なんでも合理化を追求するあまり創造性という観点で頭打ちになってきている。そこであえて脆さや偶然性を加えることで限界を越えることができるのではなかろうか？例えば絵をデジタルで描くと色が完全に決定されてしまいミスをすることが少ない。しかし絵の具を使って描くと色が混ざり合い自分が思ってもみなかった色合いになる。この偶々できた事象をあえて活かすことで自分の表現の幅を広げることにつながると思う。

なんでも合理化を追求するあまり創造性という観点で頭打ちになってきている。そこであ...

宗教のシステムをこれだけ明らかにした本は読んだことがなかった。全体的にギャグ要素が強く軽く読むことができた。内容は割としっかりしていてその緩急が笑いをそそる。最後まで一貫して教祖になる方法について述べているところが好印象だった。

宗教のシステムをこれだけ明らかにした本は読んだことがなかった。全体的にギャグ要素...

私がゲルニカを見たのは高校生の時だった。美術の教科書にその作品は載せられていた。第一印象はなんだか不気味だった。説明を読むまでは戦争について描かれていることは全く分からなかった。それよりも人間や動物の直面している苦しみを表しているように思った。本書ではゲルニカが完成するまでの経緯、そして完成した後の人々の戦いについて描かれている。本書を読むことで作品を感じ取る新たな感性を引き出されたような気がする。ゲルニカについて興味がなくともアートの価値について知りたい人は一読することをオススメする。

私がゲルニカを見たのは高校生の時だった。美術の教科書にその作品は載せられていた。...

私が細菌について興味をもったのはある記事を見てからだった。その記事ではコンクリートに細菌を練り込むことによってひび割れなどを自己修復するというものだった。細菌の特性についてはまだ分かっていないことが多い。ビックデータを高速で制御できるようになると高度なシミュレーションシステムによって細菌の動作などを高度に再現できるため研究がより進めやすくなると思う。

私が細菌について興味をもったのはある記事を見てからだった。その記事ではコンクリー...

参考文献の引用が秀逸。新たな価値観の解釈の手助けになった。生産性向上の限界による価値の喪失が問題になっている。だから、アート思考のような伸びやかな自己による価値観の定義が必要なのだと感じた。著者の常識の裏側をありありと解釈する様を真似したい。

参考文献の引用が秀逸。新たな価値観の解釈の手助けになった。生産性向上の限界による...