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甲斐市立図書館

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流浪の月
蔵書数: 4冊 貸出数: 0冊
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竜王図書館 <1012393169>
貸出可 / 1F棚17/913.6チ-ハ / / /913.6/ナ/  / 帯出可
敷島図書館 <410984959>
貸出可 / 一般913.6タ-ノ / / /913.6/ナ/  / 帯出可
双葉図書館 <2811024542>
貸出可 / 一般小説913.6ナ-913.9 / / /913.6/ナ/  / 帯出可
双葉図書館 <2811035563>
貸出可 / 一般小説913.6ナ-913.9 / / /913.6/ナ/  / 帯出可
詳細情報
ISBN 4-488-02802-2
13桁ISBN 978-4-488-02802-2
書名ヨミ ルロウ ノ ツキ
著者ヨミ ナギラ ユウ
分類記号 913.6
価格 ¥1500
出版者ヨミ トウキョウ ソウゲンシャ
大きさ 20cm
ページ数 313p
抄録 愛ではない。けれどそばにいたい-。再会すべきではなかったかもしれない男女がもう一度出会ったとき、運命は周囲の人を巻き込みながら疾走を始める。新しい人間関係への旅立ちを描いた長編小説。
メディア化タイトル 流浪の月
著者紹介 滋賀県生まれ。著書に「神さまのビオトープ」「真夜中クロニクル」など。
3人中 3人が好評価
おすすめ
(2019/11/18)
きんちゃん/音更町図書館
現代の社会を反映したしっかりした人間ドラマで読み応えがあった。
 傲慢と善良からやっといい作品に巡り会えた。
4人中 2人が好評価
ファンタジー
(2020/08/11)
habichan/飯塚市立図書館
正直、これが本屋さん大賞か・・・という感想を持ちました。

幼児や女性を誘拐した男性が
こんなやさしいわけがない。

婦女子がモエる小説が
本当のLGBTの人々にとってファンタジーなのと同じかも?

表現の自由は認めますが
こんな人は世の中にはいない!というのを踏まえた上で
若い女性は読んでほしいと思います。
1人中 1人が好評価
著者の世界観が好き
(2020/05/28)
kumyleone/島原図書館
絶妙な感情表現がわかりやすく、情景描写がとてもキラキラしていて、著者が描く空気感の表現方法が好き。音楽で例えるならCHARAやYUKIの歌詞のようなキラキラ可愛い雰囲気。登場人物それぞれがもつコンプレックスと孤独がとても痛々しかったが、自分がありのままでいられる存在が1人でもいることで生きていける。再会するまでも、互いに揺らがない真っ直ぐにそう思える存在がいる。自分ならとても耐えられそうにない、孤独の毎日を送っていた2人が羨ましいとさえ思える絆のストーリーだった。
0人中 0人が好評価
2020年本屋大賞。納得の1冊。
(2021/03/20)
あおば/北斗市立図書館
事実と真実は違う。
どうあがいても理解されない苦しみ。
叫んでも誰にも理解されない。そんな中の2人。

2人でいるときの穏やかで自由な生活を見るのが楽しかった。
読んでいる最中に何度か一章に戻って確認していった。
好きな本。とても好み。
1人中 0人が好評価
心のひだを丁寧に表現。
(2020/05/20)
るなくん/網走市立図書館
被害者と加害者の心の動きを丁寧な描写で進めていく。
「事実と真実」は違うことに心が震えた。

文章の構成力が読んでいるうちに、じわじわと浸透していく。
まるでガラスの心のごとく、壊れそうな繊細さ。
ネット社会の怖さも痛感する。
是非とも皆さんにも読んでほしい一冊。
0人中 0人が好評価
るろうのつづき
(2021/01/24)
まさまき/和泉市立図書館
雨に濡れている子に傘を差し出した時に始まったふたり。本当の優しさの意味を問う繊細で切ないストーリーです。南極星
0人中 0人が好評価
利用者の方からのレビューです。
(2022/04/30)
西都市立図書館/西都市立図書館
心を通わせていた少女更紗と大学生の文は理解の無い大人たちによって誘拐犯と被害女児として引き離される。
15年後、偶然再会するが、傷を抱えて生きる2人の物語は、哀しく切なく、つらい。
それでも、いろんなことを乗り越えて、一緒に生きていくことをきめた2人に、どうか、穏やでやさしい日常がきてほしい。
0人中 0人が好評価
星菫派を見る
(2020/08/09)
勝手勇也/東松山市立図書館
 よく練られたプロットで、玄人受けするのかも知れません(だから「本屋大賞」?)。社会から孤立した者同士が引かれていく中に、現実を逞しく受け止め生きていく人をちりばめ、主人公二人を際立たせています。そして、二人の感情の陰影を丁寧に拾い上げていく技巧はベテランの作家を想像させます。
 ただ、丁寧に拾上げれば拾上げるほど、社会との関係性は遊離します。そこに星菫派(浪漫派詩人の一派)の面影を見出してしまいます。「事実と真実は違う」との決め台詞がありますが、やや陳腐でしょう。二人にとっての真実は事実になるからです。技巧部分を評価して☆3つとします。
0人中 0人が好評価
とっても透明で中性的な物語
(2020/08/04)
ドラゴン/島本町立図書館
不思議な雰囲気を持つ物語である。透明感があり、中性的。優しすぎる人は自己主張が苦手なので、誤解されやすいというのはある程度真実だろう。

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