しゅうちゃんさんのブックリスト / 甲斐市立図書館

図書
貸出可能
(0人)
751. コロナ・ショックは世界をどう変えるか
政治・経済・社会を襲う危機 イワン クラステフ‖著 山田 文‖訳
中央公論新社 2020.7
しゅうちゃん さんの評価:

図書
貸出可能
(0人)
752. 危機の時代
伝説の投資家が語る経済とマネーの未来 ジム ロジャーズ‖著
日経BP 日経BPマーケティング(発売) 2020.5
しゅうちゃん さんの評価:

図書
貸出可能
(0人)
753. 時代へ、世界へ、理想へ
同時代クロニクル2019→2020 高村 薫‖著
毎日新聞出版 2020.3
しゅうちゃん さんの評価:

図書
貸出可能
(6人)
754. 同調圧力
日本社会はなぜ息苦しいのか 講談社現代新書 2579 鴻上 尚史‖著 佐藤 直樹‖著
講談社 2020.8
しゅうちゃん さんの評価:

図書
貸出可能
(3人)
755. コロナショックと昭和おじさん社会
日経プレミアシリーズ 434 河合 薫‖著
日経BP日本経済新聞出版本部 日経BPマーケティング(発売) 2020.6
しゅうちゃん さんの評価:

図書
貸出可能
(4人)
756. 無敗の男
中村喜四郎全告白 常井 健一‖著
文藝春秋 2019.12
しゅうちゃん さんの評価:
 中村喜四郎は、社会の受けとめは既に過去の政治家となっていた。40歳にして戦後生まれ初の閣僚となり、42歳で建設大臣となり、田中角栄になぞられる形でいずれは総理と評され、政治の表舞台を闊歩していた。ただ、それがゆえ、今から四半世紀前の1994年ゼネコン汚職疑惑に絡んであっせん収賄容疑で逮捕され、約10年の裁判の結果、懲役1年6ケ月の有罪となり、投獄され、国会議員の職も失った。
 ただ、政治家中村喜四郎は死ななかった。裁判中も刑事被告人の身で選挙に出て当選を続けるとともに、投獄され国会議員の職を失った後の逆風の選挙でも当選。負知らずの14回連続当選。彼が選挙で無敗なのは、その選挙活動にあった。選挙活動というと、資金集めでパーティをしたり、企業や団体の組織的支援をえたり、SNSやブログで発信したり、冠婚葬祭の儀式や地域の催しをくまなく回ったりが想定されるが、中村喜四郎はこれらを一切しない。彼が行っているのは、地道な戸別訪問・地域回りと、活動報告。ただ、そのレベルは他の政治家が到底まねができないほど非凡。地域回りは毎週土曜日と日曜日の2日間、朝7時半から夕方6時まで10時間駆け巡り、選挙区の全市町村を2週間で回りきる。テープレコーダーは一切使わず、すべて肉声で政治的主張を発信。これを初当選から40年以上休まず続けている。選挙期間中も、自らオートバイに乗り、12日間で150ケ所以上を演説行脚。もう一つは、国政報告会。月に1~2回、50人から100人規模で国会見学ツアーを実施、政策について時間をとって演説した後、カラオケ大会などで盛り上げる。余興の司会も自分でやり、合間に有権者の声を丁寧に聞いて終わる。終了後は、電車で議員宿舎に帰る。「大臣までになった人間がここまでやる」。中村喜四郎は、自分を律する力が並みではない。自ら決めたルーティンは必ずやりきる。それは、まさに「百人回峰行」にも匹敵する。
 疾風に勁草を知る。苦難にあってはじめて、その人の節操の堅さや意志の強さが分かる。中村喜四郎は、天国も地獄も見てきたその政治家の経歴を生かし、今、野党共闘の舞台を準備。政治家として最後の務めを果たそうとしている。最近中村喜四郎が出ているTVを見たが、政治の状況・社会の状況を、メモを一切見ることなく、数字、年月日を正確に、とうとうと話をす姿に感心させられた。その志は、強いものがあり、空きそうもない扉をこじあけようとする気迫を感じる。政治家とは何か、政治活動とは何かについて、あらためて考えさせられる書。
 中村喜四郎は、社会の受けとめは既に過去の政治家となっていた。40歳にして戦後生...

図書
貸出可能
(3人)
757. 武漢日記
封鎖下60日の魂の記録 方方‖著 飯塚 容‖訳 渡辺 新一‖訳
河出書房新社 2020.9
しゅうちゃん さんの評価:
 「一つの国が文明国家であるかどうかの基準は、高層ビルが多いとか、クルマが疾走しているとか、武器が進んでいるとか、軍隊が強いとか、科学技術が発達しているとか、芸術が多彩とか、さらに、派手なイベントができるとか、花火が豪華絢爛とか、おカネの力で世界を豪遊し、世界中のものを買いあさるとか、決してそうしたことがすべてではない。基準はただ一つしかない。それは弱者に接する態度である」
 本書は、武漢に住む女性作家が、新型コロナウィルスによる都市封鎖2日後から、封鎖が解除されるという決定がされた日までの60日までを、ブログで綴り続けた日記。未知の新型コロナウィルスが蔓延し、人々は恐怖の中で、閉じこもる。医療崩壊が起こり、献身的に治療に携わっていた医師や医療従事者が、次々と斃れていく。現在進行形の日記だからこそのリアル感が満載。「ヒトからヒトへの感染である」という医者の発信がありながら、それに誠実に対応せず、責任をとろうとしない行政や病院の経営責任者に対する叱責には、心の底からの怒りがこもっている。行政による言論統制の厳しい社会、SNSでの誹謗中傷が強い中での発信だからこそ、作家の気迫・覚悟が伝わってくる日記。
 「一つの国が文明国家であるかどうかの基準は、高層ビルが多いとか、クルマが疾走し...

図書
貸出可能
(0人)
758. 嫌われるジャーナリスト
SB新書 517 田原 総一朗‖著 望月 衣塑子‖著
SBクリエイティブ 2020.9
しゅうちゃん さんの評価:

図書
貸出可能
(6人)
759. その裁きは死
創元推理文庫 Mホ15-4 アンソニー ホロヴィッツ‖著 山田 蘭‖訳
東京創元社 2020.9
しゅうちゃん さんの評価:

図書
貸出可能
(0人)
760. 洪水の年 上
マーガレット アトウッド‖著 佐藤 アヤ子‖訳
岩波書店 2018.9
しゅうちゃん さんの評価:
<
>
Powerd By Google

読書状況
カテゴリ