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流人道中記 下
蔵書数: 2冊 貸出数: 2冊
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竜王図書館 <1012387518>
貸出中 / 1F棚14/913.6ア-オウ / / /913.6/ア/2 / 帯出可
敷島図書館 <410985352>
貸出中 / 一般913.6ア-コ / / /913.6/ア/  / 帯出可
詳細情報
ISBN 4-12-005263-7
13桁ISBN 978-4-12-005263-7
書名ヨミ ルニン ドウチュウキ
著者ヨミ アサダ ジロウ
分類記号 913.6
価格 ¥1700
出版者ヨミ チュウオウ コウロン シンシャ
大きさ 20cm
ページ数 294p
抄録 流人・青山玄蕃と押送人・石川乙次郎は、奥州街道の終点、三厩を目指し歩みを進める。旅路の果てで明らかになる、玄蕃の抱えた罪の真実。武士の鑑である男が、恥を晒して生きる道を選んだのは-。『読売新聞』連載を単行本化。
著者紹介 1951年東京都生まれ。「地下鉄に乗って」で吉川英治文学新人賞、「鉄道員」で直木賞、「壬生義士伝」で柴田錬三郎賞受賞。
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泣きの口上・浅田文学
(2021/06/02)
おおえ廣元/東松山市立図書館
人世流浪の人情芝居・見栄を斬るのも歌舞伎者なれど泣きの物語は、浅田文学へ命哭かれ・・・・涙・涙に付きます。
※江戸末期お武家社会に良くも悪くも、其々作者の悲哀が心に沁みます。

● 以前に某新聞を毎日楽しみに拝読しておりました、毎回の掲載画が文章とリンクして今も脳裏の片隅に残ります。

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下巻の
玄播様と乙二郎殿の二人三脚道中膝栗毛ながら、物語最終ならずしも武士道とは?
浅田文学の作者ならでは永遠のテーマです。
後編の続巻を切に臨みたい。

(玄播には、御上よりの蝦夷地・密命?を匂いがあればこそ)物語が完結すればこそ浅田文学を解釈




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おかしみと感動の浅田節炸裂
(2021/03/19)
kansokotan/島本町立図書館
連綿と二百数十年続いた江戸時代。
武士の本分は戦のはずだったのに形骸だけが残った。
流人と押送人の二人の道中記の話にことよせ
武士の存在の意義とその滑稽さを問う。
流人といえども三千石超の大旗本。しかもワケあり。
押送人はと言えば19歳の若造。
江戸から奥州街道の終点三厩までの道中で海の様な、
空の様な度量の大きな流人に感化され成長する押送人。


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心地よい旅での人情裁き。
(2020/04/08)
るなくん/網走市立図書館
上巻から続く人情裁きは読んでいてとても心地良い。
玄播の人柄がとても魅力的だし、乙二郎の実直さ、素直さが爽やかだ。
そして、後半に明かされる玄播の秘密。
読者が乙二郎ともに旅をして納得する内容だった。
さすがは浅田次郎氏。感服。

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