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ひとつむぎの手
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竜王図書館 <1012330070>
貸出可 / 1F棚17/913.6チ-ハ / / /913.6/チ/  / 帯出可
詳細情報
ISBN 4-10-334382-0
13桁ISBN 978-4-10-334382-0
書名ヨミ ヒトツムギ ノ テ
著者ヨミ チネン ミキト
分類記号 913.6
価格 ¥1400
出版者ヨミ シンチョウシャ
大きさ 20cm
ページ数 298p
抄録 大学病院で過酷な勤務に耐える平良祐介は、医局の最高権力者・赤石教授に3人の研修医の指導を指示される。さらに、赤石が論文データを捏造したと告発する怪文書が出回り、祐介は「犯人探し」を命じられ…。
著者紹介 1978年沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒。日本内科学会認定医。ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞した「誰がための刃」で作家デビュー。ほかの著書に「黒猫の小夜曲」など。
2人中 2人が好評価
医療は患者のためにある。
(2018/11/09)
るなくん/網走市立図書館
「崩れる脳を抱きせめて」を読んで筆者のファンとなった。
繊細な描写は読む方にも緊張感が感じられる。医療の現状の厳しさの中に見出される患者の幸せとはなにか・・・医療は患者のためであり権力の道具ではないと信じたい。
ラストまで平良医師とともに胃がキリキリ・・・どうか願いが叶いますよう祈りつつも、病気にかかったら平良医師に担当医になってもらいたいとそう切に思うものだった。
1人中 1人が好評価
心あたたまる医療小説
(2019/12/07)
はるちゃん/小郡市立図書館
【ネタバレ】
主人公、平良祐介は全科の中で最も過酷と言われる
心臓外科の人材不足を解消すべく、三人の研修医の
指導を任せられ、そのうちの二人以上を入局させる
事が出来れば希望の病院への出向を検討すると
赤石教授に打診される。

出来なければ沖縄の寒村に飛ばされるとあって、
薄氷を踏む思いになるのは分かるが、
前半、平良はやたら周囲の人間の顔色を伺う小心者の
姿が目立つ。
もちろんこれは後半、研修医たちが平良の人格や
医療技術、知識に心酔していくための伏線とは
わかっているものの、イライラが続いた。

10年以上心臓外科の下積みを続け過酷な勤務に
耐え続け、研修医三人全員の入局に成功したものの、
希望していた出向先は赤石教授の甥にあたる針谷が
行く事が前々から決まっていたと知り絶望と怒りに
かき乱される平良だったが、
針谷の芸術的ともいえる手術の技に衝撃を受け、
また、沖縄出向も平良の各科の知識と対応能力、
人柄を高く評価した赤石教授の考えだった事を知り、
純正医大を辞め、出向ではなく就職の形で沖縄へ
向かう決心をする、
赤石教授が退官し、心臓外科の勤務形態改善に力を
そそぐ柳沢准教授が教授へ、
悪役の肥後医局長は左遷· · ·という定番の着地。

とはいえ、中盤の心臓横紋筋肉腫(心臓のガン)に
かかった中学生の話は感動もの。
死の恐怖に荒れる少女、
患者に死んだ妹の姿を重ね、のめり込んで暴走する
研修医の心の成長。
この〔追憶の傷痕〕の章は号泣した。

1人中 1人が好評価
お勧めです。
(2018/11/20)
サーバー不調になるので500件以下にして/網走市立図書館
 医療物ですが、内容を気にせず読んで欲しい作品です、本当の医師の著者が書かれていますが、医療々々していない所が凄く良いです。
0人中 0人が好評価
利用者の方からのレビューです。
(2022/05/25)
西都市立図書館/西都市立図書館
30代半ばの男性医師が心臓外科医への立身出世をめざしているなか医局の人間関係などで思うようにいかない。
患者第一主義で仕事を貫いている為、ハードになるも夜勤もこなすうちに各科の診療ですべて高水準の診察が出来るようになり地域医療へとすすむ。

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