ブックリスト (283件)
unofficial ファン倶楽部さんのブックリスト / 和泉市立図書館
指定順


貸出不可(未所蔵)
12345 (1人)
21. 文化の脱走兵 
講談社 2024.7
奈倉有里
unofficial ファン倶楽部 さんの評価: 12345
去年紫式部文学賞を受賞したばかりなのに・・・。

有里さんを知ったのは『同志少女よ、敵を撃て』の作者との対談『文学キョーダイ』を読んだとき。
『同志少女~』を図書館で予約しようとしたけど200人近くの予約数。どうしよか考えて他の本がないか探して行き当たった。詳しくは書かないが、この作者は言っていることがステレオタイプで、あまり近づきたくないタイプ。で予約は取りやめ。
その姉の有里さんのお話に、この人は何かが違うと強い印象を受けて、『夕暮れに夜明けの歌を』で圧倒された。「目覚めたひと」だとがぜん注目して以来本の刊行を楽しみにしている。

『文化の脱走兵』ってすごく刺激的なタイトル。逆転の発想なのだが”百年前のロシアの詩人”の警句を真っ正面から受け止め、今できることしなければいけないことをユーモアを交えながら真剣に考え、書くことによって力強く実行している姿が、とても頼もしい。
本の内容は全面的に賛同するけど、ちょっと意地悪を言ってみたくなる。有里さんは新幹線をよく利用し、ネットを自由に操っているけど、それらの文明の利器を稼働させるのにどれだけの電力が必要
なのか、分かっていらっしゃるのかな、と。環境を破壊するだけの再生エネだけで賄えるのか。まあ、まっとうな為政者の問題意識としておきますが。あっ、僕は普通の庶民ですので誤解のなきよう。(^^
去年紫式部文学賞を受賞したばかりなのに・・・。有里さんを知ったのは『同志少女よ、...
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図書
貸出可能
12345 (0人)
22. いたずらビリーとほしワッペン
パット ハッチンス‖さく いぬい ゆみこ‖やく
偕成社 1995.12
unofficial ファン倶楽部 さんの評価: 12345


貸出不可(未所蔵)
12345 (0人)
23. リサイクルでかんたん!エコ手芸 直して使おう! 図書館用特別堅牢製本図書
新日本出版社 2022.3
寺西恵里子
unofficial ファン倶楽部 さんの評価: 12345

図書
貸出可能
12345 (0人)
24. もの想う時、ものを書く
Amy's essay collection since 2000 山田 詠美‖著
中央公論新社 2024.11
unofficial ファン倶楽部 さんの評価: 12345
河野多恵子との対談『文学問答』で詠美さんは
作家の一番大切な資質は「記憶力」だと強調して
いたのを思い起こした。
詠美さんも指摘するように記憶は自分の都合のいいように
作りかえるものだとは思うが、この事実を前提にしても
詠美さんの記憶力には驚かされる。

作家生活40周年・・・。もうそんなになりますか。
<大事なのは「ほろ」だと思った。以後、私は、その
「はろ」を追及して今に至る>
冒頭から、こんな、おっと思うフレーズに出会えて、
得した気分になれる・・・詠美さん、絶好調

芥川選評を筆頭に「詠美節」に酔いしれてください。
河野多恵子との対談『文学問答』で詠美さんは作家の一番大切な資質は「記憶力」だと強...
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図書
貸出可能
12345 (0人)
25. 新しい、美しい日本の図書館
立野井 一恵‖著
エクスナレッジ 2024.10
unofficial ファン倶楽部 さんの評価: 12345


貸出不可(未所蔵)
12345 (0人)
26. パニラ・フィスカーのアイロンビーズ・マジック 子どもも大人も楽しめる イヤリング、ブレスレットか
誠文堂新光社 2024.9
パニラ・フィスカー くらもとさちこ
unofficial ファン倶楽部 さんの評価: 12345

図書
貸出可能
12345 (0人)
27. 夜のお店解剖図鑑
お酒を出す店舗の仕掛けと工夫がマルわかり 高橋 哲史‖著
エクスナレッジ 2023.10
unofficial ファン倶楽部 さんの評価: 12345


貸出不可(未所蔵)
12345 (0人)
28. 1日に必要な量の半分の野菜がとれるかんたんワンプレートごはん 
新星出版社 2023.6
阪下千恵
unofficial ファン倶楽部 さんの評価: 12345

図書

12345 (1人)
29. 潮音 第1巻
宮本 輝‖著
文藝春秋 2025.1
unofficial ファン倶楽部 さんの評価: 12345
構想20年、執筆約10年、「文學界」連載92回

連載開始から追うようにして「潮音」を読んでいました。
開始後大河ドラマ「西郷(せご)どん」が放映され、小説連載とあわせ色々と刺激されて、幕末維新ものをじっくり再読することができました。司馬遼太郎、浅田次郎、北方謙三等のあの作品この作品はもちろん、連載終了までに出版された関連する作品を読み、「潮音」の作品世界を様々な角度から堪能できたと思います。全体を通して島崎藤村の「夜明け前」はとても重要ですよ。
最近の関連する作品は例をあげると、玉岡かおるの「帆神」で北前船を操る荒々しい男たちの姿を知り、辻原登の「陥穽 陸奥宗光の青春」では陸奥の有能ぶりと政府転覆計画とのギャップに驚かされ、天童荒太の「青嵐の旅人」に描かれた時代考証を抜きにした(本筋はしっかり固めている)作者の想像力全開の面白さに夢中になりました。今野敏の「天を測る」の「坂本龍馬は売国奴」との認識には度肝を抜かされたなあ。2年前に出た植松美土里の「富山売薬薩摩組」は「潮音」とぴったり重なる作品でその違いを味わうのもいいかもしれません。

第一巻は主人公・川上弥一が富山の薬売りに身を投じたいきさつを背景に、黒船来航から安政の大獄前夜までを描く。連載時になかった章立てがなされていて、とても読みやすくなったかな。作者の語りの妙に引き込まれながら、薬売りという庶民が当時の事件をどう捉え先を読んでいったかが臨場感を持って描かれます。歴史上の英雄や志士が一切登場しません。それにしても、あそこまで薩摩藩に肩入れしたのか。。。作者が言うように「驚くべき集団」ですね。
構想20年、執筆約10年、「文學界」連載92回連載開始から追うようにして「潮音」...
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図書

12345 (5人)
30. ビリー・サマーズ 上
スティーヴン キング‖著 白石 朗‖訳
文藝春秋 2024.4
unofficial ファン倶楽部 さんの評価: 12345
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