ルックス・経済力・会話力等が高いモテ男の西澤架は結婚を決断できない時が過ぎ、本気の彼女から見放され、落ち込む。
お見合いサイト系で相手を探すがどの人もピンとこなかった。
そして真実という女性と2年ほど付き合うが彼女が30歳半ばとなり、自分も40歳直前となった。
そんな折、真実はストーカー行為に怯えたため、守るため架は結婚を覚悟した。
しかしその直後、彼女は失踪する。そして拉致されたと思った架は彼女の痕跡を実家住まい時代から捜査し始める。
そこで浮かび上がったのは彼女の心の重圧。
二人はどう決断するのか興味深い。幸せな結末だといいけれど・・
ただ結婚は終点ではなく始点とは思うけれど、始まらないことには前には進めない。
余談だが「青空と逃げる」を読んだ方「あっ！」になります。

結婚を前に、真実は婚約者の架や、親の前から姿を消す。事件に巻き込まれたのか、架は真実を探すため出会う前に何があったのかを解き明かそうとしていく。婚活で出会うことしかなかった二人を取り巻く状況を、第一部は架の目を通して描かれる。そして、第二部は、姿を消すしか生きる道を見いだせなかった真実の目から語られていく。
婚活アプリや、結婚相談所の現状は未知の世界であったので興味深く読み進めることができた。

ちょーざっくり書くと
架[イケメン高スペックチャラ男]と真実[クソ真面目 良い子ちゃん]
が出会い系アプリで出会い結婚までする話になってます

作中の中で何度も傲慢と善良という言葉が出てきますが自分に当てはめながら自分は傲慢だったなとか確かにあるあるだなぁとか凄く共感しながら読んでました

ただ読んでてしんどかったです笑 
個人的に好きな作品で女性 男性どちらの視点も作中で書いてあるので面白いと思います大人の現実的な婚活 恋愛小説としてオススメです

ドキドキとかキュンキュンとかそうゆう感情は読んでて湧かなかったです