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レビュー一覧 (29件)
町の図書館で借りたのよさんの投稿レビュー/島本町立図書館
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図書
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(2人)
1. 宇宙戦争
角川文庫 H.G.ウェルズ‖著 小田 麻紀‖訳
角川書店 2005.5
町の図書館で借りたのよ さんの評価:
火星人が攻めてきた。熱線で殺される人類。ロンドンはもうだめだ。だがその結末は…。古典SF。二部構成(火星人が攻めてきた話)(逃避行の出来事話)で、事件に遭遇した男がのちに書いたものであるという作り。映画化もされた。映画では、侵略者の圧倒的な力がすごかったが、この本では19世紀製造の大砲や軍艦で倒していた。何とかなるものだな。ただし毒ガス攻撃はあかん。映画だと車で逃げるが、この本では馬車で逃げる(一応自動車は存在する)。群衆が『逃げる』パニックを描いた作品でもある。登場する副牧師や砲兵が…いい感じにダメなやつ。火星人は「ウラー、ウラー、ウラー、ウラー」と叫ぶ…。
火星人が攻めてきた。熱線で殺される人類。ロンドンはもうだめだ。だがその結末は…...
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貸出不可(未所蔵)
(1人)
2. 元イスラエル大使が語る神国日本 神代から大東亜戦争、現代までつらぬく「日本精神」と
ハート出版 2018.5
エリ・コーヘン 藤田裕行
町の図書館で借りたのよ さんの評価:
古事記には、武装した神が登場する。なので、武士が現れるより前にもう武士道精神があった、的な展開。ざっくりいうとそれが「日本精神」。現代までというのは、著者が武道を嗜んでいるから。
神話の物語は、古事記も聖書も面白い。しかし、イスラエルと日本は似ていると言われても…。
古事記には、武装した神が登場する。なので、武士が現れるより前にもう武士道精神が...
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図書
貸出可能
(1人)
3. [あ]
教科書が教えない日本語 中公新書ラクレ 772 山口 謠司‖著
中央公論新社 2022.9
町の図書館で借りたのよ さんの評価:
タイトルにある「あ゛」は、高橋留美子作「らんま½」の1シーンからとられている。漫画にはこういった変わった文字がたまに出てくる。実は最近のことではなくて、式亭三馬の浮世風呂には「が」の点々を「か゜゜」にして書き、田舎言葉を表現した箇所があるという。話し言葉を文字にするという遠大な計画。先人たちの努力により五十音図は完成した。でもすべてを表現できるわけではない。著者は、外国語の発音を表記するために、例えば「ら行」の文字を90度・180度に傾けた行を追加したら?という。おもしろい。
古代の人はチョウを「ディェップ」と言っていたらしい。それを文字にして「てふ」とか。藤原不比等は「プディパラのプピティォ」と発音されていたとか…ホントかよ。
タイトルにある「あ゛」は、高橋留美子作「らんま½」の1シーンからとられている。...
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図書
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(21人)
4. 100万回死んだねこ
覚え違いタイトル集 福井県立図書館‖編著
講談社 2021.10
町の図書館で借りたのよ さんの評価:
「このタイトルの本を探しているのですが」と言われた著書館職員の記録である。
前後が逆になったとか、作家の名前が混ざっているとかなら、分かるかもしれない。『池波遼太郎の本で~』とか。また、『ウサギのできそこないが2匹でてくる絵本』は、アレかと見当はつくが、笑ってしまう。『そのへんの石』や『独身男性が若い女の子を妻にしようと色々失敗した話』なら、自分は見つけられないだろう。
本書は尋ねられたものを1ページにして、その裏のページに正しいタイトルや、そこにたどり着いた経緯などを書いてあるので、クイズ感覚で読めるのも楽しい。
「このタイトルの本を探しているのですが」と言われた著書館職員の記録である。前後...
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貸出不可(未所蔵)
(1人)
5. ポー名作集
中央公論新社 1993.2
ポー 〔著〕, 丸谷才一 訳
町の図書館で借りたのよ さんの評価:
推理小説の元祖と言われるエドガー・アラン・ポーの8篇を収録。
「モルグ街の殺人」犯人に驚いた。
「盗まれた手紙」逆に考えた。
「マリー・ロジェの謎」ドラマっぽいな。
「お前が犯人だ」語り手がサイコパスでは。
「黄金虫」もう一度読み返したくなる。
「スフィンクス」お前ちょっと休め。
「黒猫」猫好きは読むな!
「アシャー館の崩壊」怪奇ゴシックホラー
※モルグ街の冒頭はややこしいので鷗外先生は翻訳でカットしたそうな(青空文庫で「病院横町の殺人犯」が読める)。
推理小説の元祖と言われるエドガー・アラン・ポーの8篇を収録。「モルグ街の殺人」犯...
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貸出不可(未所蔵)
(1人)
6. イワンの馬鹿
KTC中央出版 2020.10
レフ・トルストイ ハンス・フィッシャー
町の図書館で借りたのよ さんの評価:
働け!もっと働け!と言っているような作品。馬鹿になれ!もっと馬鹿になれ!と言っているような作品だった。悪魔が登場するが、すごいのかすごくないのかよくわからないのが面白い(おなかがすいて倒れるって…)。十代の時に読んでいれば…今では「赤い思想」だとしか思えない。巻末に訳者の祖父、北御門二郎氏の話が載っている。この話も面白い。
働け!もっと働け!と言っているような作品。馬鹿になれ!もっと馬鹿になれ!と言っ...
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貸出不可(未所蔵)
(1人)
7. 青い眼が見た幕末・明治 12人の日本見聞記を読む
芙蓉書房出版 2020.6
緒方修
町の図書館で借りたのよ さんの評価:
2部構成。1部が表紙にも名前が書かれていた各人の日記などを紹介。2部がサイド・ストーリーでその時代のエピソードなどを記す。
12人の日記や手記を紹介した各章だが、途中でその本人がいない時のエピソードが入ってきたり、日本人の話が入ってきたりして、寝ぼけながら読むと混乱する。とはいえ、この時代の出来事は面白いものばかりだ。本人が体験できなかった事件を、別の人が体験してそれが記録に残っていれば、本に書きたくなるのもわかる。
ただ、令和おじさんの悪口、山縣に対する憎悪、官僚に対する敵視はいらなかったな。
2部構成。1部が表紙にも名前が書かれていた各人の日記などを紹介。2部がサイド・...
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図書
貸出可能
(4人)
8. ゲゲゲの女房
人生は…終わりよければ、すべてよし!! 武良 布枝‖著
実業之日本社 2008.3
町の図書館で借りたのよ さんの評価:
売れない漫画家であった水木しげるに嫁いだ著者。
見合いの5日後に結婚して上京。貧乏生活は今の時代信じられないものだった。
質屋にものを入れたり出したりする。これが昭和か…。
お金もないのに連合艦隊なんか作っている場合じゃないよと思った。
大逆転するという安心感があるので読めた気がする。下手な小説なら困窮の日々で本を閉じたかもしれない。
売れない漫画家であった水木しげるに嫁いだ著者。見合いの5日後に結婚して上京。貧...
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図書
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(1人)
9. ベーオウルフ
妖怪と竜と英雄の物語 サトクリフ・オリジナル 7 ローズマリ サトクリフ‖著 井辻 朱美‖訳
原書房 2002.10
町の図書館で借りたのよ さんの評価:
英雄ベーオウルフの活躍が2部構成で描かれる。若いころの妖怪(怪物の方がしっくりくる)退治と老王となった時の竜退治。妖怪の名はグレンデル。やばい。ただ、ベーオウルフは素手で倒してしまう。喜んでいたところ妖怪の母が登場。もっとやばい。でも倒す。年を経て竜が現れ退治に行くが…。ロマンスがないのがちょっと物足りない?ラストの譲位は泣ける。
英雄ベーオウルフの活躍が2部構成で描かれる。若いころの妖怪(怪物の方がしっくり...
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図書
貸出可能
(1人)
10. あらすじで読む名作能50選
新版 多田 富雄‖監修 森田 拾史郎‖写真
世界文化社 2015.10
町の図書館で借りたのよ さんの評価:
能はよく分からない。入門書のつもりで本書を読んだが、読んだ後もそう思っている。初心者のための本。タイトルにあるようにあらすじにより、話の流れは良くわかる。さらにその時の観るべきポイントなども書かれていて予習になる。舞台の名称や能楽師らの上演中の心情などの寄稿文も掲載。巻末には各地の能楽堂の紹介もある。
でも、やっぱり難しい。(動画でちらと見た感想、通して観たこともない、あかん)
能はよく分からない。入門書のつもりで本書を読んだが、読んだ後もそう思っている。...
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角川書店 2005.5
貸出不可(未所蔵)
エリ・コーヘン 藤田裕行
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中央公論新社 2022.9
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講談社 2021.10
貸出不可(未所蔵)
ポー 〔著〕, 丸谷才一 訳
貸出不可(未所蔵)
レフ・トルストイ ハンス・フィッシャー
貸出不可(未所蔵)
緒方修
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実業之日本社 2008.3
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原書房 2002.10
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世界文化社 2015.10