借金だらけの「ｺﾞｳ」はギャンブルに嵌まっているだらしない
ダメダメの父親だ。
その駄目さにめげず、離婚もせずに寄り添い苦労する母親。
その関係にイライラする娘の歩。
映画を愛する家族が、壊れかけた絆を取り戻していく物語。
昭和の良き時代の映画に関する描写が、なんとも味があり
良かった。そして、映画の神様は、どんなキセキを起こしてくれるのかと
楽しんで読み終えた。

原田さんの「キネマの神様」を山田洋次監督が映画にして、その脚本をもとに原田さんが改めて本にした。以前出していた「キネマの神様」とは別物？！
　菅田将暉くんやジュリーの顔がちらついた🤣
　私的には消化不良でしたから、小説の「キネマの神様」読みました。なるほど映画にしたくなる内容。映画愛が溢れていました。本好きの皆さんには、そちらをオススメします。原作の方をよむと、始めに志村けんさんをキャスティングした意味がわかりました。