える。
「蹴りたい」気持ちが少しだけ、「恋」に近づいていく。
主人公初美は「自分の事しか見えていない」女子高生。自意識が強く、自分の殻の中に籠...
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18. 史上最強図解よくわかるフロイトの精神分析
久能 徹‖編著 太田 裕一‖編著
ナツメ社 2013.6
ブルーツ・リー さんの評価:
フロイトどころか、心理学に対して初心者の私としては、
とっても読みやすい文章と図解だったです。
本としては、とてもわかりやすい内容だったのですけど、
フロイトの心理学の中身としては…。
ちょっと、「性」に偏りすぎている気がします。
人間のほとんどの行動を「性」に結び付けて考えようとするあまり、
何でもかんでも小理屈を並べ立てて、無理やり全ての行動を性的な欲動から発するもの、
みたいに解釈していて、特に女性としては、受け入れかねる、という内容。
もちろん、人間にとって、性的な部分は大切な要素ですし、
性の欲求によって動いている部分もあります。
でも、それだけじゃないのは事実ですし、
もし性的なものだけで、人間を解釈しようとしたら、
男性と女性では、全く違った生命体を扱うくらいの話になってしまいます。
男性の性的な欲求と、女性の性的な欲求は違いますから。
さらに細かい事象に入り込んでレビューしたいのですが、
とにかくフロイトの心理学は性的なものにばかり傾斜しているので、
そこを詳しく批評しようとすると、とても図書館レビューには書けません。
18禁のブックレビューになっちゃうので、
公共の場所での詳しい批評は難しいです。
とりあえず読んでみていただいて、
どのあたりがあまりにも性にこだわりすぎているのか、
女性からの視点を欠いているのか、
細かい個所について、無理やり性に当てはめてしまっているのか、
あたり、ぜひ考えてみていただきたいと思います。
あくまで本としては本当に初心者としても読みやすい内容ですから、
高校生以上であれば、どなたにもお勧めです。
ただ、フロイトの言っていることをどこまで信用していいか、と言われたら、
かなり胡散臭いような話もだいぶあるなあ、とは思います。
フロイトどころか、心理学に対して初心者の私としては、とっても読みやすい文章と図解...
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19. 世界の歴史 26
世界大戦と現代文化の開幕
中央公論社 1997.12
ブルーツ・リー さんの評価:
時代が下り、ついに現代にかなり近づいてきました。
あまりにも現代の時代に近づいてきたので、
資料には困らなさすぎる感じ。
さらに、第一次世界大戦から第二次世界大戦直前までを扱い、
それも欧米の先進国のほとんどを一冊でカバーしようとしているから、
どうしても内容がぎゅうぎゅうづめになってしまいます。
ただ、30巻で全人類の、それも世界的に、古代から現代までを扱う!
というコンセプトで作られている本ですから、
現代に近い時期になると、ぎゅうぎゅうだろうと何だろうと、
現代に近くなれば、やむを得ない時期なのだと思います。
もうちょっと深く現代を知りたいのならば、
資料も本もたくさん出ているのだから、
さらに自分で詳しく調べればいいのかな。というところでしょうか。
時代が下り、ついに現代にかなり近づいてきました。あまりにも現代の時代に近づいてき...
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20. ちょっと待って! 暮らしとエネルギーを考える
エネルギーフォーラム 2001.12
木元教子 著
ブルーツ・リー さんの評価:
原発推進派の意見も聞きたいと思い、本書を読みました。
ただ、新聞か何かのコラムを集めただけのような内容で、
本全体として、どうして原発を続けなければいけないのか、
という問いに、一直線には答えてはいないと思います。
でも、一冊読めば、ほぼ言いたい内容は分かりました。
やはり経済的側面が大きい、と言うことでしょう。
石油を輸入し続ければ、当然原発よりはるかにコストがかかりますし、
海外から石油を輸入できない事態になれば、
即エネルギー問題が起きる。という内容。
当然、現在の原子力による発電の比率が高い中では、
原発をすべて止めればその経済的損失は多大なものになるでしょう。
個人的にも、その点には賛成。
ただ、長期的に見た場合、更なる原発事故は、何としても避けなければならないと思います。
福島第一原子力発電所のケースでも、最悪格納容器が完全に壊れ、
中の核燃料が空気中に完全に露出してしまった場合、
原子力発電所付近には誰も近づけなくなり、
燃料プールが干上がるなど、最悪の事態が発生した場合、
3000万人が避難しなければならなかったとの調査結果もあります。
ですから、短期的には著者のおっしゃるように、原子力発言を中止した場合の経済的損失が大きいですが、
長期的に、次の原発事故を想定した場合、3000万人の避難者が出るような事態になれば、
国が傾きます。
何しろ、職も家も無い人が、ある日突然3000万人発生してしまうわけですから。
ただこの本は福島原子力発電所の事故以前に書かれた本ですので、
そこまでを求めるのは酷と言うもの。
著者は、自分とは異なる意見、思想を持った人物とも積極的に対話を繰り返しており、
原発がどうこう、というより、その姿勢にこそ、感銘を受けました。
原発推進派の意見も聞きたいと思い、本書を読みました。ただ、新聞か何かのコラムを集...
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