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レビュー一覧 (33件)
たくさんさんの投稿レビュー/市立釧路図書館
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(14人)
21. どちらかが彼女を殺した
[加賀恭一郎シリーズ] 東野 圭吾‖著
講談社 1999.5
たくさん さんの評価:
最愛の妹を殺したのは、彼女の元カレか親友か…
第一発見者となった主人公は、現場の証拠を隠蔽し、自殺として処理するよう誘導する。
目的は、犯人を自らの手で見つけ出す事。
そんな目的を阻むのが、東野作品でおなじみの刑事、加賀恭一郎。
自殺という結論に疑問を持ち、鋭い推理で主人公を追い詰めていく…
”犯人は誰か”の解明と共に、主人公の”隠蔽を加賀刑事に気づかれてはいけない”という、ある種 倒叙モノのような側面もある本作。
タイトルに偽りはなく、どこまでもフェア。
本格ミステリの傑作。
最愛の妹を殺したのは、彼女の元カレか親友か…第一発見者となった主人公は、現場の証...
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(7人)
22. 噂
新潮文庫 お-65-2 荻原 浩‖著
新潮社 2006.3
たくさん さんの評価:
「夜に一人で出歩くと殺人鬼レインマンがあらわれ、殺された後足を切り取られる。ただし、ミリエルの香水をつけていれば助かる」
広告代理店の戦略で女子高生の間で広まった単なる”噂”のはずが、実際に殺人事件が起きてしまう。
犯人を推理するためのヒントの提示がさりげないため、実際に明言されるまで楽しんで読めた。
この本が本当に凄いのは犯人が分かった後。
最後の一文で鳥肌が立った。
「夜に一人で出歩くと殺人鬼レインマンがあらわれ、殺された後足を切り取られる。ただ...
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(52人)
23. 君のクイズ
小川 哲‖著
朝日新聞出版 2022.10
たくさん さんの評価:
競技クイズの生番組Q-1グランプリ決勝戦。
主人公の対戦相手は「問題」という言葉だけを聞き、早押しで正解し優勝した。
出場者の誰もがヤラセを疑う中、主人公は決勝戦の問題を思い返しながら、「0文字押し」の真相を突き止めていく…
競技クイズの世界のテクニックや考え方が登場し、クイズというものに対する知見が深まる作品。
オチは結構あっさりという感じで、個人的にはもう一展開ほしかった。
競技クイズの生番組Q-1グランプリ決勝戦。主人公の対戦相手は「問題」という言葉だ...
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(19人)
24. 十戒
夕木 春央‖著
講談社 2023.8
たくさん さんの評価:
オチが衝撃的だった「方舟」の作者の作品
旧約聖書を引用したタイトルやクローズドサークルといった要素が共通しており、同じシリーズ物という扱いかと思われますが、物語の直接的な繋がりは無いのでこちらを先に読んでも全く問題ないでしょう。
叔父が残した孤島の別荘で殺人事件が起きる。
犯人から課せられた戒律により「犯人捜し」を封じられた時、人々はどのように行動・思考するのか。
前作方舟でも極限状態と特殊な舞台設定により”犯人の良心に期待する”という奇妙な心理状態を描いていたが、今作でも”犯人を刺激しないように推理をしない・調べない”という奇妙な世界になっていた。
エンタメでありながらある種の思考実験のような作品。
オチが衝撃的だった「方舟」の作者の作品旧約聖書を引用したタイトルやクローズドサー...
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(1人)
25. 絶望ノート
歌野 晶午‖著
幻冬舎 2009.5
たくさん さんの評価:
どんでん返し作品と言えば、必ずと言っていいほど名前が挙がる「葉桜の~」の作者、歌野晶午氏の作品。
母親が息子の部屋で見つけた「絶望ノート」。
そこには、日頃彼が受けている壮絶ないじめの実態が日記形式で書き連ねられていた。
エンタメに昇華しながら、いじめ問題への対応の難しさを提起した作品。
382ページ2段組み、という結構なボリュームの作品だが、軽い文体と先が気になる展開であっという間に読めてしまった。
少しネタバレになってしまうが、表紙に描かれた石すら伏線になっていたのは驚いた。
どんでん返し作品と言えば、必ずと言っていいほど名前が挙がる「葉桜の~」の作者、歌...
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(31人)
26. 世界でいちばん透きとおった物語 [1]
新潮文庫nex す-31-2 杉井 光‖著
新潮社 2023.5
たくさん さんの評価:
大ベストセラー作家の死により、彼の婚外子として生まれた主人公の元に、作家の実子である義理の兄から連絡が入る。なんでも、彼には晩年未発表の作品を執筆していた形跡があったのだが、肝心の原稿が見つからない。彼の浮気相手であり校正者をしていた主人公の母親が預かったのではないか、と。
主人公は原稿の行方を探して、かつての父の知人達を訪ねていく…
タイトルだけを見ると、恋愛や純文学のような印象を受けるが、ジャンルとしてはミステリーと思われる。
オチやどんでん返しが衝撃的な作品などに「読み返したくなる」という謳い文句がつけられる事があるが、この本は別の意味でそんな作品。
大ベストセラー作家の死により、彼の婚外子として生まれた主人公の元に、作家の実子で...
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(42人)
27. 爆弾
呉 勝浩‖著
講談社 2022.4
たくさん さんの評価:
器物破損で取り調べを受ける酔っ払いの中年男
自分には霊感があり、これから起きる爆発を感じとることができる と言う
酔っ払いの戯言に思われたが、都内で実際に爆発が起きたことにより事態は一変する。
SNS社会、コミュニケーション下手、言葉や肩書きに対する偏見、他責思考といった現代の抱える問題を扱いながら手に汗握るエンタメへと昇華している。
楽しんで読めるが心に刺さる内容だった。
最後の一行の余韻が耳鳴りのように残っている
器物破損で取り調べを受ける酔っ払いの中年男自分には霊感があり、これから起きる爆発...
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(37人)
28. 名探偵のままでいて
小西 マサテル‖著
宝島社 2023.1
たくさん さんの評価:
主人公が遭遇する謎や事件を、レビー小体型認知症を患う祖父が”安楽椅子探偵”となり真相を解き明かしていく、このミステリーがすごい!第21回大賞受賞作。
第1章を読んだ直後は正直「設定には惹かれるけど、そこまでか?」と思ったが、読み進めるごとに登場人物たちの魅力や物語の展開、丁寧な情景描写に引き込まれて行き、終盤は思わず涙が出てしまった。
ラストの余韻が素晴らしく、久しぶりに”いつまでもこの物語の世界に浸っていたい”と思う作品に出合った。
主人公が遭遇する謎や事件を、レビー小体型認知症を患う祖父が”安楽椅子探偵”となり...
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(58人)
29. 方舟
夕木 春央‖著
講談社 2022.9
たくさん さんの評価:
山奥の建築物に閉じ込められた10人の男女。
脱出するには1人を犠牲にするしかない。
しかも、時間が経つと全員助からない…
そんな状況で起きる殺人。
犯人の目的は?動機は?
いわゆる「館モノ」に分類されると思われるが、登場人物の氏名や建築物の平面図が物語の展開に沿って無理の無いタイミングで読者に開示されるため、より物語の世界に入り込んで読み進める事ができた。
現代を舞台にクローズドサークルの物語を作る上で、一つの課題になるであろう「スマートフォン」の存在。
山奥ゆえに電波は通じないが、電気はあるためオフラインの機能は利用できる。そんな絶妙な舞台設定が見事。
山奥の建築物に閉じ込められた10人の男女。脱出するには1人を犠牲にするしかない。...
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(61人)
30. #真相をお話しします
結城 真一郎‖著
新潮社 2022.6
たくさん さんの評価:
マッチングアプリ、リモート飲み会といった現代的な題材を使ってどんでん返しに仕上げるという、若い感性を感じさせる作品。
短編集ということもあり、比較的さらっと読めるので気軽に騙されたい方におすすめ。
サスペンス、ミステリ程度の流血表現があるので苦手な方はご注意を。
ネタバレになるので詳細は省くが、最後に収録された話が特に「今なら本当にありそう」という、妙なリアリティ+嫌さを感じた。
マッチングアプリ、リモート飲み会といった現代的な題材を使ってどんでん返しに仕上げ...
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講談社 1999.5
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