ジャンルの違う小さな世界観の六つの短編。

「ピクニック」・・・ラストがなかなかダーク。
「花うた」・・・兄を殺した犯人との往復書簡はじわじわと心に染みる。
「魔王の帰還」・・・読み終わると、とても素敵な女性となる、いいね！
等、どの作品も、小さな世界観なのに、切なく、悲しく、そして
ちょっとハッピーでお気に入りの作家の一人となった。