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女帝小池百合子
文藝春秋 2020.5
石井 妙子
∥著
(15人)
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竜王図書館 <1012397681>
貸出可 / 1F棚27/281-289.2 / / /289.1/コ/ / 帯出可
双葉図書館 <2811191473>
貸出可 / 一般歴史地理200-299 / / /289.1/コ/ / 帯出可
詳細情報
ISBN
4-16-391230-1
13桁ISBN
978-4-16-391230-1
書名ヨミ
ジョテイ コイケ ユリコ
著者ヨミ
イシイ タエコ
分類記号
289.1
価格
¥1500
出版者ヨミ
ブンゲイ シュンジュウ
大きさ
20cm
ページ数
444p
個人件名
小池 百合子
抄録
女性初の都知事であり、女性初の総理候補とされる小池百合子。キャスターから政治の道へ、男性社会にありながら常に「風」を巻き起こし、権力の頂点を目指す彼女の数奇な半生、つきまとう疑惑を、綿密な取材で描き切る。
著者紹介
1969年神奈川県生まれ。白百合女子大学大学院修士課程修了。「原節子の真実」で新潮ドキュメント賞を受賞。ほかの著書に「日本の血脈」など。
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小池都知事の人生を知る
(2020/07/21)
みつ/勝央図書館
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今までネットニュースで断片しか見てこなかった人向け。私もその1人でした。
親の代の話から、子供時代、そして今に至るまで、いろいろな人の話や資料から綿密に取材されています。
驚いたのが、学歴詐称と噂される問題。
この問題について私はネットニュースで「カイロ大学が卒業していることを認める」という記事を先に読んでいたので、本書に対しては疑惑の目から入った。
読んでいくにつれて、本書のほうが正しいことを言っているような気になってきた。
また、親の性分が割と詳しく書かれているが、すごい性格の人だったのだと思う。
余談だが、最近学んだ心理学の話で、親が些細な嘘でも嘘をつきつづけると、子どもも嘘をつく大人になるそうだ。
また、本物の嘘つきとは、嘘をついていることすら覚えていないそうで、当人にそれを問い詰めても全く意味がないらしい。
親ありきの子か。
ただ、著者は明らかな攻撃対象として小池氏をたたいているわけではなく、時代や環境が生んだ結果できあがった人格だと評価している。
彼女もまた、被害者なのだと。
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不誠実な人
(2020/07/22)
中務光人/池田市立図書館
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「カイロ大学首席卒業」 という経歴はウソ。「卒業」 そのものが嘘であることも間違いなさそう。ということを、著者の信憑性のありそうな書きぶりから、そう確診した。
小池百合子氏の嘘は、これはほんの一部に過ぎない。それまで本人が発言してきたことが、映像として、また活字として残っているようなことでも平気で 「嘘の上書き」 (過去に言ったことを 「言っていない」 と言う) をしてしまう。
虚言癖だけではない。政治・経済などの世界で、力のある人には露骨なほどにうまく取り入ってよいポストを手に入れる。これを次々に繰り返し、用済みの実力者には疎遠になったり、時には攻撃さえもする。このような行動は、時には私生活にも及ぶ。
このような嘘や不義理があっても政治家として、まじめに取り組んでくれたらそれはそれでよいのかも知れない。しかし、大臣となった防衛省や環境省の仕事でもそうではなかったらしい。環境大臣の時に発案した "クールビズ"。これはよいアイデアだと思うが、このような「目立つちょっとした仕事」 はするが、「しっかり勉強してじっくり考えて物事を進めていく」 ということがないようである。(後者の内実については、私にはわかりませんが・・・。)
それに、自分にとってメリットのある上の者には取り入ろうとするが、自分より下と見なした者には容赦がない。官僚しかり、政治家仲間しかり。これが最も悪い影響を及ぼすのが政策にも反映されるということだろう。環境大臣をしていた頃、水俣病患者や石綿による民間被害者らにも、非常に冷たく接し、政治家としてやるべきことをやらなかった。テレビカメラの前では、よい政治家で、裏ではそうではない。
読み始めたころには、著者の書きぶりが 「あまりにも小池批判に片寄りすぎているのではないか」 と、異和感を感じていたが、読み進めてみると、それも十分に納得できる。著者は取材過程で、小池氏と直に接した人と会って話を聞く中で、そのような思い・考えを強くするのも当然と思う。
小池氏の父も大法螺吹きで、力のある者に取り入り、多くの人に金銭面などで迷惑をかける人だったようで、百合子氏もそれを受け継いだのだろうが、非情なところまでも受け継いだのだろうか ?
このようなおとなに成長してしまったのが、父の影響だけなのか ? 考えさせられる。
百合子氏は、最晩年になった時、やりがいのある人生だったと振り返ることができるのだろうか。幸せだったと感じることができるのだろうか。
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不誠実とはを問う。
(2020/10/13)
るなくん/網走市立図書館
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完全に勝手に抱いていた小池氏のイメージが変わった。
学業詐称は以前に噂にになったことがあったが、
それほど気にも留めていなかった。
真実を語ったと信じるに値した、カイロ時代の同居の女性の手紙や日記。
なによりも、彼女が嘘をつくメリットはないと思ったからだ。
本人のインタビューは全くない。
まわりの証言を基に、丁寧に取材した小池氏の人生を綴っている。
信じるか信じないかは、それぞれの読み手次第だとも思うが、
彼女の父親の愚行は許しがたい。
父親を半面教師としたか、同じ心根の人物なのか。
それはさておき、
国政・都政をしっかりやってい欲しいと願う。
イイネ!
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虚像と実像
(2021/01/26)
コメットさん/東松山市立図書館
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マスコミから得られる情報だけでは誤った認識になるのではないかと思い知らされました。
権力を持ちマスコミに圧力をかけ、断片的な映像だけではと嘘も事実のように認識されてしまうようです。
小池都知事に至るまでの裏事情を知ると恐ろしい気持ちになりますね。
現在、この本は貯蔵1冊だけです、この事からも何か権力が感じられる気がします。
是非この本を読んでみてはと思います。
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双葉図書館 <2811191473>
貸出可 / 一般歴史地理200-299 / / /289.1/コ/ / 帯出可
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みつ/勝央図書館
親の代の話から、子供時代、そして今に至るまで、いろいろな人の話や資料から綿密に取材されています。
驚いたのが、学歴詐称と噂される問題。
この問題について私はネットニュースで「カイロ大学が卒業していることを認める」という記事を先に読んでいたので、本書に対しては疑惑の目から入った。
読んでいくにつれて、本書のほうが正しいことを言っているような気になってきた。
また、親の性分が割と詳しく書かれているが、すごい性格の人だったのだと思う。
余談だが、最近学んだ心理学の話で、親が些細な嘘でも嘘をつきつづけると、子どもも嘘をつく大人になるそうだ。
また、本物の嘘つきとは、嘘をついていることすら覚えていないそうで、当人にそれを問い詰めても全く意味がないらしい。
親ありきの子か。
ただ、著者は明らかな攻撃対象として小池氏をたたいているわけではなく、時代や環境が生んだ結果できあがった人格だと評価している。
彼女もまた、被害者なのだと。
中務光人/池田市立図書館
小池百合子氏の嘘は、これはほんの一部に過ぎない。それまで本人が発言してきたことが、映像として、また活字として残っているようなことでも平気で 「嘘の上書き」 (過去に言ったことを 「言っていない」 と言う) をしてしまう。
虚言癖だけではない。政治・経済などの世界で、力のある人には露骨なほどにうまく取り入ってよいポストを手に入れる。これを次々に繰り返し、用済みの実力者には疎遠になったり、時には攻撃さえもする。このような行動は、時には私生活にも及ぶ。
このような嘘や不義理があっても政治家として、まじめに取り組んでくれたらそれはそれでよいのかも知れない。しかし、大臣となった防衛省や環境省の仕事でもそうではなかったらしい。環境大臣の時に発案した "クールビズ"。これはよいアイデアだと思うが、このような「目立つちょっとした仕事」 はするが、「しっかり勉強してじっくり考えて物事を進めていく」 ということがないようである。(後者の内実については、私にはわかりませんが・・・。)
それに、自分にとってメリットのある上の者には取り入ろうとするが、自分より下と見なした者には容赦がない。官僚しかり、政治家仲間しかり。これが最も悪い影響を及ぼすのが政策にも反映されるということだろう。環境大臣をしていた頃、水俣病患者や石綿による民間被害者らにも、非常に冷たく接し、政治家としてやるべきことをやらなかった。テレビカメラの前では、よい政治家で、裏ではそうではない。
読み始めたころには、著者の書きぶりが 「あまりにも小池批判に片寄りすぎているのではないか」 と、異和感を感じていたが、読み進めてみると、それも十分に納得できる。著者は取材過程で、小池氏と直に接した人と会って話を聞く中で、そのような思い・考えを強くするのも当然と思う。
小池氏の父も大法螺吹きで、力のある者に取り入り、多くの人に金銭面などで迷惑をかける人だったようで、百合子氏もそれを受け継いだのだろうが、非情なところまでも受け継いだのだろうか ?
このようなおとなに成長してしまったのが、父の影響だけなのか ? 考えさせられる。
百合子氏は、最晩年になった時、やりがいのある人生だったと振り返ることができるのだろうか。幸せだったと感じることができるのだろうか。
るなくん/網走市立図書館
学業詐称は以前に噂にになったことがあったが、
それほど気にも留めていなかった。
真実を語ったと信じるに値した、カイロ時代の同居の女性の手紙や日記。
なによりも、彼女が嘘をつくメリットはないと思ったからだ。
本人のインタビューは全くない。
まわりの証言を基に、丁寧に取材した小池氏の人生を綴っている。
信じるか信じないかは、それぞれの読み手次第だとも思うが、
彼女の父親の愚行は許しがたい。
父親を半面教師としたか、同じ心根の人物なのか。
それはさておき、
国政・都政をしっかりやってい欲しいと願う。
コメットさん/東松山市立図書館
権力を持ちマスコミに圧力をかけ、断片的な映像だけではと嘘も事実のように認識されてしまうようです。
小池都知事に至るまでの裏事情を知ると恐ろしい気持ちになりますね。
現在、この本は貯蔵1冊だけです、この事からも何か権力が感じられる気がします。
是非この本を読んでみてはと思います。