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ミカエルの鼓動
蔵書数: 3冊 貸出数: 1冊
貸出可能数: 2冊 予約件数: 0件
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竜王図書館 <1012447049>
貸出中 / 1F棚19/913.6モロ914.6カ / / /913.6/ユ/  / 帯出可
敷島図書館 <410999270>
貸出可 / 一般913.6マ-913.9 / / /913.6/ユ/  / 帯出可
双葉図書館 <2811293345>
貸出可 / 一般小説913.6ナ-913.9 / / /913.6/ユ/  / 帯出可
詳細情報
ISBN 4-16-391442-8
13桁ISBN 978-4-16-391442-8
書名ヨミ ミカエル ノ コドウ
著者ヨミ ユズキ ユウコ
分類記号 913.6
価格 ¥1700
出版者ヨミ ブンゲイ シュンジュウ
大きさ 20cm
ページ数 467p
抄録 手術支援ロボット「ミカエル」を推進する心臓外科医・西條と、ドイツ帰りの天才医師・真木。難病の少年の治療をめぐり対立する2人。そんな中、西條を慕っていた若手医師が自ら命を絶ち…。『週刊文春』連載を加筆修正。
著者紹介 1968年岩手県生まれ。「臨床真理」で「このミステリーがすごい!」大賞、「検事の本懐」で大藪春彦賞、「孤狼の血」で日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)受賞。
2人中 2人が好評価
医師の教示。
(2021/10/21)
るなくん/網走市立図書館
毎回ジャンルが違えど、高い作品力で楽しませてくれているが
今回は、医療小説だ。
どんな内容なのか、逸る気持ちでページを捲った。
命の尊さは、全ての人にとって、大事な人が一番重いと思う。
決して命を軽んじたりしてはいけない。
手術支援ロボット「ミカエル」の第一人者西條医師と
天才的手術力を持つ真木医師の二人が思う医療の崇高さが際立つ物語に
酔いしれた。
0人中 0人が好評価
生きようとする実感
(2023/05/03)
あめんぼう/東温市立図書館
主人公は医師。
ミカエルというロボットを使って最先端の手術を行う第一人者。
そんな彼の所属している北海道の大学病院に、以前東京の心臓センターで心臓外科医をしており、今はドイツにいる名医と名高い真木という医師が呼び寄せられる事となる。
彼はロボットを使う医療でなく、従来の方法で手術をする。
主人公とは全く真逆の立場の存在。
そんな折、心臓に疾患をもつ少年が転院してくる。
主人公は少年の手術をミカエルでしようとするが、それに真木は反発する。
少年の手術を通し、二人は対立しながらお互いを認め合っていく事となる。

構成がうまいな・・・と思った。
物語の最初に、誰かが山で遭難しかかっている描写がある。
そして始まった本編。
全く関係ない話がずっと続いていく中、最初の話はどうつながっていくんだろう?とずっと思い惹きつけられた。
途中で、ああ、そうか・・・と思いきや最後のエピローグでその予想が覆された。
でも、山登りの描写ではっきりと伝わるものがあった。

山を登る時、道なき道を行く、木につかまりながら登るという事をするという事は、生きようとしている事につながっているんだ・・・とこれを読んで思った。
自分が何故山を登るのか分からなかったけど、もしかしたら無意識の内に生きようとしている事を実感したいから登っているというのもあるのかもな・・・と思った。

主人公は最初、最先端のロボットを駆使して手術をし、大学病院の次期、病院長になると噂されるまでの人物という事で、功名心や出世欲の塊の人間かと何となく思っていたけど、全く違っていた。
そして、名医と言われるもう一人の医師も。
二人共、恵まれない子供時代を過ごし、苦労をしている。
そして、命というものに真摯に向き合っている。
医療のやり方は違うけれど、目指している先は一緒で、患者さんを救いたいと真剣に思っている。
二人共、とても好感のもてる人物だった。
それがこの物語を底上げしていると思う。
0人中 0人が好評価
面白かったですが
(2022/03/05)
ハンセン/和泉市立図書館
医療モノですが、もう少し医療の部分が掘り下げてあればよかったかなと思いましたが、精神部分が少し多すぎたかなと思いました。けど面白かったです。

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